小林 良平 氏インタビュー|スマホ3Dアプリ開発おすすめパソコン SENSE∞

  • 初めての3DCGから本格ゲーム開発まで
    予算10万円台“Blender”向けPCをMUGENUPが検証!

    高機能で無料で使用できる3DCGツールとして、高い人気を誇るBlender。3DCGの初心者からプロまで幅広いユーザーに活用されているツールだ。それでは、Blenderを導入する上で、どのようなパソコンスペックが必要なのか。全国に幅広いクリエイターのネットワークを持ち、ゲームアセットの制作も行うMUGENUPが検証した。

    小林 良平 (株式会社MUGENUP )
    専門学校卒業後1995年、ゲーム開発会社に就職。その後、広告業界に転身し、Webディレクターをつとめた後、10年前からゲーム業界に復帰する。現在は同社のデジタル・クリエイティブ事業に携わり、登録クリエイターのディレクションを行いつつ、個人でもBlenderを使用する毎日
    https://mugenup.com/

    株式会社MUGENUP 小林 良平氏の作品です。

    今回の検証はBlenderに向くパソコンスペックです。

    個人的にBlenderが好きで、自分からお願いしました。XYZ軸が他のツールと90度異なるなど、操作に癖はありますが、ショートカットキーの配置などが考え抜かれていて、いちど手になじむと手放せないんです。 以前3DCGツールの選定作業に関わった際、同じ作業を約60%の期間で完了させられたため、その案件ではBlenderが採用されたこともあります。

    すべての作業をBlenderでまかなうことができますか?

    弊社ではクライアント企業から案件を受注し、登録クリエイターと共に、主にゲーム用3DCGアセットを制作することが多く、私はディレクターをしています。セットアップに一日の長があるため、最終的な納品データはMaya形式となりますね。

    ただし、それに至るまでのモデリング・UV展開・テクスチャ作業は各人の自由で、Blenderを使われている方が一定数いらっしゃいます。スペック的にもGeForce GTX 1060以上のGPUを搭載したPCであれば、十分業務に使用できます。無料で使用できるため、2Dクリエイターで3DCGを勉強したいという人にも、お勧めしています。

    今回は初心者向けを意識して、GeForce GTX 1060を搭載しつつ、価格も絞り込んでみました。

    スタンダードモデルは拡張性が高くて、学生でも長期間にわたって活用できるのではないでしょうか。 ストレージも、ゲームエンジンやモデリングデータの容量が大きくなるため、業務で使用するなら1TB以上のSSDやHDDを増設すると良いと思います。

    ノートPCにもGeForceGTX 1060を搭載したモデルを選択しています。

    スタンダードモデルとの価格差が2万円程度で、持ち運びができるのだから、実は一番お勧めかもしれませんね。Blenderを使用する上で必須となるテンキーも装備されていますし、3DCGだけでなく、最新ゲームも楽々プレイできます。 自分はゲーム業界をめざすなら、最新ゲームを遊んで欲しいんです。その上で自分が作っている作品との違いを感じて欲しい。家でも学校でも、これ一台で済ませたいなら、お得な一台だと思います。

    確かに、ゲームプレイも制作も1台で楽しめるパソコンがお得ですね。ご予算や用途に応じてパーツが自由に選べる当社のiiyamaPCでご相談いただければ幸いです。


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