安いおすすめゲーミングPC 高コスパで10万円台前半から
10万円台前半でゲームはできる?
eスポーツゲームタイトルやFPSマルチプレイPCゲームを高画質かつ、スムーズな映像でプレイするには、パソコンの頭脳である「CPU」と、映像を処理する「グラフィックスカード」と呼ばれるパーツに高い性能が必要となります。これらのパーツは高性能になるほど高価なため、「ゲーミングパソコンは高い」というイメージが広がっています。
一方で、多くのゲームユーザーは、ご自身のゲーミングパソコンでできる範囲で、各種の映像設定などを調整することで、画質と快適さのバランスをとってプレイしています。ここでは、ゲーミングパソコンの中では比較的安いとされる、10万円台前半ゲーミングPCの搭載パーツ、主なゲームの推奨スペックはどうなっているかチェックしてみます。
10万円台前半ゲーミングPCの搭載パーツ
それでは、ゲーミングパソコンとしては比較的安いとされている、10万円台前半のゲーミングパソコンにはどのようなスペックが搭載されているかを見てみます。
10万円台前半ゲーミングPCのグラフィックスカード
グラフィックスカードは、パソコンの中で映像処理を担当します。他の構成パーツがどんなに高速であっても、グラフィックスカードの処理性能が低い場合は、ゲームの重くなるシーン(映像効果が多用されていたり、キャラクターが多い場合など)で映像がコマ送りになってしまうなど、ゲーム体験を大きく損なってしまいます。
搭載パーツ例:NVIDIA GeForce RTX 3050
古くからコンピューター用のグラフィック処理チップを製造している、NVIDIA社のパソコン向けグラフィックス製品で、モデルナンバーが(3050部分)大きいほど、高性能な製品となります。
10万円台前半ゲーミングPCのCPU
CPUはパソコンの多くの演算処理を担当するメインのパーツです。ゲームにおいてはグラフィックスカードの性能が高い場合はCPUも高い性能が要求され、バランスが重要となります。CPUの性能が低い場合、グラフィックスカードの想定されるパフォーマンスが(ベンチマークで数値化するとわかりやすい)出ない、ゲーム全体の動きが重いなどの影響が出ます。
搭載パーツ例:インテル Core i5 プロセッサー / AMD Ryzen 5 プロセッサー
インテル社、AMD社のパソコン用CPU製品となります。シリーズ番号、モデルナンバーが大きいほど高性能な製品となります。
10万円台前半ゲーミングPCのメモリ
メモリはパソコンの作業エリアとなり、搭載量が少ないと処理の待ち時間が発生したり、ゲームでは頻繁なロードや映像の「カクつき」と呼ばれる現象が発生するなど、体感速度に影響します。
搭載パーツ例:各社 16GB
各社メモリ製品となります。同じ規格の製品ではメーカーの差はわずかで、搭載容量の差によるパソコンの作業効率の差が大きくなります。
10万円台前半ゲーミングPCのストレージ
ストレージは、OS(Windows)やゲームのデータを保存する記憶装置です。ハードディスク(HDD)と呼ばれる機構部品を内蔵した装置に代わり、半導体メモリにより高速でゲームのロードも快適なSSDが多く採用されています。
搭載パーツ例:SSD 500GB
各社SSD製品となります。容量が足りなくなった場合はストレージの増設などで対応でき、全国のパソコン工房にてご相談承っております。
CPU、グラフィックスカードともにエントリー~ミドルレンジと呼ばれる性能区分のパーツとなり、メーカー各社が力を入れている高いコストパフォーマンスの製品です。また、メモリーは多くのPCゲームで推奨される容量となっております。
主なゲームの推奨システム要件(スペック)
ここで、人気PCゲームの推奨環境について見てみると、数世代前のエントリー ~ ミドルレンジのパーツ型番が記載されていることに気が付きます。
ゲームタイトル | フォートナイト | オーバーウォッチ 2 | エーペックスレジェンズ |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-7300U 3.5 GHz、 AMD Ryzen 3 3300U または同等のプロセッサ |
Intel® Core™ i7または AMD Ryzen™ 5 |
Intel i5 3570K および同等のプロセッサ |
グラフィックスカード | Nvidia GTX 960、 AMD R9 280、 または同等の DX11 対応 GPU |
NVIDIA® GeForce® GTX 1060/ GeForce® GTX 1650 or AMD R9 380/AMD RX 6400 or Intel® Arc™ A770 | Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 |
メモリ | 16GB以上 | 8 GB RAM | 8 GB |
これは、ゲームメーカーがリリース当時より、映像設定などを利用(またはプレイする環境を検出して自動設定)して幅広いユーザー環境でゲームを楽しめるよう配慮していることを表します。もちろん、最新・最高性能のスペックであればゲームの想定した最高の体験が可能ですが、実際には10万円台前半のスペックであってもゲームを十分楽しむことができます。
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