VR開発向けパソコン SOLUTION∞

圧倒的な仮想現実の世界をつくりだす
VR (バーチャルリアリティ)

販売終了致しました。

VR (バーチャルリアリティ)は、『仮想現実』や『人工現実』とも呼ばれています。2016年は、『コンシューマー・VR元年』といった報道を耳にされている方も多いのではないでしょうか。 中でも、HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)と呼ばれる没入型ウェアラブルデバイスで、パソコンなどのコンピューター機器が作り出したサイバースペース(仮想空間)を体験できるVRは、 民生用として広く普及する可能性を秘めており、注目が集まっています。

HMDを用いたVRの歴史は50年近くも前に端を発しているもので決して新しいものではありません。かつては、ディスプレイ視野角の狭さと解像度の低さ、人間の動きへの追従の難しさにより実用的と呼ぶには遠いものでしたが、 高精細な小型ディスプレイおよびモーショントラッキング技術、グラフィックス描画処理性能の向上、パソコンの処理性能向上など、VRにとって欠かせない技術の進歩とこれらの相乗効果よって、 高度なVR体験を誰もが手軽に利用できるようになりました。

VRの産業分野への応用

VRは、コンピューターゲームに代表されるエンターテイメントの分野以外でも、さまざまな産業分野への応用が期待されています。

  • エンターテイメント:ゲーム、アトラクション、シネマ、コンサート、プラネタリウムなどをよりリアルに。
  • 建築:モデルハウスのような実物は不要に。内覧はVRで。
  • 自動車:モックアップや実物は不要に。開発スピードとコストの削減、展示会ではVRで走行体験も可能に。
  • 医療:さまざまな恐怖症などの認知行動療法への応用。
  • 広告:ブランディング、マーケティングへの活用。
  • 旅行・観光:著名スポットへのお試し訪問による顧客の獲得。
  • 宇宙開発:宇宙ステーションでの滞在トレーニングなど。
  • 教育:さまざまなコンテンツを教育へ活用 (科学、地理など)。
  • 職業訓練:専門的職業の技術取得への応用に。高価な教材が不要で何度でも練習可能。
  • データ利用:ビッグデータ データの可視化による分析への応用。

高視野角ディスプレイと低遅延モーショントラッキングが特徴の最新VR HMD

民生用HMDは、今後各メーカーの製品が相次いで市場投入されることが発表されています。 最新のHMDには、VR被験者の体の動きに高い精度で追従するモーショントラッキングシステムや、視界をほぼ覆いつくす広視野角の高精細小型ディスプレイ(スマートホンなどで培われたディスプレイ技術の応用)が搭載されています。

これらの特徴を最大限に生かし、違和感の少ない快適なVR体験をするためには、高解像度かつ高フレームレートの映像描画や、信号化された人間の動きをレスポンス良く追従でき、滑らかに処理できる、高性能なパソコンが必要です。

VR体験おける3D酔いは、人間の持つ感覚と再現されたサイバースペースとの間に生じる感覚のズレに由来すると言われています。レスポンスが悪く遅延の大きいパソコンでは、VRコンテンツを楽しむどころではなくなってしまうのです。

VR READYビデオカード

一般的なパソコンゲームにおける解像度とフレームレートが、1920x1080/30fps(毎秒約 6,000万画素)であるのに対して、より高精細で滑らかな動きが重要となるHMDでのVRでは、3024x1680/90fps(毎秒約4億5,000 万画素)以上が推奨されるなど、一般的なパソコンゲームをはるかに上回る描画性能が要求されます。

これに対して、ビデオカードメーカー各社は、VRに適したビデオカードやシステムに対して、『VR READY』のロゴを付ける取組みを開始しています。この指標によって、ユーザーが迷うことなくVRに最適な製品を選択できるようになりました。

SOLUTION∞のVR開発向けパソコンでは、これらVR READYのビデオカードだけを搭載しています。

ビデオカードメーカー各社の VR READYビデオカード

NVIDIA GeForce GTX VR READY AMD RADEON VR READY
ロゴマーク NVIDIA GeForce GTX VR READY AMD RADEON VR READY
対象ビデオカード GeForce GTX 970
GeForce GTX 980
GeForce GTX 980Ti
GeForce TITAN X
GeForce GTX 1060
GeForce GTX 1070
GeForce GTX 1080
RADEON R9 290/290X
RADEON R9 390/390X
RADEON RX 480
RADEON R9 Fury/Fury X
RADEON R9 Nano

※パソコン工房は、iiyama-PC の LEVEL∞シリーズで、NVIDIA の『GeForce GTX VR READY』パートナープログラムへ公式に参加しています。

