CGWORLDコラボ|デジタルスカルプティング向けパソコン

デジタルスカルプティング向けパソコンについて

3DCG制作に革新的な変化をもたらした「ZBrush」とレンダラー「KeyShot」が快適に動作する環境を追求すべく、動作環境を検証しました。
CG MOVIE GARAGEについて

CG・映像専門メディア「CGWORLD」とクリエイター向けPC「SENSE∞ by iiyama」がタッグを結成!
これからはじめる初心者から、プロユーザーまで、さまざまなラインナップのコラボモデルが登場! あなたのCG・MOVIE GARAGEの可能性を∞(無限大)に広げよう!
デジタルスカルプティング向けパソコン スペック
動作クロックとコア数のバランスを重視し、Core i7、Core i9、Ryzen 7、Ryzen 9 のプロセッサーがおすすめです。また、「CUDA」を用いたレンダリング処理を行えるようにグラフィックボード拡張に対応し、4K以上のテクスチャやポリゴン数の多いモデルでも止まることなく扱えます。長時間作業に集中するクリエイターに最適なモデルです!パソコン性能を最大限に活かして自分の納得のいく作品を創りましょう!
※デジタルスカルプティング向けパソコンは、最新のプラットホームに合わせスペックを随時更新していきます。
CPU | ZBrushおよびKeyShotでは主にCPUを使用し演算処理が行なわれます。CPUの動作クロックとコア数の多さが制作効率に影響するため、それぞれのバランスがよいCore i7やCore i9のCPUがおすすめです。多くのポリゴン数を含むスカルプティングやレンダリングでも快適にこなすことができます。 |
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メモリ | ZBrushおよびKeyShotでのメモリ容量は32GB程度の搭載が必要となります。合わせて複数のソフトを併用する場合は、さらにメモリ容量を搭載することでメモリ不足が陥りにくくなり快適性の向上に繋がります。 |
GPU | ZBrushおよびKeyShotでは、主にCPUを使用するため、CPU内蔵グラフィックスでも動作します。最新のKeyShotではCUDAを利用したレンダリング処理やリアルタイムレイトレーシングも可能となっており、ビデオメモリ8GB以上を搭載するGeForce RTXシリーズのグラフィックスがおすすめです。また、ZBrush以外で同時に3Dペイントツールなども使用する場合でも、グラフィックスの搭載が必要となりますので必要に応じて増設を行いましょう。 |
ストレージ | ZBrushで制作した作品のデータ容量が大きくなるほど、高速かつ大容量のSSDの搭載がおすすめとなります。 作品データの読み込み速度に影響するのはもちろん、制作中にクイックセーブ機能が働いた際、HDDと比べ短時間でバックアップデータを保存できるため、より効率的に作業が行えます。 また作品データをたくさん保存する場合、セカンドストレージなどの搭載がおすすめです。 |
デジタルスカルプティング向けパソコンをデジタルスカルプター岡田恵太が徹底検証

Digital Sculptorとしてクリーチャーなどの制作をメインに活動する岡田 恵太 氏にインタビュー
岡田 恵太 氏
1991年7月生まれ、広島県出身。2012年大阪の専門学校を卒業後、大阪のゲーム会社に就職。 2013年に退職し東京へ上京した後、1年ほど荷揚げ屋等をしながら ZBrushを独学で勉強し東京のゲーム会社へ就職。 2015年からフリーランスとなり、「Bloodborne DLC」を初め、主にクリーチャーなどの制作をメインに活動する。2017年3月新会社「Villard」を設立。
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