Unreal Engine 5 動作確認済みパソコン
Unreal Engineとは
「Unreal Engine(アンリアル エンジン)」は、エピックゲームズが開発したゲームエンジンです。
ハイクオリティなゲームを作るためのツールやプログラミング(C++)などを含んだ統合開発環境として、クリエイターから人気を集めています。 他のソフトウェアとの連携に優れており、プラグインを通してCGモデリングソフトウェアなどを合わせて使用できます。 また、アニメーションやプロジェクションマッピングなど、リアルタイム映像作成にも使用される他、VRコンテンツへ対応するなど、あらゆる開発をこのソフトウェア一つで行うことができます。機能面ではプログラムを組む際にUIで操作できる「BluePrint(ブループリント)」を搭載し、コードを書かなくてもゲームロジックの組立ができる他、ソースコードへのアクセスも許可されているので、制作するゲーム内容に合わせてゲームエンジンをカスタマイズすることも可能です。
Unreal Engine 5の特徴
「Unreal Engine 5」ではレイトレーシング機能を強化した「Lumen(ルーメン)」や、多数のポリゴンを配置しても動的に最適化する「Nanite(ナナイト)」をはじめとし、UIの更新、オープンワールドの作成を強化した「World Partitionシステム」、アニメーション作成機能の強化、オーディオをノードベースで作成、物理シミュレーションの精度強化などが含まれており、従来の「Unreal Engine 4」からの移行もスムーズに行うことができます。
Unreal Engine 5 動作確認済みパソコンとは
Unreal Engine 5 動作確認済みパソコンは、エピックゲームズジャパン様にアドバイスをいただき動作検証を行った、Unreal Engine 5が快適に動作するパソコンです。ゲーム開発向けのプロジェクトに加え、さらにクオリティの高い映画品質開発向けのプロジェクトで動作確認を行いパフォーマンスを十分に発揮するスペックを導き出し製品化いたしました。
Unreal Engine 5 動作確認済みパソコンでのハードウェア選択ポイント
GPU | 開発作業にあたり最も重要なパーツです。 Unreal Engine 5のLumenやNaniteを最大限使用する場合はDirectX 12やVulkan、レイトレーシング機能をサポートし、ビデオメモリを8GB以上搭載するミドルハイクラス以上のGeForceやRadeonがおすすめです。 |
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CPU | コンパイルの性能に影響し、6コア以上のCPUがおすすめです。 動作クロックはドローコールの増加する多量のオブジェクトを描画する場合に影響し、高クロックであるほど処理効率がよいです。8~16コアのCore i7、Core i9、Ryzen 7、Ryzen 9クラスのCPUがより最適なパフォーマンスを発揮します。 |
メインメモリ | LumenやNaniteを最大限使用する場合は32GB以上がおすすめです。取り扱うオブジェクトやテクスチャー、連携するソフトウェアを起動するなど、扱うソフトウェアに合わせて64GBなどメモリ容量の増設がおすすめです。 |
ストレージ | パフォーマンスには影響しませんが、素材の読み込みやプロジェクトの保存において快適になるSSDがおすすめです。 最低でも100GB以上の空き容量を必要とし、複数のエンジンバージョンやプロジェクトを保存する場合、より大容量のストレージが必要になります。必要に応じて容量の多いドライブの選択や、セカンドドライブの追加などがおすすめです。 |