iPhoneの自動入力機能を使って「Safari」で個人情報やクレジットカード情報などを自動入力する方法をご紹介します。

ITトレンド最終更新日: 20230509

iPhone「Safari」で自動入力する方法

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iPhoneの標準ブラウザ「Safari」では、住所やクレジットカード番号などの個人情報を事前に保存しておくと、オンラインショップでの購入時などフォーム入力が自動化できます。ここでは「Safari」を使って個人情報やクレジットカード情報などを自動入力する方法を紹介します。

※本記事ではiOS16.3のiPhone12 Proを使用して動作確認を行っています。

連絡先情報の登録や更新をする

自動入力に使用する連絡先情報は「連絡先」アプリの「自分の情報」から取得します。まずは、情報登録の仕方と、登録された情報の更新方法を説明します。
既に連絡先情報を登録していて、更新を行う場合は「2.連絡先情報の更新方法」へ進みましょう。既に連絡先情報を登録していて、更新が不要な場合は「連絡先とクレジットカード情報の自動入力を有効化する」に進んでください。

1.連絡先情報の登録方法

ホームから「設定」アプリを開きます。

画面をスクロールして「連絡先」をタップします。

連絡先の設定メニューから「自分の情報」をタップ。

連絡先が開きますので「新規連絡先」をタップしてください。

新規連絡先として、名前や会社名、電話番号、Eメールアドレス、誕生日、URLなど必要な情報を入力し終えたら「完了」をタップします。

「自分の情報」欄に入力した情報が反映されたら、自動入力に使用する連絡先の登録は終了です。

2.連絡先情報の更新方法

ホームから「連絡先」アプリを開きましょう。

画面の上部にある「マイカード」をタップします。

マイカード画面右上の「編集」をタップ。

名前や会社名を確認し、電話番号、Eメールアドレス、誕生日、URLなど更新が必要な情報を入力し終えたら「完了」をタップします。
マイカードの内容が更新されたのを確認したら、自動入力に使用する連絡先情報の更新は終了です。

連絡先とクレジットカード情報の自動入力を有効化する

続いて、連絡先情報とクレジットカードの自動入力設定をします。まずは「設定」アプリから「Safari」をタップします。

Safariの設定画面で「自動入力」をタップして、次の設定に進みます。

1.連絡先の情報を設定する

メールアドレスや住所など、連絡先情報の自動入力をするには「連絡先の情報を使用」をオンにして「自分の情報」をタップしてください。

「自分の情報」には「連絡先」アプリに保存した自分のマイカードを指定します。

この設定で、メールアドレスや住所などのデータを自動入力できるようになりました。

2.クレジットカード情報を設定する

クレジットカード情報の自動入力の設定を行います。自動入力の設定画面で「クレジットカード」をオンにして、カード情報を追加するために「保存済みクレジットカード」をタップしましょう。すると、iPhone のパスコードまたはTouch IDやFace IDで個人認証の画面に移ります。

個人認証を解除し「クレジットカード」画面が表示されたら「クレジットカードを追加」をタップします。

必要な情報を入力するか、もしくは「カメラで読み取る」をタップして登録を進めましょう。情報の入力後、画面右上の「完了」をタップしてクレジットカード情報の登録は終了です。

iCloudキーチェーンを使用してIDとパスワードの自動入力を有効化する

IDとパスワードの自動入力を使用するには、iCloudキーチェーンを有効にする必要があります。iCloudキーチェーンを有効化するには、まず「設定」アプリから、画面上部にあるApple IDの設定をタップしましょう。

Apple IDの設定画面で「iCloud」をタップ。

続いて「パスワードとキーチェーン」をタップします。

「このiPhoneを同期」をオンにするとiCloudキーチェーンが有効になります。

保存されたIDとパスワードを自動入力で使用できるようにする

自動入力で保存されたIDとパスワードを使用できるようにするには「設定」アプリから「パスワード」をタップしてください。すると、iPhone のパスコードまたはTouch IDやFace IDで個人認証の画面に移ります。

次に「パスワードオプション」をタップします。

「パスワードの自動入力」 をオンにすると、パスワードの自動入力ができるようになります。

ライタープロフィール パソコン工房NEXMAG
[ネクスマグ] 編集部

パソコンでできるこんなことやあんなこと、便利な使い方など、様々なパソコン活用方法が「わかる!」「みつかる!」記事を書いています。

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