斎藤瑞季さんインタビュー|Mayaアニメーター向けパソコンSENSE∞
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StudioGOONEYS 斎藤瑞季氏が検証 自作派も納得できるMayaアニメーター向け構成とは?
斎藤瑞季
(StudioGOONEYS 代表取締役社長)
1981年生まれ。群馬県出身。 デジタルハリウッド大学大学院を第二期生として卒業後、2012年に株式会社StudioGOONEYSを設立。 これまでに手がけた主な作品としては、『疾走、ヤンキー魂。』(2014)やSUBARUの『VISIV』シリーズ(2013~2014)、『SHOW BY ROCK!!』など、ゲームからCM制作まで多岐にわたる。
StudioGOONEYS Webサイト斎藤さんご自身、かなりの自作PC好きだと伺いました。
レンダーファームも含めて社内には約150台のPCがあり、全て自分が自作しています。メーカー製PCに比べて、コストパフォーマンスが高いですし、余計なソフト付いていませんからね。
そんな斎藤さんから見て、当社BTOマシンはどのように映りますか?
良質なパーツが使われていて、プロが責任をもって組み立ててくれている印象ですね。自作パーツにはノンブランド品も多いのですが、検証用PCをチェックしていて、パーツの品質が良いことに驚きました。またCPUグリスひとつとっても、様々な塗り方があり、初心者は混乱しがちです。これらをお任せできる点がありがたいです。
その時々で最善のパーツを用いながら、国内でプロが1台ずつ生産しています。また、CPUグリスやクーラーも、オーダー時にブラウザ上で選択していただけます。
3機種の中では、「スタンダードモデルB」が最もバランスがとれているように思いました。アニメーション作業だけなら、「スタンダードモデルA」でも十分だと思います。「アドバンスモデル」はゼネラリストやルックデベロップメント作業者向けに余裕のある性能になっていますね。
できるだけ価格を抑えるために、光学ドライブやHDDを省略してみました。この点はいかがでしょうか?
ほとんどのデータはサーバ上にアップロードされているので、会社で使用するだけなら問題ないですね。ただ、クライアントから資料がDVD-Rで送られてくることもあるので、フリーランスなら必要かもしれません。HDDについても、必要なら増設すればいいだけの話です。それよりも体感速度を考えれば、SSDの方が必須です。
HDDを増設されるなら、ホットスワップ対応のリムーバブルケースがお勧めです。こちらもメニューからご選択いただけます。
たしかにリムーバブルケースは便利ですね。自分は面倒くさがって、つい外付けのHDDクレドールを使ってしまうんです。この前も「これにコピーしておいて」と3.5インチHDDを手渡したら、スタッフが目を丸くしていました。
自作愛にあふれるエピソードですね。
3DCGアーティストにとってPCは仕事の道具ですからね。道具に投資するのは当たり前のことです。その点、今回のPCはいずれも長く使えそうだと感じました。
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