Quadro搭載パソコン
Quadro後継製品「NVIDIA RTX™」搭載パソコン 販売中!
NVIDIA® Quadro®シリーズグラフィックスカードは販売終了となりました。
パソコン工房インターネット通販では、プロフェッショナル向けグラフィックスカード「Quadro® シリーズ」の後継製品として「NVIDIA RTX™シリーズ」を搭載したBTOパソコンを販売しております。お買い求めの際はこちらからどうぞ。
Turingアーキテクチャ採用「Quadro RTX」
Turing アーキテクチャを採用、従来の Pascal アーキテクチャベースの Quadro P シリーズの後継としてQuadro RTXが存在します。ミッドレンジの RTX 4000、ハイエンドの RTX 5000、ウルトラハイエンドの RTX 6000 / RTX 8000 の3つのレンジ、4製品から構成されます。Turing(チューリング)アーキテクチャの採用により、「RTコア」と「Tensorコア」が搭載されました。
リアルタイムレイトレーシング専用の『RTコア』搭載
リアルタイムレイトレーシング処理を専用に受け持つ『RTコア』を搭載。 リアルタイムレイトレーシング専用のコアで、従来、数分~数時間かかった物理的に正確な影や光の反射・屈折処理を伴う写真品質の画像もハードウェア処理によりリアルタイムに生成する事が可能となります。
FP16/FP32演算を高速処理する『Tensor コア』搭載
FP16/FP32演算を高速処理する、ディープラーニングに特化した『Tensor コア』を搭載。浮動小数点演算処理をより効率的に実行することで、ディープラーニングやAIでの演算処理を高速に行うことが出来ます。
ビデオメモリーの強化
『RTコア』 と 『Tensor コア』 の搭載に加えて、メモリーの強化が行われています。 従来の Quadro P シリーズに搭載されていたビデオメモリー GDDR5X / GDDR5 に比較して帯域面で優位な GDDR6 を採用しています。GDDR5X の最大メモリー帯域 432GB/s に対して、GDDR6 では最大 624GB/s と大幅に向上し、レスポンスの良い処理が行えます。
CUDA コア数の強化
新たなフィーチャーに加え、CUDA コアが増強され、 GPU としての基本性能の強化も行われています。
高度なシェーディング処理
幾何学的に複雑なモデルやシーンを高速に処理し最大2倍の処理能力を発揮するジオメトリパイプラインを提供するメッシュシェーディングや、シーンの内容や方向に基づいてシェーディング処理を変化させてレンダリング効率を向上させる可変レートシェーディングなど、高度なシェーディング処理が可能となります。
クリエイターやビジネスに最適な、Quadroシリーズ
グラフィックスカードに「プロ向け」製品があるのをご存知ですか?CPUやメモリー、記憶装置がどんなに高速で安定性が高くても、グラフィックスカードの処理が遅かったり、 長時間の作業に耐えられなかったりする場合は生産性が低下したり大切な業務の最中にハングアップするなど、パソコン自体の信頼性を損ねてしまいます。
クリエイターが求める信頼性を要求される作業におすすめのQuadro
多くのクリエイターが使用するプロフェッショナル向けアプリケーションでは、エフェクトやレンダリングといった非常に負荷の高い作業を、Quadro GPUのハードウェア支援によりに大幅に効率化する事ができます。 これらのアプリ開発元とQuadroを製造するNVIDIAは、緊密な連携により常に高い水準の動作互換性を保っているため、ユーザーは安心して最新のアプリ、Quadroハードウェアを使用することができます。 また、Quadroのハードウェアは、ボード上の部品から冷却ファンまで、長時間の使用を想定した高い品質で製造されており、失敗の出来ない場面での描画精度、画像処理精度の要求に応える性能を発揮します。
頻繁に更新ができないシステムだからこそ、ビジネスでも信頼性・互換性を重視したQuadroがお勧め
プロ向けとして設計・製造されている、NVIDIA Quadroグラフィックスカードは、設計・制作などの分野で世界的なシェアを持つ各種業務用アプリケーションとの互換性が公式に検証され、 また、ボード自体もNVIDIA社が設計・製造にかかわるなど厳格な管理によって品質が担保されています。
Quadroグラフィックスカードは長期間の製品供給(18~24か月)によりハード・ソフトの互換性が約束されていることも利点ですが、この度、最新のPascal™アーキテクチャを搭載したモデルに刷新が行われ、 大幅にパフォーマンスが向上しました。速さと信頼性が求められる現場に最適です。
あなたに最適なQuadro グラフィックスカード
Quadro搭載 パソコンシリーズの選び方
搭載されているQuadroグラフィックスカードのモデルナンバーが大きい製品ほど、難度の高い作業を短時間でこなすことができます。比較的軽い作業が中心である場合は、Quadro P400、P620またはP1000搭載の省スペースなスリムモデルも選択肢となります。中難度以上の作業からはQuadro P1000搭載モデル以上がお勧めとなり、拡張性の高いミニタワー、ミドルタワーモデルからの選択となります。モデリングやエンコードなどにおいて、作業の進捗をリアルタイムに確認するような高難度の作業にはQuadro RTX 4000やQuadro P4000以上が必須となります。
主な用途 | ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC) CAE ( Computer Aided Engineering ) フォトリアリスティックレンダリング 地球科学 Deep Learning VR GPGPU リアルタイムレイトレーシング(RTXシリーズのみ) |
巨大な3D CADモデル CAE ( Computer Aided Engineering ) フォトリアリスティックレンダリング 地球科学 8K動画編集 Deep Learning VR GPGPU リアルタイムレイトレーシング(RTXシリーズのみ) |
複雑な3D CADモデル DCC ( Digital Content Creation ) 3D医療画像解析 VR 地球科学 リアルタイムレイトレーシング(RTXシリーズのみ) |
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おすすめのグラフィックスカード | Quadro® GV100 Quadro RTX™ 8000 |
