フォートナイトではバトルロイヤルが終盤に向かうまでは、近距離よりも中・遠距離でのバトルする機会のほうが実は多いです。終盤まで戦い抜くために、距離を詰める方法や、逆に距離を詰められてしまった場合の方法を紹介します。

PCゲーム最終更新日: 20220902

フォートナイト攻略 中距離でのアサルトライフルの撃ち合いから有利な展開に持っていく方法

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フォートナイトではキャラクターに特有の能力が備わっていないため、手持ちの武器でどう戦いを切り抜けていくかが重要です。バトルロイヤルが終盤に向かうまでは、近距離よりも中・遠距離でのバトルする機会のほうが実は多いです。そういった場面を戦い抜くために、今回は中距離での戦い方について解説していきます。

中距離間での撃ち合いは避ける

ソロでも多人数でも中距離間での戦う機会は非常に多くあります。敵プレイヤーに気付かれていないのであれば攻撃を仕掛けたくなる気持ちもわかりますが、初心者のうちは避けられるのであれば中距離間での戦闘は避けたほうが無難です。

建材も弾数も回復アイテムも消耗しがち

中距離間の戦闘を避けたほうが良い理由として、まず中距離間戦闘は不毛な争いになりやすいという特徴があります。スナイパーライフルであれば、ヘッドショットを決めて一撃必倒することも可能ですが、初心者が動いている相手に対してヘッドショットを決めるというのは至難の業です。

また、アサルトライフルでヒットさせることができても致命傷を負わせにくいでしょう。すると、建築からの攻防戦に発展します。しかし、この距離では決定打にかけてしまいます。攻撃を受けては回復し、建築を破壊されては再度建築し、敵プレイヤーや建築を目掛けて攻撃する…資材も回復アイテムも、弾数も無駄に消耗するかもしれません。

中距離で戦闘する場合は、すでに戦闘中である敵プレイヤーに対して漁夫の利を狙う場合や、資材集めに没頭しているなど立ち止まっており、かなりのダメージを与えることができそうな場合のみなど限定的な場面にとどめておくことをおすすめします。
ちなみに、上級者などの動画を見ていると、見つけた敵プレイヤーに攻撃している場面も多々ありますが、それはストームサージ※対策をしていることがほとんどなので、適当に攻撃しているわけではありません。

※ストームサージとは:ストームの最終収縮時点で一定数のプレイヤー(チーム)が生き残っていた場合、マッチ中に与えたダメージが境界値以下のプレイヤー(チーム)に対して一定時間毎にダメージを与えるストームのことで、主に競技シーンで発生します。滅多なことでは発生しませんが、稀に通常マッチでも発生する可能性があります。

漁夫の利を狙う第三者の的になりやすい

中距離での撃ち合いに発展した場合、基本的に戦闘は長引いてしまいます。そのため、戦闘中の銃声で周囲のプレイヤーたちに居場所を知られてしまう危険性があります。戦闘が長引けば長引くほど、漁夫の利を狙う敵プレイヤーたちに自分の位置を教え続けているようなものだと理解しましょう。

中距離での撃ち合いでは、遠い敵プレイヤーに意識を持っていかれているだけに、足音を立てずに近づいてきた第三者に近距離からダメージを受けてしまうことも多々あります。中距離間戦闘は消耗戦、得るものはほとんどないので避けるが吉です。

中距離間から近距離を詰めるタイミング

極力中距離戦を避けることを意識していたとしても、チームプレイをしている場合、引くに引けない戦闘も出てくることでしょう。やむを得ず戦わなければならなくなった場合は、消耗戦を避けるという意味でも距離を詰めて近距離戦に持ち込んでいきましょう。

相手がダメージを回復している間に詰める

中距離戦に突入し、敵プレイヤーに攻撃をヒットさせることができた、チーム戦をしている場合は味方が敵プレイヤーにダメージを与えられたとき、敵プレイヤーは多くの場合シールドの回復を試みようとします。敵プレイヤーが回復に努めているときこそ距離を詰める絶好のチャンスです。例えばスクワッドの場合、4対4が一時的に4対3と、数的有利が生まれるタイミングがあります。そんなときは迷わず距離を詰めましょう。

