Excelでは、フィル機能やドラッグ操作で、日付や番号などの連続したデータを入力できます。ここでは連続データを入力する方法をご紹介します。

ソリューション最終更新日: 20210205

Excel 連続データを入力する方法

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Excelでは、フィル機能やドラッグ操作を使うことで、日付や番号などの連続したデータを入力することができます。大量の連続したデータを手入力する手間が省け、時短になる機能です。ここでは連続データを入力する方法をご紹介します。
※本記事の内容はExcel 2016 / Excel 2019にて確認しています。

フィル機能で連続データを入力する

連続データとは、数字や日付、曜日、時間など、次に続くデータが予想できるもののことです。フィル機能を使ってこれらのデータを入力します。

連続データの例連続データの例

1.セルに連続データの最初のデータを入力します。
ここでは「1,2,3,…」と数字を連続させるので、「1」を入力します。

最初のデータを入力したところ最初のデータを入力したところ

2.「ホーム」タブを選択し、「フィル」→「連続データの作成」をクリックします。

ホームタブにあるフィル機能の一覧ホームタブにあるフィル機能の一覧

3.連続データの設定を行います。
「範囲」…連続データを入力する方向が行か列か選択します。
「種類」…連続データの種類を選択します。
「増分値」…連続データの増量する値を入力します。
「停止値」…連続データを停止する値を入力します。

連続データの設定画面連続データの設定画面

4.設定ができたら「OK」をクリックします。

連続データの設定画面連続データの設定画面

5.すると連続データが入力されます。
ここでは「1~100」までの連続データが入力されます。

連続データが入力されたところ連続データが入力されたところ

ドラッグ操作で連続データを入力する

ドラッグ操作で入力する

1.セルに連続データの2番目までを入力します。
ここでは「1,2,3,…」と入力したいので、「1,2」と入力します。

データを2番目まで入力したところデータを2番目まで入力したところ

2.入力したセルを選択し、セルの右下にカーソルを合わせると「+」が表示されるので、入力したいセルまでドラッグします。

マウスのカーソルが「+」になった画面マウスのカーソルが「+」になった画面

 

「+」の状態でドラッグしているところ「+」の状態でドラッグしているところ

3.ドラッグを離すと、連続データが入力されます。

連続データが入力されたところ連続データが入力されたところ

〇右クリックでドラッグしても、連続データを入力することができます。

セルに連続データの最初のデータを入力し、セルの右下にカーソルを合わせると「+」が表示されるので、連続データを入力したいセルまで“右クリック”をしながらドラッグします。

マウスのカーソルが「+」になった画面マウスのカーソルが「+」になった画面

ドラッグを離し、一覧から「連続データ」を選択すると、連続データが入力されます。

ドラッグを離すと表示される一覧ドラッグを離すと表示される一覧

連続データを入力し直す

行を追加や削除してしまうと、連続データが崩れてしまうことがありますが、ダブルクリックをするだけで入力し直すことができます。

連続データが崩れているところ連続データが崩れているところ

1.崩れていない連続データの2番目までを選択し、セルの右下にカーソルを合わせて「+」を表示させてダブルクリックします。
ここでは「1,2,3,…」と入力したいので、「1,2」を選択します。

セルの右下にカーソルを合わせたところセルの右下にカーソルを合わせたところ

2.すると連続データが入力されます。

連続データが入力し直されたところ連続データが入力し直されたところ

連続データをドラッグ・フィル機能で入力しよう!

以上、連続データを入力する方法をご紹介しました。フィル機能は大量の連続データを入力するときに、ドラッグは素早く連続データを入力するときに便利です。手入力する手間が省けるので、ぜひ試してみてください。

確認環境:
Windows 10 (Home) 64bit (バージョン:1903)
Excel 2016 (バージョン:2003)、Excel 2019 (バージョン:2004)

ライタープロフィール 職人12号

期待のニューカマー!
真の職人目指して日々修業中です。

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