AMD Radeon RX 5700 XT・5700 | 価格・性能・比較

ゲーミングに特化したRDNAアーキテクチャを採用

RDNAアーキテクチャは、優れた性能と電力効率を発揮するよう新たに設計された次世代のアーキテクチャーです。

非常に効率性の高いRDNAアーキテクチャーにより、これまで以上に低消費電力で高速に動作し、大幅なレイテンシー低下と高応答性のゲーム体験を実現するマルチレベル・キャッシュ階層を備え、ゲームを高速にプレイできるように設計されています。

前世代のGCNアーキテクチャに比べて、新たなアーキテクチャによるクロック当たりの性能向上と、7nmプロセスによる効率化、動作クロックの向上により同じ消費電力の時に最大で50％もの性能向上を果たしました。また、RDNAアーキテクチャーに組み込まれているRadeon Media Engineにより、VP9、H.264、HEVCなどのフォーマットで4Kエンコードや4K/8Kデコードを可能とし、快適なストリーミング配信を楽しむことができます。

ハイレゾHDRディスプレイに最適化されたディスプレーエンジン

Radeon RX 5700シリーズのディスプレイエンジンは、HDMI 2.0bとDisplayPort 1.4をサポートしました。

HDRの対応に加え、8K 60Hz、4K 240Hzなどの解像度や高リフレッシュレートをサポートします。Display Portでは、UHDディスプレイに対応した視覚的に品質劣化のないストリームデータを圧縮して送るDSC（Display Stream Compression）1.2aに対応しています。もちろん、画像のティアリングやちらつきを解消するAMD Radeon FreeSyncやAMD Radeon FreeSync 2 HDRにも対応しています。

入力デバイスの遅延を軽減するRadeon Anti-Lag

Radeon Anti-Lagは、マウスやキーボードなどの操作をCPU側で処理をおこなった後、GPUで処理したうえで映像として出力される際に生じる入力遅延をCPUとGPUの処理を同期させることにより、入力デバイスの遅延が著名なタイトルで約30％ほど削減されます。FPSやMOBA系のeSports向けタイトルで効果が発揮されるため、勝つための重要な機能となるでしょう。

より鮮明なビジュアルを実現するRadeon Image SharpeningとFidelityFX

Radeon Image Sharpeningは、コントラストに応じたシャープニングとGPUのアップスケーリングを組み合わせ、性能にほとんど影響を与えることなく、鮮明なゲーム画質を表現します。この機能は「FidelityFX」によってサポートされ、新作旧作含め多くのゲームタイトルで対応される予定となっております。 鮮明な映像により、ゲームシーンをより美しく鮮明に描画し、また、敵の視認性があがりゲームを有利に進めることができるようになります。