大迫力過ぎるプロジェクションスクリーン「AVENGER 180 Pro」有効視野180度、120インチ相当のシームレススクリーンをご紹介いたします。

気になる製品最終更新日: 20180529

ゲーム用プロジェクタースクリーンおすすめ「SIMPIT AVENGER 180 Pro」レビュー

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ゲームセンターでもなかなかお目にかかれない迫力満点のプロジェクションスクリーン「SIMPIT AVENGER 180 Pro」をレビューします。パソコン工房 AKIBA STARTUP店に展示されている実機で体感してきました。
まず、スクリーン正面に立つとそこには180度に渡ってシームレススクリーンが広がっています。シームレスなので継ぎ目がありません。映像は2台の短焦点プロジェクターで投影されます。どんな感じで映し出されるのか?見た目の第一印象としては期待値大です。実際にプロジェクターから投影されると臨場感あふれる映像が目の前に迫ってきます。まさに圧巻です!
AVENGER 180シリーズにはいくつかのバージョンがあり、今回レビューする180 Proはメインフレームに強度のあるアルミポールが使用されたモデルになります。個人利用はもちろん、商業施設、訓練用、展示会など幅広いシーンまで使用できます。
圧倒的な映像を満喫できる「SIMPIT AVENGER 180 Pro」のおすすめポイントを紹介したいと思います。

迫力満点のプロジェクタースクリーン「SIMPIT AVENGER 180 Pro」とは

「SIMPIT AVENGER(シムピット アベンジャー) 180 Pro」は、ゲームセンターでもなかなかお目にかかれない迫力満点のプロジェクタースクリーンです。スクリーン正面に立つと有効視野180度を誇るシームレススクリーンが目の前に広がります。120インチ相当のスクリーンは継ぎ目がなく滑らかで、迫力満点の映像が楽しめます。スクリーンに180度囲まれて周囲を見渡せる為、視線や体を動かせる自由感があります。

敵と撃ち合うシミュレーションゲームの場合、視界が180度開けているので自分がその場にいるような感覚が味わえます。ゲーム内容や場面によっては、敵に180度囲まれるといった恐怖も味わえるでしょう。シームレススクリーンは先に説明した通り継ぎ目のないスクリーンですが、さらにブラックスクリーンになっています。

角度にもよりますが、近づくと少しグレーがかって見えます。ブラックスクリーンは、色・コントラスト・黒やディテールを強調する為、昼光下でもクリアな視界を確保できます。AVENGER 180 Proは組み立て式で、メインフレームはアルミポールになります。スクリーン本体は、完成すると高さ約2m・横幅約2mの円柱型になります。設置面積でいうと、一般的な畳(たたみ)2畳分より一回り大きいくらいです。

SIMPIT AVENGER 180 Proの上部にプロジェクターを2台設置済でこのような形になります。(マウス・キーボード・スピーカー・ジョイパッドが繋がった状態)

SIMPIT AVENGER 180 Proを正面から見た様子SIMPIT AVENGER 180 Proを正面から見た様子

SIMPIT AVENGER 180 Proのスクリーンを上から見た様子SIMPIT AVENGER 180 Proのスクリーンを上から見た様子

SIMPIT AVENGER 180 Proのスクリーンを下から見た様子SIMPIT AVENGER 180 Proのスクリーンを下から見た様子

「AVENGER 180 Pro」導入に必要な機材と設定

設置:設置作業は複数人で行いましょう

必要機材については、AKIBA STARTUP店で展示されている構成にて紹介していきます。映像は上部に設置された2台の短焦点プロジェクター(別売)で投影されます。使用可能なプロジェクターはFull HD以上~4K対応になります。AKIBA STARTUPで展示しているAVENGER 180 Proには、ACERのPREDATOR Z650という短焦点プロジェクターが設置されています。プロジェクターはHDMIでパソコンと繋がっており、パソコンから映像の操作を行ないます。

