iPhoneを初期化、バックアップ、復元する方法

最終更新日 : 2019/2/15

iPhoneを売りたいときや、下取りに出す際に必要な「iPhoneの初期化」作業をご説明します。

また、必要なデータをバックアップしておく方法や、バックアップから復元する方法など、初期化する上で行いたい手順もあわせて解説します。

買取に出す前、譲渡する際、調子が悪い時に初期化したい！そんな時にご利用ください。

初期化すると、どうなるの？

初期化の前に、初期化するとお持ちのiPhoneがどうなるのか、知っておきましょう。

あなたが保存したアプリ、ゲーム、写真、動画、連絡先や壁紙の設定などが消え、購入時の状態に戻ります。以下が主な消えるデータです。

消えるのはiPhone内部のデータのみです。例えば、LINE、Twitter、インスタグラムのアカウントや投稿は消えません。アプリにアカウントとパスワードを再度入力すれば使えるようになります。

「初期化はしたいけど、データは残したい」という方も多いと思います。その場合は初期化の前にバックアップを取りましょう。バックアップを取ることで、初期化した後にデータを入れなおしたり、別のiPhoneにデータを移すこともできます。

次の章ではバックアップの取り方をご説明します。バックアップが必要ない方は、次章の「データのバックアップをとろう」を飛ばしてください。

データを残したい方は、初期化前にバックアップを取りましょう。

iCloudでのバックップと、iTunesでのバックップの方法があります。

両者の違いは以下となります。

iCloudでのバックアップ: パソコンがない方はコチラをご利用ください。設定をすると常に自動で保存されます。容量制限がありますので、場合によっては容量を増やす必要があります。また、iTunesでのバックアップよりも、バックアップされる項目が少ないです。
iTunesでのバックアップ: パソコンがある方はコチラがお勧めです。パソコンの容量が許す限り保存でき、殆どのデータをバックアップできます。バックアップを取る際は手動で行う必要があります。

「設定」をタップ
ログインしているアカウント名をタップ
「iCloud」をタップ
「ICLOUDを使用しているAPP」の項目に、iCloudで保存される内容の一覧が表示されています。必要な物をONにしていきましょう。その後、一番下部の「iCloudバックアップ」をタップ。
「iCloudバックアップ」をタップしてONにしてください。

iPhoneの初期化は非常に簡単です。

実際の消去の前に、各種アカウント(AppleID、アプリなど)を覚えているかチェックしておきましょう。初期化後はログイン時にアカウントを聞かれます。

初期化の手順はこれだけです。初期化が完了するまで暫くかかりますので、待ちましょう。

復元する場合は、まず対象のiPhoneを初期化してください。

初期化された状態から起動して、初期設定を進めていきます。すると「Appとデータ」のになり、「新しいiPhoneとして設定」「iCloudバックアップで復元」「iTunesバックアップで復元」という3つの選択肢が表示されます。
iCloudでバックアップした場合は「iCloudバックアップで復元」を、iTunesでバックアップした場合は「iTunesバックアップで復元」を選択してください。
iCloudの場合、iCloudへのサインイン後、作成したバックアップを選択してバックアップしましょう

iTunesの場合、パソコンとiPhoneをつなぎ、iTunesを起動してください。「新しいiPhoneへようこそ」と表示されるので「このバックアップから復元を選択し、「続ける」を選んでください。

これで復元は完了です。

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