ここで判断を迷ってしまったり、足を止めていたりすると漁夫の利を狙う第三者が集まってきたり、有利な状況を作れたにも関わらず回復されて再びイーブンな状況に戻ってしまったりと非常にもったいない盤面になってしまいます。

相手がダメージを回復している間に詰める

ジャンプパッド系アイテムがある場合

ジャンプパッド等距離を一気に詰めることのできるアイテムを持っている場合は低空飛行で一気に素早く距離を詰めることができます。

上動画のように、ジャンプパッドを設置する瞬間、下方向を向いて階段を建築することで、自分の後ろに階段を設置できます。ジャンプパッドでジャンプするとき、後ろに設置した階段に接触して通常ジャンプパッドを利用するときよりも低空飛行が可能です。敵プレイヤーとの距離を素早く詰めたいときに積極的に使いたいテクニックですので、クリエイティブモードなどで練習してマスターしましょう。

ジャンプパッド系アイテムがない場合

素早く距離を詰めたいけれど、ジャンプパッド系アイテムを持ち合わせていないということも多々あります。そんな場合は直接敵前まで行く必要がありますが、闇雲に突進するだけではただの的です。
こういった場合は階段をうまく使いながら距離を詰めていきましょう。敵プレイヤーとの距離を詰めるときに、「階段を建築する→降りる→階段を建築する」を繰り返しながら距離を詰めることで、プレッシャーをかけることができます。

建築資材に余裕があれば、「階段+壁」で少しでも建築に厚みをかけることで、よりプレッシャーをかけながら距離を詰められます。
1点意識しておきたいことは、高さを出さないことです。階段を3マス以上建ててしまうと根元を撃たれやすく、また、根元が破壊されると積み上げた建築が壊れ、落下ダメージも入ってしまいます。

敵プレイヤー視点から見ると上画面のように低くてもかなりの圧が感じられます。低く左右に多く建築しながら距離を詰めれば、ひとつの建築を破壊されてもすぐに別の場所から階段を建てられるので、撃つことを諦めさせることもできます。

距離を詰めてからの戦い方

敵プレイヤーとの距離を詰めることができたら一気にカタをつけるべく、ガンガン攻めていきましょう。その際重要になってくるのがショットガンや連射の効くマシンガンです。

ショットガンで仕留めにいく

距離を詰めることに成功したらショットガンでダメージを与えていきましょう。しかし、ここで一点意識しなければならないことがあります。それは“被弾しない”ということです。ダメージを受けてしまうと、自分が回復するための時間が生まれてしまうためせっかく距離を詰めた敵プレイヤーに逃げられてしまったり、漁夫の利を狙う他プレイヤーとかち合ったりしてしまう可能性があります。

スムーズに戦闘を終了させるためにも極力被弾しないよう意識して仕留めましょう。

上動画のように、屋根や壁を使って敵プレイヤーを囲うことができれば、逃げられることもなく、かつ戦闘を長引かせることなく倒せます。とはいえ、ここまでスムーズに敵プレイヤーを囲えるようになるには周囲の建築状況などの把握も重要になってきます。すでにある建築などに+αする形で周囲の状況を上手く活用しながら少ない手数で敵プレイヤーを囲うことができるよう練習しましょう。

ショットガン→マシンガンでゴリ押しする

ショットガン→マシンガンでのゴリ押しはよく見られる光景ですが、考えなしにゴリ押しするのはあまり良い戦い方とは言えません。距離を詰めたあとのゴリ押しは敵プレイヤーのHPが少ない場合にのみ有効な攻撃手段だと思っていたほうが良いでしょう。

敵プレイヤーのHP、シールドが満タンだった場合、ショットガンで返り討ちに遭ってしまう危険性が高くなります。

また、マシンガンでの攻撃は1発1発のダメージ量が少ないため4発程度で仕留められるような状況でのゴリ押しをおすすめします。

逆に距離を詰められてしまったときの対応

拮抗した状況を打破すべく、敵プレイヤーに距離を詰められてしまった場合はどうすべきでしょうか。ピンチの局面こそ冷静な対処が必要です。ここでは隙を突かれて距離を詰められつつあるときの対応について解説していきます。

自分や味方の回復中に詰められてしまった場合

運悪く自分や見方が被弾してしまったら、基本的には回復を行います。その隙を見逃さずに敵プレイヤーが距離を詰めてきた場合、建築や囲っているボックスを広げて敵プレイヤーが攻めにくい状況を作ることが大事です。

