CGWORLDコラボ | ファー表現・流体シミュレーション向けパソコン


ファー表現や流体シミュレーションなどの、大量の物理演算処理が必要になるシーンで活躍が期待されるメニーコアCPU Ryzen ThreadripperとRyzen 9でヘビーなCGタスクに最適な構成を検証、CG・映像専門メディア「CGWORLD」とクリエイター向けPC「SENSE∞ by iiyama」がタッグを結成! これからはじめる初心者から、プロユーザーまで、さまざまなラインナップのコラボモデルが登場! あなたのCG・MOVIE GARAGEの可能性を∞(無限大)に広げよう!


※パソコン内の画像はLinda Houdiniチームの作品です。
AMD Ryzenプロセッサー / Windows10 標準搭載


CG制作、動画編集は特にPCのスペックが要求される分野です。しかし、どのパーツをどのグレードまで引き上げるべきなのかわかりづらいのが実情ではないでしょうか。
そんな中で、徹底的なパフォーマンス検証を行った上で、必要十分なスペックを見極め、予算の中で組み上げようとするパソコン工房さんの姿勢は頼りになります!今後の様々なアプリケーションを用いた検証に期待です。
CG・映像の専門情報サイト CGWORLD.jp
グリオグルーヴ リンダチーム Houdini Bros. と トランジスタ・スタジオ監修による、ファー表現・流体シミュレーション向けパソコン
ハイクオリティなCG・VFXに不可欠なエフェクト処理に使われる動物や衣服などのファー表現や、激しく波立つ水面の流体シミュレーション、炎や雷、霧などのエンバイロメントエフェクト処理は、リアリティや迫力を高めるため大量の物理演算処理が必要となります。これらの処理にはハイエンドクラスのメニーコアCPUが必要不可欠です。
数々の映画やゲームでヒーロショットを担当し、高い評価を集めるグリオグルーブ リンダチーム Houdini Bros.様のワークフローで使用されるソフトウェア「Houdini」で流体シミュレーションの検証を、「mantra」でレンダリングを行い、これらを快適に動作させることができる最適なスペックを導き出し製品化いたしました。 また、ハイエンドなCG映像制作で知られるトランジスタ・スタジオの秋元氏による、搭載OSによるHoudiniの処理速度の違いの検証では、Linuxを使用することによって、作業時間の短縮につながることがわかり、OSについてもワークフローに応じて選択できるようOSなしのモデルの製品化を行いました。
CPU | 検証の結果、12コア以上のコア数に加え4.5GHz以上の動作クロック、処理効率の高い最新のアーキテクチャなどバランスに最も優れるのが動作クロックが高くかつ、コア数の多いRyzen 9が最も最適なCPUとなりました。 Houdiniで設定したノードの処理内容によってはコア数が生き、32コア64スレッドにもなるRyzen Threadripperが高いパフォーマンスを発揮します。 |
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グラフィックスカード | 「Houdini」や「mantra」を使用するうえでは、表示のために必要最低限のグラフィックスカード搭載で問題ありませんが、「Redshift」などのGPUレンダラーを使用する場合はCUDAコア数が多くかつビデオメモリ容量の多いGeForce RTX 2080 TiやTITAN RTXなどのハイエンドクラスのグラフィックスカードを搭載することがおすすめです。 |
メモリ | ファー表現や流体シミュレーションをHoudiniで行う場合、処理するエリアの広さや内容によってメモリ必要量が増加します。今回の検証では32GB以上のメモリが必要となり64GBが最適な搭載容量となりました。 |
ストレージ | 「Houdini」では複数のシミュレーション処理を重ねていくワークフローとなり、以前の計算結果などキャッシュを次の処理に使用するため、より高速なストレージの搭載が有効となります。読み取りが高速なNVMe SSDや、さらに耐久性に優れるOptane SSDが最適な選択となります。また、Houdiniのシミュレーション処理では大量のキャッシュファイルが作成されるため、OSがLinuxの場合、ファイルアクセス速度が高速のため、より高いパフォーマンスを発揮させることができます。 |

CGWORLD 2019 クリエイティブカンファレンスに出展
ゲーム、映像、アニメ、建築ビジュアライゼーション、インタラクティブアートなど、 全てのCGアーティストのためのカンファレンスイベント「CGWORLD 2019 クリエイティブカンファレンス」にファー表現・流体シミュレーション向けパソコンを出展いたしました。
CG・MOVIE GARAGE LINEUP
アドバンスドモデル
GeForce RTX 2080 Ti 搭載モデル
ファー表現・流体シミュレーション作業に対し、Linda Houdiniチーム様のワークフローに最適化した、コストとパフォーマンスを最大限両立させたモデル
プロフェッショナルモデル(圧倒的なパフォーマンスで作業時間を大幅に短縮)
TITAN RTX 搭載モデル
ファー表現・流体シミュレーション作業に対し、パフォーマンスを徹底追及したモデル。32コア64スレッドのマルチコア性能に優れるCPUであり、さらにメモリの搭載量が必要になる場合により優れたパフォーマンスを発揮します。
ワークフローに応じてOSなしモデルも選択可能
ファー表現・流体シミュレーション作業において、選択するOSにより処理速度がより向上することが分かりました。ワークフローに応じて、最適なOSが選択できるよう、OSなしモデルもご用意しました。
Houdini 流体シミュレーションをLinda Houdiniチームが検証

AMD Ryzen 9/Threadripper
メニーコアCPUでヘビーなCGタスクは高速化できるのか?
最大32コア/64スレッドを搭載し、メニーコア時代の旗手とされるAMD Ryzenシリーズ。ファー表現や流体シミュレーションなど、大量の物理演算が必要なシーンで活躍することが期待される。パソコン工房の機材協力のもと、グリオグルーヴ リンダチーム Houdini Bros.に、その実力を検証してもらった。
グリオグルーヴ リンダチーム 今宮和宏 氏
Houdini Bros.シニアアーティスト。R&Dをもとにワークフローを制作し、マネジメントをこなしつつ、自分でもショット制作を行うプレイングマネージャー。自然現象をはじめとしたエンバイロンメント系のエフェクト制作を得意としつつ、魔法などの表現にも意欲を見せる。「現実にないエフェクトを、いかにリアリティをもって表現できるかに関心がありますね」。過去に手がけた作品は映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』、ゲーム『モンスターハンターシリーズ』など。
株式会社グリオグルーヴ
次世代のHoudini制作環境とは?
トランジスタ・スタジオ 秋元純一氏が検証

AMD Ryzen 9/Threadripper
OSの選定でメニーコアCPUを極限まで使いこなす
最大32コア/64スレッドを搭載し、メニーコア時代の旗手とされるAMD Ryzenシリーズ。大量の物理演算を行うHoudiniと相性が良いとされるCPUだ。もっとも、その実力を極限まで使いこなすうえで、OSの選定が鍵を握ることは、あまり知られていない。パソコン工房の機材協力のもと、トランジスタ・スタジオに違いを検証してもらった。
株式会社トランジスタ・スタジオ 取締役副社長 秋元純一氏
2006年に株式会社トランジスタ・スタジオに入社。専門学校時代よりHoudiniを使用し続け、現在CGWORLD.jpにて「Houdini Cook Book」を連載中
株式会社トランジスタ・スタジオ
メディア掲載
CG・MOVIE GARAGEモデル

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