ITトレンド最終更新日: 2022/10/1720221017

iPhone ミラーリングで画面を他のデバイスに表示する方法

iPhoneの画面をテレビやプロジェクターなどに表示する際、専用機材の準備が必要になる場合があります。MacやApple TV、スマートテレビは他のデバイスへワイヤレスで出力ができ、手軽に動画やゲームなどを大画面で表示可能です。今回はiPhoneのミラーリング機能でデバイスの画面を外部出力する方法を紹介します。

※本記事ではiPhone12 Pro（iOS15.6）を使用して動作確認を行っています。

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ミラーリングの事前設定

ミラーリングをワイヤレスで行う場合はAirPlayを使用します。
AirPlayとは、Apple製デバイスから対応機器へ写真を映し出したり、ビデオや音楽など流したりする仕組みです。
WiFi環境が必要となるため、事前に設定をしておきましょう。

同じWiFiに接続する

AirPlayを使用する場合、iPhoneと受信側（iPhone画面を表示するデバイス）が同一のWiFiに接続されている必要があります。両方のデバイスが同じWiFiに接続されているのを確認してください。

「AirPlay」をオンにする

受信側（iPhone画面を表示するデバイス）で「AirPlay」がオンになっているか確認しましょう。
Apple TVを使用する場合は「設定」の「AirPlay と HomeKit」から「AirPlay」がオンになっているか確認してください。
Macを使用する場合は「システム環境設定」の「共有」から「AirPlayレシーバー」がオンになっているか確認してください。

AirPlayを使用してワイヤレスでApple TVやMacに出力する

AirPlay対応デバイスにiPhoneの画面を出力するには以下の操作を行います。
まずはiPhoneのコントロールセンターを開きます。
ホームボタンがないモデルは画面右上端を下にスワイプしましょう。

ホームボタンがあるモデルは画面下部を上にスワイプするとコントロールセンターが開きます。

コントロールセンターにある画面ミラーリングを選択します。

同一ネットワーク上にあるAirPlay対応のデバイス一覧が表示されるので、接続したい機器を選択しましょう。
パスワードが設定されている場合は、受信側（iPhone画面を表示するデバイス）の画面に表示されるパスコードをiPhoneに入力すると画面が出力されます。

変換アダプタを使用して有線で出力する

Apple純正の変換アダプタである、LightningからHDMIに変換できる「Lightning – Digital AVアダプタ」やLightningからVGAに変換できる「Lightning – VGAアダプタ」を使用します。
この方法なら、変換アダプタにケーブルを接続するだけでiPhoneの画面をディスプレイやプロジェクターへ出力が可能です。
Apple純正の変換アダプターは一般的な変換アダプターと比べると少し値段が高いですが、有線で画面出力をしたい場合には購入を検討してみても良いでしょう。