CGWORLDコラボ |ゲームエフェクト・シミュレーション制作向け(Unity開発向け)パソコン
ゲームエフェクト・シミュレーション制作向け(Unity開発向け)パソコンについて
ゲーム制作の導入からプロの現場まで広いシーンで活用されているゲームエンジン「Unity」。特に初心者がPCを購入する場合、最低限作業ができるスペックは当然として、他に何を基準にマシンを選べばいいのだろうか。合同会社Flypot代表であり、普段からUnityでゲームエフェクト制作をしている秋山 高廣 氏に、「パソコン工房」ブランドで知られているユニットコム推奨のマシン性能を検証してもらった。
CG MOVIE GARAGEについて
CG・映像専門メディア「CGWORLD」とクリエイター向けPC「SENSE∞ by iiyama」がタッグを結成!
これからはじめる初心者から、プロユーザーまで、さまざまなラインナップのコラボモデルが登場! あなたのCG・MOVIE GARAGEの可能性を∞(無限大)に広げよう!
ゲームエフェクト・シミュレーション制作向け(Unity開発向け)パソコン スペック
PCやスマートフォン問わず、ゲーム制作の導入からプロの現場まで広いシーンで活用されているゲームエンジンのひとつとして「Unity(ユニティ)」が挙げられます。「Unity」はゲームを開発する上で必要な機能がまとめられており、プログラミングの知識がなくても直感的な操作でゲーム制作を行うことができるため、使用者も非常に多いツールです。
このゲームエンジン「Unity」を快適に使用できるスペックや、マシンに必要なポイントはどういったところなのか、普段からUnityでゲームエフェクト制作を専門的に制作している秋山高廣氏に監修・検証していただき、初心者がPCを購入する場合にも最適なスペックのパソコンを製品化いたしました。
CPU | 検証の結果、Unityを使用したゲーム制作では、Core i5などの6コア以上のコア数に加え高い動作クロックなど、コア数と動作クロックのバランスに優れるCore iシリーズプロセッサが最も最適なCPUとなりました。 Unityに加えてさらに別のソフトウェアを併用して爆炎や、竜巻などのエフェクトシミュレーションを行う場合、コア数の多さが重要となるため、Core i7などよりグレードの高いCPUがおすすめとなります。 |
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メモリ | Unityでのエフェクト制作は16GB以上を搭載することで快適に動作することが検証により確認できました。 よりハイクオリティな素材データを使用する場合や、Unity以外のエフェクトシミュレーションやモデリングなどのソフトウェアを併用する場合は、32GB以上の搭載など、必要に応じた容量のアップグレードがおすすめです。 |
ストレージ | SSDを搭載することで、様々な素材データや、アセットを開く際に高速化できます。これらに加え、プロの現場などでは案件に応じて複数のバージョンのUnityをインストールする必要があるなどの場合、容量が重要になります。用途に応じて500GBや1TBなどのアップグレードや2台目のSSDの増設がおすすめです。 |
GPU | Unityで実装された「ユニバーサルレンダーパイプライン」でもミドルレンジクラスのグラフィックスカードで十分な性能を発揮していることが分かりました。 VRやARなどの用途に加え、4Kや8Kなどの高解像度や、多数のエフェクト、ハイポリゴンや高解像度のテクスチャなどを使用する場合、グラフィックスカードへの負荷が高まります。こうした場合は、ビデオメモリが8GB以上搭載する、より高いグレードのグラフィックスカードがおすすめです。 また、最新のグラフィックスカードには、リアルタイムレイトレーシングに対応する製品がラインナップされています。こうした最新テクノロジーを活用する場合などの場合においても、対応するグラフィックスカードへアップグレードすると良いでしょう。 |
合同会社Flypot代表 秋山 高廣 氏×パソコン工房
初心者こそ意識したい Unity向けマシン選び10万円以下でもUnityサクサク!合同会社Flypot代表 秋山 高廣 氏がSENSE∞を検証
合同会社Flypot代表 秋山 高廣 氏
エフェクター。コンポジターとしてCG制作スタジオに務めた後、フリーランスを経てゲームエフェクトを専門に制作、監修する合同会社Flypotを設立。事業に従事するかたわら、ゲームエフェクトデザイナーの育成にも精を出している。
Twitter:@frontakk
https://flypot.jp/
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