Adobe Premiere Pro 2020(以下Premiere)でキーボードのショートカットキーを設定して、格段に作業効率が上がる動画編集を紹介します。

クリエイター最終更新日: 20200615

ショートカットキーを設定!Premiere Proでスピード編集。

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動画編集ソフトウェアAdobe Premiere Pro 2020(以下Premiere)でのキーボードのショートカットキー設定にまつわる編集テクニックを教えます。動画編集で、時間がかかる作業がカット編集(必要な場面の抽出やつなぎ)です。編集素材が膨大になるほど、わざわざマウスを使ったりツールを切り替えることなく編集できると、格段に作業効率が上がります。

1.キーボードショートカットキーの変更

Premiereのカット編集にはさまざまな方法がある中、ここではキーボードのショートカットキーの設定を行って、格段に編集スピードが上がる方法を紹介します。

Windowsの場合、メニューバーの「編集」→「キーボードショートカット」を開きます。

すると、キーボードに割り当てられているショートカットの一覧が表示されます。

ここで、キーボードの「Q」「W」「E」に、以下のツールを割り当てる変更を行います。

  • 「Q」キー:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
  • 「W」キー:次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
  • 「E」キー:編集点を追加

検索窓で「リップル」「編集点」を検索すれば、簡単にコマンドが探せます。コマンドを表示して、ショートカット欄に「Q」「W」「E」と記入します。

2.左手だけで簡単カット編集

ではシーケンス上で、実際に映像ファイルを再生してください。

「スペース」キーで「再生」と「停止」ができるので、左手の親指を「スペース」キーに当ててください。そして、人差し指を「E」、中指を「W」、薬指を「Q」の上に置きます。

自分がカットしたいと思ったところで停止し、「E」を押すと、その場所に編集点が追加されます。本来、レーザーツールに切り替えてマウスでクリックする作業が、ボタン1つで簡単に行えるようになっています。

また、再生ヘッドより前の部分が不要な場合、「Q」を押します。再生ゲージより前(「Q」を押した箇所の前)の部分がリップル削除されます。

同じく、再生ヘッドより後ろの部分が不要なら「W」を押します。再生ゲージより後ろ(「W」を押した箇所の後ろ)の部分がリップル削除されます。

この方法だと、いちいちツールをマウスで選択したり、ショートカットキーで切り替える必要がなく、驚くほど早くカット編集が可能です。

3.右手で再生&巻き戻しをコントロール

右手側のキーボードショットカットキーを使った、便利な再生&巻き戻し方法も、あわせて紹介します。

「再生」と「停止」は「スペース」キーと先述しましたが、「J」「K」「L」には以下のショートカットが標準で割り当てられています。右手の人差し指を「J」、中指を「K」、薬指を「L」の上に置いてください。

  • 「J」キー: 左へシャトル
  • 「K」キー: シャトルの停止
  • 「L」キー: 右へシャトル

「シャトル」とは、再生ヘッドの運転を意味するもので、ここでは「J」が巻き戻し、「K」が停止、「L」が再生、と同じ意味だと思って問題ありません。

「J」と「L」は2回押すと倍速再生&巻き戻しとなり、「Shift」キー+「J」と「Shift」キー+「L」だとスロー再生&巻き戻しができるようになります。

ライタープロフィール 横井孝宏

1978年生まれ、奈良県出身。フリーランスで雑誌や書籍の編集者/ライターとして活動しながら、映像ディレクターとして雑誌やWebの映像コンテンツ制作なども手がける。

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