各社HMD諸元

各社が発表したVR HMDの仕様を比較しました。

  GALAX VISION VIVE Oculus Rift FOVE StarVR
製品画像 GALAX VISION VIVE - - -
パネル方式   有機EL x2 有機EL x2 有機EL 有機EL(予定)
解像度 1920x1080 1080×1200
(2枚で2160×1200)
1080×1200
(2枚で2160×1200)
2560 x 1440 2560 x 1440
(2枚で5120×1440)
視野角 100度 110度 110度 100度以上 210度
フレームレート
(fps)
60Hz 90Hz 90Hz 90Hz(予定) 90Hz
モーショントラッキング(方式) ジャイロスコープ
加速度、磁気
(各 1,000Hz)
360度モーショントラッキングセンサー(32ヘッドセット)
Lighthouse(レーザー装置)(位置トラッキング)
SteamVR コントローラー(ハンドトラッキング/付属)
360度モーショントラッキングトラッキングセンサー
赤外線カメラ(位置トラッキング)
Oculus Touch(ハンドトラッキング/別売)
360度モーショントラッキングセンサー
小型赤外線アイトラッキングセンサー
ジャイロスコープ
加速度センサー
対応開発環境 Unity4 Steam VR
Unity5
Unreal Engine4
CryEngine5
Rift SDK
Unity5
Unreal Engine4
CryEngine5
Unity5
Unreal Engine4
CryEngine5
 
ディメンション 380g
(ケーブル、ヘッドバンド除く)
    400g (予定)  
推奨CPU Core i3 以上 Core i5-4590 以上
FX-8350 以上
Core i5-4590 以上 ディスプレイポート付きのグラフィックカードを内蔵しており、現在流通する高度なグラフィックスのゲームをWQHD(2560x1440)100FPS 以上で出力することのできるPC  
推奨グラフィクス GeForce GTX 970 以上 GeForce GTX 970 以上
Radeon R9 290 以上
GeForce GTX 970 以上
Radeon R9 290 以上
 
発売日(発表日) 2016/1/12 2016/4/5 2016/3/28 2016年春 2016年後半
    VIVE HMD
VIVE HMD
     

SOLUTION∞のVR動作確認スペックパソコン

SOLUTION∞のVR動作確認スペックパソコン

パソコン工房のビジネス向けラインナップ「SOLUTION∞」(ソリューション インフィニティ)では、各社VR HMDの動作推奨を受けた、VRのコンテンツ開発に最適な動作確認済みスペックパソコンの取組みを始めました。 VRコンテンツの開発はもちろんのこと、VRデモンストレーションやVRコンテンツ再生にも安心してご利用いただけます。

VRコンテンツ制作会社の監修を行った動作実績と検証環境

実際のVRコンテンツ制作会社の監修を行った動作実績と検証環境

国内で数々のVRコンテンツの制作をこなす株式会社AMDIA様とともに、実際のコンテンツ制作の視点で、エンドユーザーのVR体験を最大化させる為の安定動作・快適動作について騒音レベルまでこだわり入念にチェック。 確かな知識・技術と、パソコン工房のパソコンづくりで培ったノウハウをクロスオーバーさせ、自信を持ってお勧めするVR開発向けパソコンが誕生しました。

株式会社AMDIA様への導入事例はこちら

VR HMDメーカー×SOLUTION∞

VR HMDメーカー×SOLUTION∞

自社の動作検証だけでなく、メーカーや、VRコンテンツ制作会社による実機の評価検証をクリアした、VR HMDメーカー認定のVRコンテンツ開発向け推奨パソコンです。

※HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)は別売りです。別途お買い求め下さい。

最適なグラフィックスを搭載

最適なグラフィックスを搭載

高解像度、高フレームレートでの表示でも滑らかなコンテンツ再生を可能とするためグラフィックスにはNVIDIA GeForece GTX 970 などの高パフォーマンスGPUを搭載したグラフィックスを採用しています。

高クロック&複数コアのCPU

高クロック&複数コアのCPU

描画性能とともに重要になるのがプロセッサーパワーです。特にDirectX 12対応コンテンツでは、CPUとGPUの連携がより強化されるので、Core i5やCore i7などのコア数の多いCPUが有効です。

移動を意識したハンドル付き本体

移動を意識したハンドル付き本体

社内での移動、イベントや展示でのデモンストレーションの際にも持ち運びが便利なハンドキャリーフレーム付の小型サイズの本体です。

販売終了致しました。

検索結果は 0 件です。