Excelでは、非表示にしたい行や列をアウトラインの「グループ化」機能を使って、折りたたむことができます。ここでは行や列をグループ化して折りたたむ方法をご紹介します。

チャレンジ&ナレッジ最終更新日: 20210215

Excelで非表示にしたい行や列をグループ化して折りたたむ方法

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Excelでは、非表示にしたい行や列をアウトラインの「グループ化」機能を使って、折りたたむことができます。セルの設定から非表示にするよりも、グループ化機能から非表示にすることで、折りたたまれている部分がわかりやすく、表示・非表示の切り替えがスムーズに行えます。ここでは行や列をグループ化して折りたたむ方法をご紹介します。
※本記事の内容はExcel2016 / Excel2019にて確認しています。

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行や列をグループ化して折りたたむ方法

行や列をグループ化する

1.表を用意し、非表示にしたい行や列をドラッグして選択します。
ここでは非表示にしたい4行目~12行目をドラッグします。

1~12行目を選択した様子1~12行目を選択した様子

2.「データ」タブを選択し、アウトラインの「グループ化」をクリックします。

データタブ内のグループ化ボタンデータタブ内のグループ化ボタン

3.選択した行がグループ化されるので、左の「-」のボタンをクリックします。

グループ化されて「-」ボタンが表示されている様子グループ化されて「-」ボタンが表示されている様子

4.すると、グループ化した行や列が折りたたまれ、非表示になります。
この場合、4行目~12行目が折りたたまれ、非表示になっています。

4行目~12行目が折りたたまれ、非表示になっている様子4行目~12行目が折りたたまれ、非表示になっている様子

折りたたんだ行や列を表示させるには、「+」をクリックします。

「+」ボタンで折りたたんだ行や列を再表示させた様子「+」ボタンで折りたたんだ行や列を再表示させた様子

列をグループ化して折りたたむと、このような表示になります。
ここではB列~D列をグループ化しました。

列をグループ化して折りたたんだ様子列をグループ化して折りたたんだ様子

複数のグループを作成する

複数のグループを作成する際には、上記の「行や列をグループ化する」の手順1~3を繰り返します。

1.ここでは例として、手順1~3を繰り返して、B~D列・F~H列・J~L列・N~P列をグループ化します。

複数のグループを作成複数のグループを作成

2.B~D列・F~H列・J~L列・N~P列をグループ化し、折りたたむのこのようになります。

B~D列・F~H列・J~L列・N~P列をグループ化し、折りたたんだ様子B~D列・F~H列・J~L列・N~P列をグループ化し、折りたたんだ様子

※注意
複数のグループを作成する際に、まとめて範囲選択をすることはできません。エラーメッセージが表示されますので、手順1~3を繰り返す方法で行ってください。

複数のグループを作成する際に、まとめて範囲選択をしようとして表示されたエラー複数のグループを作成する際に、まとめて範囲選択をしようとして表示されたエラー

グループ化を解除する

1.グループ化を解除したい行や列をドラッグして選択します。
ここでは例として、B~D列のグループ化を解除します。

例として、B~D列のグループ化を解除例として、B~D列のグループ化を解除

2.「データ」タブを選択し、「グループ解除」をクリックします。

データタブ内のグループ解除ボタンデータタブ内のグループ解除ボタン

3.するとグループ化が解除されます。

グループ化が解除された様子グループ化が解除された様子

行や列のグループ化を使いこなそう!

印刷するときに表示させたくないデータを隠したり、複雑な表を見やすくするときに、行や列をグループ化して折りたたむと便利です。また、非表示にしている行や列がどこにあるのか一目でわかるので、ぜひグループ化を試してみてください。

確認環境
Windows 10 (Home) 64bit (バージョン:1903)
Excel 2016 (バージョン:2003)、Excel2019 (バージョン:2004)

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ライタープロフィール 職人12号

期待のニューカマー!
真の職人目指して日々修業中です。

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