ビクトリーロイヤルを目指すうえで敵プレイヤーとの対面バトルはなかなか避けて通ることはできません。今回は対面バトルに苦手意識を持つ人が敵プレイヤーと対面してしまったとき、どのような戦法をとれば生き抜くことができるかを考えていきましょう。

PCゲーム最終更新日: 20220913

フォートナイト攻略 対面で勝つために意識すること

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遠距離からスナイパーで撃ち抜くのが得意な人、中距離・アサルトライフルでの撃ち合いが好きな人、近距離でガンガン敵プレイヤーとの果し合いが大好きな人など、フォートナイトでのバトルの楽しみ方は人それぞれですが、ビクトリーロイヤルを目指すうえで敵プレイヤーとの対面バトルはなかなか避けて通ることはできません。今回は対面バトルに苦手意識を持つ人が敵プレイヤーと対面してしまったとき、どのような戦法をとれば生き抜くことができるかを考えていきましょう。

対面ではヒット&アウェイできる距離を保つ

敵プレイヤーと対面したとき、意識しなければならないことは多々あります。その中でも最も意識しなければならないことは“押し引きができる距離”で見合うということです。敵プレイヤーとの距離を適度に保つことで、ダメージを与えて詰めることもできますし、被弾してしまってもダメージを回復することができます。

攻撃したら即壁を出すことの重要性

初心者のうちは特に目の前に敵プレイヤーがいると、ダメージを与えることにばかり意識がいきがちになってしまいます。その結果逆にやられてしまったり、倒せたとしてもかなりの深手を負ってしまい、回復に時間をかけているうちに第三者にやられてしまったり…そういう経験も少なくないでしょう。

この苦い経験がある人は、攻撃したら即壁を出すことで中級者への道を一歩踏み出してみましょう。「攻撃→壁を貼る」ことで、対面の敵プレイヤーが反撃してきたときの被弾を防げます。

もしもこのとき、敵プレイヤーに反撃と同時に壁を貼られてしまったら、そのまま周囲を囲まれてしまったり、逃げ道をつぶされてしまったりします。上級者になればなるほど、壁を貼れるか貼れないかで勝敗が大きく左右されるほどです。

敵プレイヤーより早く壁を貼ることができると、自分のペースに敵プレイヤーを引き込めるので、大きなアドバンテージを得られます。敵プレイヤーに思い通りの行動をさせないことで焦らせ、逆に自分は壁を貼るだけで余裕を生み出せます。敵プレイヤーと対面した際は攻撃後すぐに壁を建築することを意識してみましょう。

ヒット&アウェイできる距離を知る(床2面分)

対面バトルで重要なのは敵プレイヤーを詰める”きっかけ”を作ることです。敵プレイヤーのHPを削って「体力的有利がとれた」、敵パーティの1人をダウンさせて「数的有利をとれた」など、有利をとれるきっかけを作ってから詰めることが重要です。

きっかけを生み出しやすい状況を作るためにも、上場面のように、床2面分ほどのマスで見合えれば「攻撃が当たる」「被弾しても回復できる」という二点を意識することができるでしょう。

この範囲に慣れてきたら、

  • 攻撃がヒットして敵プレイヤーにダメージを与えることができたら詰める
  • 被弾したら後ろに引いて回復する、または逃げる
  • 対面バトル中に漁夫の利を狙う第三者がきたので引く、または戦う

といった判断ができるようになり、対面バトルのレベルを上げることができます。

たまに有利な状況でもないのに「とりあえずゴリ押し」をしてくるプレイヤーを見かけますが、あまり良い手ではありません。詰めにいく場合は必ずきっかけを作ってからにしましょう。

密着されても焦るべからず

対面バトル中に大切なことは”焦らない”ことです。焦りがでると、これまで練習してきたことや、頭の中で考えている動きができなくなってしまいます。どんなプレイヤーでも「落ち着いていれば勝てたのに…」「ちゃんと判断できたら一旦逃げられたのに…」といった場面を経験したことがあるでしょう。

たとえ上級者でも、焦りがでると立て直しが非常に難しくなってしまいます。一口に「焦らない」と言っても、実際そういった場面に出くわしたら焦るなと言うほうが難しい場合もあります。焦っても落ち着きを取り戻せさえすれば難しい局面を切り抜けられることがあるので、まずは「落ち着け」と自分に言い聞かせるところからはじめましょう。

密着されても壁→階段で敵を挟む

対面バトル中に敵プレイヤーにされると嫌なのは密着されることでしょう。しかし、対処法がないわけではありません。壁を建築しても押し気味にこられたときは、あわせて階段を建築することで耐えられます。

このように、密着されても、階段を建築して挟むことができます。ただし、しつこい敵プレイヤーに対して壁や階段を貼り続けてひたすら耐えることはおすすめしません。落ち着いてタイミングを見計らって階段を編集し、敵プレイヤーにカウンターを狙えるように練習してみましょう。

直感で強いと感じた敵ならそのまま逃げる

敵プレイヤーの動作を見て、強いと感じたら逃げるが吉です。もちろん、強い敵プレイヤーと戦うことも大事ですが、目指すはビクトリーロイヤル。最終的に1位になれば良いので、時には戦いを避けることも大切です。

自分より格上だと判断する材料としては

  • 壁を取るのが早い
  • 貼り替えが強い
  • 対面中の足が速い

などといった要素が当てはまる敵プレイヤーと対面したら逃げる判断も必要です。ボックスを広げたり、マスを移動したりするだけでは巻ききれない敵プレイヤーは確実に格上なので、ジャンプパッド系アイテムやトウガラシ、車、川などを利用して逃げましょう。

