【2024年4月24日更新】Windows 10 ESUの価格が発表されました。
2023年4月27日、MicrosoftよりWindows 10は22H2が最終バージョン、そしてサポート期限は2025年10月14日と発表されました。
本記事では、Windows 10の状況や、Windows 11についての紹介、互換などの理由でまだWindows 10が手放せない人向けの注意点を紹介いたします。
【ご注意】
Windowsをアップグレードする際は、あらかじめデータのバックアップや、使用している周辺機器やソフトウェアの互換性をご確認ください。
Windows 10は22H2が最終バージョン
Windows 10 は2022年10月18日に、バージョン22H2への更新が始まり、2023年4月27日にこの22H2が最終バージョンとなることが発表されました。
今後は特別な事が無い限り新機能は追加されず、バグ修正やセキュリティ更新のみのサポートとなります。
生成AI機能「Copilot in Windows」のWindows 10実装が決定されました
Copilot(コパイロット:副操縦士)とは、マイクロソフトの生成AI機能のブランド名です。その名の通り副操縦士として、ユーザーのWEB検索やコンテンツ制作のサポートを行います。本来Windows 11向けの機能でしたが、この度Windows 10への実装が発表されました。
サポート期限は2025年10月14日
Windows 10のサポート期限は、2025年10月14日と発表されましたが、この期限とは、Windows 10の最新のアップデートであるバージョン22H2であることが条件です。バージョン21H2以前のまま使用している人は、下表のとおりすでにサポート切れになっています。サポート切れのOSでは、マルウェアや未知のウィルスといった脅威に対して脆弱性が発生しますので、早急な更新をお願いします。
バージョン22H2であればWindows 10のサポート終了までまだ余裕はありますが、その時になって慌ててWindows 11へ更新すると、バックアップを忘れてしまうなどトラブルが起こりかねませんので、余裕をもって対応することをお勧めします。特にサポート終了直前にパソコンを買い替える場合、駆け込み需要が生じて納品が遅れることも予想されます。
Windows 10 バージョン |
開始日 | 終了日 |
---|---|---|
Version 22H2 | 2022年10月18日 | 2025年10月14日 |
Version 21H2 | 2021年11月16日 | 2023年6月13日 |
Version 21H1 | 2021年5月18日 | 2022年12月13日 |
Windows 11にアップグレードするべきか?
Windows 11はWindows 10との高い互換性を保ちつつ、新機能やアプリケーションを多数用意しており、さらに身近なツールのペイントで被写体切り抜きが可能になるなど、使い勝手も進化し続けています。
また、Wi-Fi 6EはWindows 10では使用できないといった制限があるほか、ゲームもWindows 11に最適化されております。趣味から仕事まで、より高い効率や生産性を求めるなら、ぜひWindows 11をご利用ください。
使用中のPCをWindows 11にアップグレードする際の注意
現在Windows 10を使用中のパソコンをそのままアップグレードする場合は、スペックをご確認ください。
Windows 11は必要スペックとして「TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール) 2.0」「Secure Boot(セキュアブート)」が要求されます。パソコンが古いとこの機能がなく、インストールできないことがあります。また、対応パソコン(マザーボード)でも機能が無効になっていることがあります。
Microsoftでは確認用のソフトウェア「PC正常性チェックアプリ」を配布しているほか、Windows 10の標準機能でも確認可能です。チェック方法や、機能が無効になっているマザーボードを有効にする方法については紹介記事をご覧ください。
TPM2.0とSecure Bootの設定方法 | NEXMAG
https://www.pc-koubou.jp/magazine/58616
互換性などの理由でWindows 10の利用を続ける場合
現在使用しているソフトやアプリケーション、周辺機器がWindows 11にまだ対応していないなどの理由で、今後もWindows 10を使う予定がある人は、以下の点に注意してください。
・先述の通りバージョンが古いとサポートが受けられませんので、22H2より前の人は22H2にしてください。
・ソフトや周辺機器メーカーのサポート情報を頻繁にご確認ください。
なお、2023年10月現在、Windows 11へのアップグレードは無料です。そしてWindows 10からWindows 11にアップグレードした場合、10日間以内ならWindows 10に戻せますので、個人使用の場合、一度アップグレードを試してみることも視野に入れてはいかがでしょうか。
Windows 10 ESU(Extended Security Update)の価格を発表
Windows 10 ESUとは、パソコンのリプレイスや OS アップグレードが難しい企業を対象に設けられたマイクロソフト公式の有償サポート延長プログラムです。期間は最長3年となっており、その間月例でセキュリティが更新されますが、新機能や技術サポートは提供されません。
2024年4月2日に価格が発表されました。1年目が61ドル、2年目が122ドル、3年目が244ドルとなります。また、Windows 7 ESU同様に、期間中は2~3年目からの購入も可能ですが、2年目からの場合は1年目も、そして3年目から購入の場合は1~2年目の購入も必要となります。
Windows 10 ESUにつきましては、以下を参考としてご覧ください。
Microsoft公式ブログ:Windows 10 ESU を利用するタイミング
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