建築エリアを広げることで、敵プレイヤーが建築内に攻め入ってくるまでの時間を稼げるので、回復するか、蘇生するか(味方がやられてしまった場合など)、待ち構えて戦うかといった選択肢を考えられます。

建築を広げて戦うバトル方法は「ボックスファイト」と呼ばれ、フォートナイト中級者以上であれば必須の戦い方になってきます。

敵プレイヤー視点だと、ボックス1つだけで囲っている状況は、すぐに破壊して攻め入ることができます。

しかし、距離を詰められている間にマスを広げるだけで、敵プレイヤー目線ではどこにいるか把握することが難しくなり、敵プレイヤーにとって攻めづらい状況を作り出せます。

距離を詰められつつあることを察知したら自城を広げ、敵プレイヤーがやってくる前に次にどう行動するか考えてプレイできるようになりましょう。

ゴリ押しで詰めてこられた場合

シールドやHPを削られた末にゴリ押しされるという経験は、フォートナイトをプレイする人であれば誰しもが経験すると思います。この局面で最も重要なことは、気持ちを落ち着かせることです。体力を削られたときは初心者であれ上級者であれ、焦ってしまいがちですが、そこで焦ってしまってはゴリ押しの餌食になってしまいます。まずは体力を削られても動じないメンタルを手に入れられるよう練習しましょう。

動じなくなれば、華麗なカウンター狙いもできるようになります。

上動画を例にカウンターについて解説していきます。
壁を張り替えようとしたら先に張られてしまう→横のマスに移動する→敵プレイヤーが追ってきていないか確認する→敵プレイヤーが自分の建築していた壁に足止めされていることに気付く→攻撃する→壁を張って囲う→攻撃する(倒す)という流れになっています。
壁の張替えに負けて正面に壁が張られた時点で不利になってしまうため、状況を変えるには横のマスに移動するのがベターです。
正面に壁を張られてもその状況で粘ろうとする人もいますが、敵プレイヤーの編集スキルが高い場合は不利な状況にしかならないため、壁を張られた時点で移動して体制を立て直せるようにしましょう。

横移動後は、直線的に敵プレイヤーが追ってきていないかを壁を貼りながら確認します。ここで壁を張らずにいると、簡単にゴリ押しされてしまうので、移動したら壁を貼るということを意識づけて動けるように練習しましょう。
敵プレイヤーが壁に引っかかり、もたつく様子を見せたらダメージを与えにいきます。直線的にゴリ押ししてくる敵プレイヤーの場合、自分があらかじめ建築しておいたマスの中に入ってきてくれることが多いため、謀らずとも囲える状況を作れることが多いです。
壁や屋根を置くことで心理的に追い詰めながら倒すことが可能になるため、プレイ中に自分の建築物についても把握できるようになりましょう。

建築したボックスの横に階段を建築して上を取ろうとする敵プレイヤーや、壁を破壊してゴリ押ししようとしてくる敵プレイヤーに対しても、カウンター攻撃をしかけることができます。壁の横に階段を建築されたら右上三角編集などで壁を編集して攻撃できるよう練習しましょう。

高度なカウンター攻撃で敵プレイヤーを迎え撃てるようになるまでにはたくさんの練習が必要です。まずはシンプルなカウンターから練習していき、自信をつけていきましょう。

中距離戦で重要なのは見極めのタイミング

中距離戦闘は基本的に避けた方が良いというのは先述してきた通りですが、上位置を取れているなど有利な状況である場合は戦闘を仕掛けても大丈夫です。ただし、近距離戦に持っていったあとにもたついてしまうと、中距離戦と同様に第三者に漁夫の利を狙われてしまいかねないため、判断を迷わずに状況に応じてゴリ押ししたり、ボックスファイトで倒し切るという意識を持ったりすることが大事です。

逆に攻められてきたときは、落ち着いて建築マスを広げたり、カウンターを狙ったりすることで状況を打開できる力をつけるためにも、クリエイティブモードや実践で常に意識して練習に励みましょう。

ライタープロフィール パソコン工房NEXMAG [ネクスマグ] 編集部

パソコンでできるこんなことやあんなこと、便利な使い方など、様々なパソコン活用方法が「わかる!」「みつかる!」記事を書いています。

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