Windows 10を搭載したPCでファイルやデータを保存した後、その保存したファイルが見つからない時に、どこに保存されているのかを見つける方法をご紹介します。
保存したファイルを見つける方法
保存先の設定を確認する
Windows10では、ファイルなどを「OneDrive」に自動保存するという設定ができます。この場合、エクスプローラーの「PC」内には保存されていないので、設定の確認をしてみましょう。
1.タスクバーの矢印をクリックし、「OneDrive」のアイコンを右クリックします。
その中の「設定」を選択してください。
2.設定ウィンドウが表示されたら、「バックアップ」→「バックアップを管理」をクリックします。
3.ここで保存先の設定を確認することができます。
この場合は、写真だけOneDriveに保存されていて、デスクトップとドキュメントはPC上に保存されているという状態です。
※保存先をOneDriveにしたい時は、フォルダーを選択して右下の「バックアップの開始」をクリックしてください。
※保存先をOneDriveからPCにしたい時は、ファイル名の下にある「バックアップを停止」をクリックします。すると、OneDriveへの自動保存がなくなり、PCに保存されるようになります。
検索ボックスからファイルを検索する
この方法では、タスクバーの検索欄からファイル名を検索して、保存先を確認します。
1.タスクバーの検索欄で見つけたいファイルの名前を入力すると、検索結果にそのファイルが表示されます。
今回は「文章」というファイルを見つけます。
2.そのファイルを右クリックして、「ファイルの場所を開く」を選択します。
3.そうするとエクスプローラーが開き、そのファイルの保存先が表示されます。
探していたファイルは[PC→ドキュメント→ファイル①]という中に保存されているということがわかります。
エクスプローラーから検索する
エクスプローラーの検索機能を使い、特定のファイルを見つけることができます。
1.タスクバーのエクスプローラーのアイコンからエクスプローラーを起動します。
2.左側の欄から検索したいフォルダーを選択します。
今回は「PC」フォルダーの中から検索したいので、「PC」をクリックします。
3.右上の検索欄に見つけたいファイル名を入力し、検索します。
今回は「文章」という名前のファイルを検索します。
4.検索結果に検索キーワードが含まれたファイルやフォルダーが表示されます。
5.該当するファイルをクリックし、タブの「検索」→「ファイルの場所を開く」をクリックします。
6.そのファイルの保存場所が表示されます。
この場合、[ユーザー→k_msh→ドキュメント→ファイル①]の中に保存されていることがわかりました。
エクスプローラーの「最近使用したファイル」を確認する
エクスプローラーのクイックアクセスにある「最近使用したファイル」の項目から見つける方法です。
1.タスクバーからエクスプローラーを起動します。
2.「クイックアクセス」をクリックすると、右下に「最近使用したファイル」が表示されます。
ここで最近使用したファイルなら見つけることができます。また、ファイル名の横に保存場所も記載されているので、保存先も確認できます。
ファイル保存の際は保存先の再確認を!
以上、保存したファイルが見つからない時の4つの対処法をご紹介しました。保存したファイルが見つからない時は、いずれかの方法を試してみてください。特にタスクバーの検索欄から検索する方法が、ファイル名を入力するだけで見つかるので便利です。
アプリケーション等によっては、標準の保存先として独自のフォルダーが設定されていることもあり、後で探そうとするとなかなか見つからないケースも。そんな時はアプリケーションの環境設定やオプションで保存先が確認・変更できたりすることがありますので一度ご確認ください。
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