Vlog編集おすすめパソコン

「Vlog」とは「Video Blog」の略で、動画版のブログの事を指します。文字や写真などで表現する従来のブログとは異なり、映像や音があることで第三者に情報を伝えやすいという特徴があります。現在は主にYouTubeでいろいろなVlogが投稿されており、その内容は自分の日常の過ごし方の紹介や趣味の紹介、旅先での記録、商品レビューなど様々です。インターネット上にログ（日記）として日付順に残せるほか、同じ価値観を持った人からの共感を得られやすいというメリットもVlogの人気の一つです。

CPU：コア数の多いCPUが最適

あまり凝った編集をしないVlogを制作するのであればCore i5・Ryzen 5以上、本格的な編集となるとCore i7・Ryzen 7以上がおすすめです。動画のエンコードには「CPUコア」による並列処理能力がパフォーマンスに影響し、基本的にこのコア数が多ければ多いほど処理能力が高いものになります。

ストレージ：SSDならデータの読み書きに十分な速度を発揮

動画データの読み込みや編集時、エンコード時のいずれもリアルタイムでストレージ（データを保存する場所）を参照します。ストレージの性能がパフォーマンスに影響するため、データ読み書きが高速で行えるSSDがおすすめ。
ただし頻繁にVlogを制作して保存していくとなると空き容量が不足しがちですので、完成した映像は大容量かつ比較的安価に入手できるHDDに保存するという方法もおすすめです。

グラフィックス：エフェクト処理やエンコードに威力を発揮

グラフィックスカードの動画支援機能（CUDAやNVENCなど）に対応する動画編集ソフトを使用すると、CPUと同時にグラフィックスカードの処理能力を利用することで、より高速なエンコード処理やエフェクト表示（画像処理）のリアルタイムプレビュー、多数のトラックのリアルタイムプレビューが快適になるなどの動画編集の快適さに影響します。本格的なVlog制作をしたい場合は、対応する編集ソフトウェアに加えてGeForceやRadeonなどのグラフィックスカードを搭載したモデルを選ぶことをおすすめします。

メモリ：大容量メモリで作業効率アップ

フルHD以下のサイズで動画時間が短めのVlog制作をする場合は8GB程度のメモリがあれば十分です。ただし動画時間が長いものや4Kの動画編集の場合となると、16GB以上のメモリがないとパソコンに負荷がかかり作業効率が落ちてしまいます。編集ソフトの他に別のソフトなどを同時に開いたりする場合も16GB以上を見積る必要があります。

デスクトップパソコンとノートパソコンの違い

デスクトップパソコンは、PC用モニターを使用することでノートパソコンに比べて大きな画面で編集作業ができるというのがメリットの一つになります。また処理能力に優れるスペックのラインナップが多く、腰を据えてじっくりこだわりの編集をすることに向いています。
ノートパソコンは持ち運びできる大きさがメリットとなり、外出先でVlog用動画を撮ってすぐその場で動画の確認や編集するなど、スピーディーに動画公開を行うことに適しています。
おすすめのラインナップを取り揃えておりますので、スタイルにあった製品をお選びください。