Quadro RTX™ 6000 Quadro® P6000 |
Quadro RTX™ 5000 Quadro® P5000 |
主な用途 | 高度な3D CADモデル DCC ( Digital Content Creation ) 医療画像解析 VR リアルタイムレイトレーシング(RTXシリーズのみ) |
3D CADモデル DCC ( Digital Content Creation ) 製品ライフサイクル管理(PLM) 医療画像解析 BIM |
2D CADモデル 映像編集 製品ライフサイクル管理(PLM) |
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おすすめの グラフィックスカード |
Quadro RTX™ 4000 Quadro® P4000 |
Quadro® P2200 Quadro® P1000 |
Quadro® P620 Quadro® P400 |
Quadro 製品比較表
GeForceとの 主な違い |
Quadro®シリーズ | GeForceシリーズ |
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製品イメージ | ||
最適化API | OpenGL | DirectX |
主な使用目的 | 業務用 | 民生用 |
設計 | NVIDIA® | グラフィックスカードメーカー各社 |
供給 | 18~24か月 | 後継世代が発売されると終息 |
保証 | 3年間 | 各メーカーが設定 |
重点 | 計算、描画速度 | 処理速度 |
動作テスト・ 認定 |
多数のプロ向けアプリで ハードウェア認定 |
テストの対象にならない |
モデル名 | Quadro GV100 |
Quadro RTX8000 |
Quadro RTX6000 |
Quadro RTX5000 |
Quadro RTX4000 |
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製品イメージ | |||||
CUDA 並列処理コア |
5120 | 4608 | 4608 | 3072 | 2304 |
メモリサイズ | 32GB HBM2 |
48GB GDDR6 |
24GB GDDR6 |
16GB GDDR6 |
8GB GDDR6 |
メモリ インターフェイス |
4096bit | 384bit | 384bit | 256bit | 256bit |
最大 メモリバンド幅 |
870GB/s | 672GB/s | 672GB/s | 448GB/s | 416GB/s |
最大 電力消費 |
250W | 295W | 295W | 265W | 160W |
ディスプレイ コネクタ |
DP DP DP DP |
DP DP DP DP VL |
DP DP DP DP VL |
DP DP DP DP VL |
DP DP DP VL |
VR Ready | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
モデル名 | Quadro P5000 |
Quadro P4000 |
Quadro P2200 |
Quadro P1000 |
Quadro P620 |
Quadro P400 |
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製品イメージ | ||||||
CUDA 並列処理コア |
2560 | 1792 | 1280 | 640 | 512 | 256 |
メモリサイズ | 16GB GDDR5X |
8GB GDDR5 |
5GB GDDR5X |
4GB GDDR5 |
2GB GDDR5 |
2GB GDDR5 |
メモリ インターフェイス |
256bit | 256bit | 160bit | 128bit | 128bit | 64bit |
最大 メモリバンド幅 |
288GB/s | 243GB/s | 200GB/s | 80GB/s | 80GB/s | 32GB/s |
最大 電力消費 |
180 W | 105 W | 75 W | 47W | 40W | 30W |
ディスプレイ コネクタ |
DP DP DP DP |
DP DP DP DP |
DP DP DP DP |
mDP mDP mDP mDP |
mDP mDP mDP mDP |
mDP mDP mDP |
VR Ready | ○ | ○ | - | - | - | - |
※DP…ディスプレイポート、mDP…ミニディスプレイポート
※VL…VirtualLink(USB Type-C)
※対応する入力端子をもつディスプレイに直接接続する他、DP-DVI変換ケーブルを用いてDVI出力に変換することもできます。
Quadro グラフィックスカードおすすめポイント
世界中のプロから信頼されるQuadro
NVIDIA Quadroは、プロフェッショナル用途向けに特化したグラフィックスソリューション。長時間に及ぶCG作成でのレンダリングをはじめとするクリエイティブ用途、CAEでの解析やCADでのモデリング用途、医療における製品イメージング用途などメディアからエンターテインメントまで幅広く使用されています。
OpenGLに最適化
GeForceが多くのWindows用ゲームソフトなどで用いられるDirectXと呼ばれるAPIに最適化されているのに対して、Quadroは、3DCGの作成やCADでのモデリング用途に多用されるクロスプラットフォームAPIのOpenGLに最適化されています。
ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認証
Quadroは、75社以上のソフトウェアメーカー各社と協力し、アプリケーションの最適なパフォーマンスと安定性を確保することに特に注意が払われています。独立系ソフトウェアベンダー(ISV)各社がNVIDIA Quadroのテスト実施とハードウェア認証を行うことで、堅牢で信頼できるプラットフォームを保証しています。
最先端の ディスプレイ技術とインターフェース
Quadroに搭載されているNVIDIA Mosaic(モザイク)テクノロジーにより、複数のディスプレイで自分のデザインを見る場合でも、アイディアを4Kに映し出す場合でも、画質の低下を気にすることなく簡単な操作であらゆるアプリケーションを展開することができます。