ただし、逃げ続けるのも必ずしも良いことばかりではありません。対面バトルが強くなるためには、格上の敵プレイヤーと戦うという経験も必要です。倒されて学ぶことも多々あります。

同等くらいの敵なら上をとって、建築から出てきたところを狙う

この敵プレイヤーとなら戦えそう…と判断した場合はすぐに上位置を取ることを意識しましょう。判断が遅く、上位置を取るまでにもたついてしまうと、敵プレイヤーに上位置を取られてしまいます。

上位置をとれたら、後は敵プレイヤーの建築を上から撃ち続け、建築資材を消耗させたり、登ってくるところを攻撃したりできます。

多くの敵プレイヤーは、上位置を取っていたらより上に登ろうとしてくるのでそこを狙い撃ちます。屋根や壁などでガードする素振りを見せない敵プレイヤーであれば、これだけで倒せることもあるほど強力です。上位置を取ったときの基本戦術とも言えるので、出てくるところを迎え撃つことを覚えておきましょう。

上に登ってくる際に屋根や床を建築しながら登ってくる敵プレイヤーだった場合、このように貼り替え時に壁もあわせて建築することがポイントです。カウンターを狙ってくる敵プレイヤーに対してのケアにもなります。床や屋根の前に壁を建築するだけで被弾を防ぎながらプレッシャーをかけられます。

ゴリ押しされたときの対処法

対面バトル中に自分が行う分には簡単ですが、逆にやられると対処が難しいのがゴリ押しです。しかし、落ち着いて相手をすることで道が開けます。ここではゴリ押しされたときに使える対処法を紹介します。

壁だけでは× 壁+階段で相手の弾切れまで耐えられる

ゴリ押しで突撃されたとき、壁を貼り続けて壁のみで耐えようとしていませんか?壁と自分との間に階段を建築するだけで、生存率を格段に上げられます。

このように、壁と自分の間に階段を置くことで敵の銃撃に耐えることができます。ポイントは、一度後ろを向いて階段を建てて、階段を敵プレイヤー側ではなくこちら側に向けて設置させることです。こちら側に階段を向けることのメリットは、壁を壊されて侵入されても逃げやすいことです。

例えば敵プレイヤーに侵入を許したときに横にマスを移動するとしましょう。普段壁を編集するときは右下や左下を編集することが多いと思いますが、階段を前向きに追いて横に逃げようとすると、右上や左上を編集しなければならなくなり、編集ミスを起こしやすくなってしまいます。

ゴリ押しから逃げて距離をとりたいとき、ここでのミスは命取りになります。確実に編集を失敗しないよう、やり慣れた壁編集で逃げるため、こちら側に階段を向けて耐えることを覚えましょう。

弾切れのタイミングは銃の音でわかる

弾を無限に撃ち続けられる武器は今のところありません。どの武器も撃ち続ければ弾切れを起こします。アサルトライフルの場合、撃ち続けるとリロードまで残り数発になった頃合いで銃撃音が通常より高音なります。音をよく聞いていれば”もうすぐリロードだな”というタイミングがわかるようになります。自分でもいくつかの銃を撃ち続けて見て、それぞれの音を覚えておくといいでしょう。

また、上動画のように弾切れになる前に撃ち止めてリロードする場合もあります。壁を貼り続けて耐えられれば、このタイミングでカウンターもできるので、焦って撃ち合おうとせず、弾切れやリロードのタイミングにカウンターを狙う準備をしておきましょう。

サブマシンガンからのショットガンはゴリ押しに使われやすいコンビネーションですが、サブマシンガンの弾切れからショットガンへ持ち替えのタイミングもカウンターを狙うポイントです。

エイムを合わせておいてわざとゴリ押させたところを撃つ

わざとゴリ押しさせる方法もあります。壁の向こうにいる敵プレイヤーにエイムを合わせている状態で壁を貼り続けます。好きなタイミングで壁を貼るのをやめて突撃させます。突撃してきた敵プレイヤーをショットガンで撃ちます。

こちらのペースで壁を貼ることをやめて、壁が壊れた瞬間に撃つことができるのでダメージを与えられます。この対処法の強みは、ゴリ押し側が意図しないタイミングで攻撃して、確実にダメージを与えられることです。こちら側にも被弾リスクはありますが、サブマシンガンやアサルトライフルであれば致命傷にはなりにくく、一撃の重みが変わります。

ゴリ押し側が回復せざるを得ない状況を作り出して、逃げる、攻めに転じるといった選択肢を生み出せます。

何事も落ち着いて対処できるよう練習しよう

対面バトルで大事なのは、まず落ち着くことです。たとえ焦ってしまっても「落ち着け」と自分に言い聞かせましょう。

落ち着いて動ければ、たとえ不利な状況でも壁や階段を建築するだけで状況を大きく好転させられます。「攻撃したら壁を貼る」を意識することで、次第に意識せずとも遂行できるようになってきます。そこまでくれば、どんどん次の一手を考える余裕ができるようになります。まずは壁からひとつずつマスターしていきましょう。

ライタープロフィール HEW空閑

大学卒業後、上京がてら行き着いた先が編プロPC系雑誌編集部。20代中盤は寝る間もないほど徹夜の日々を送り、その後フリーへ転身。家族が増えたことを機に株式会社HEWに入社。今現在は会社名の通り、日々「ヒューヒュー!」と叫んでいる。

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