さ~、どんな感じで映し出されるのか?見た目の第一印象としては期待値大です。
[AVENGER 180 Proの基本構成] スクリーン本体、キャリブレーションソフト
[別売] パソコン、プロジェクター2台、設置時や再設定時に水平を測る為のレーザー水準器

AVENGER 180 Proのスクリーン向かって右側の短焦点プロジェクターAVENGER 180 Proのスクリーン向かって右側の短焦点プロジェクター

短焦点プロジェクター背面(パソコンとHDMI接続)短焦点プロジェクター背面(パソコンとHDMI接続)

設置:AVENGER 180 Proの設置作業は複数人で行いましょう

3本のアルミポールがフレーム側のアルミポールと一体になって一組の足になります。そして、四組の足がスクリーン本体を支える形になります。
足の先端は滑りにくくなっており、どっしりと設置されている感じは、かなり安心できます。各部品はそれなりに重量があります。その為、アルミポールを接続したり、スクリーンを張ったりする作業は2~3人以上で行なう事をお勧めします。

3本のアルミポールがフレーム側のアルミポールと一体になっている3本のアルミポールがフレーム側のアルミポールと一体になっている

三角形の形をした一組の足三角形の形をした一組の足

足の先端には滑りにくくなっている足の先端には滑りにくくなっている

設定:キャリブレーションソフトを使っての調整

AVENGER 180 Proの組み立てと2台のプロジェクターを設置した後、2台のプロジェクター画像をキャリブレーションソフトを使って調整を行います。
レーザー水準器も準備しておきましょう。

大雑把な概略になりますが、流れのイメージは下記のようになります。
設定にはある程度の時間がかかりますので、時間に余裕を見て行ないましょう。

【1】左右2台のプロジェクターを上下左右に動かして位置を合わせます。

AVENGER 180 Proの左右2台のプロジェクター位置を合わせますAVENGER 180 Proの左右2台のプロジェクター位置を合わせます

【2】パソコンのコントロールパネルからディスプレイの設定を1つの大きなスクリーンになるように設定したら、キャリブレーションソフトのインストールを行ないます。
キャリブレーションソフトで、使用するプロジェクタ台数の設定やコントロールポイントの表示を行ないます。

AVENGER 180 Proのキャリブレーションソフトを起動(ソフト:向かって左側に起動)AVENGER 180 Proのキャリブレーションソフトを起動(ソフト:向かって左側に起動)

【3】レーザー水準器をあてながら、キーボードでコントロールポイントを少しずつ動かして縦横の水平・垂直を取ります。

VENGER 180 Proのコントロールポイントに水準器をあてている様子VENGER 180 Proのコントロールポイントに水準器をあてている様子

【4】左右の水平・垂直を取ったら、中心の線を合わせます。

AVENGER 180 Proの中心の線をあわせますAVENGER 180 Proの中心の線をあわせます

お子様から高齢者の方まで楽しめるプロジェクタースクリーン

AVENGER 180 ProでPCゲームをプレイすれば、これまでにない映像体験ができます。個人利用で、単純に映画を再生すれば、映画館にも負けない映画鑑賞もできます。まさに、特等席です!
気軽にお子様から高齢者の方まで楽しめるというのはポイント高いと思います。ちなみに、一般的なデスクトップ画面を超ワイドに使用することも出来ちゃいます。

AVENGER 180 Proで映し出された映像左右を囲むように180度の視界でゲームプレイが楽しめます。やはり120インチ相当のスクリーンは圧倒的!臨場感あふれる画面に引き込まれそうになります。

例として、戦闘機ゲーム「CONCEPT MODEL 1」のスタート前画面例として、戦闘機ゲーム「CONCEPT MODEL 1」のスタート前画面

デスクトップ画面を表示している様子デスクトップ画面を表示している様子

PCゲーム~展示会やイベントまで幅広い利用が可能

企業利用だと展示会やイベント時に活用できると思います。例えば、ゲーム会社様が新作ゲームの体験コーナーとして設置するとウケると思います。何かしらの訓練用ソフトを動かして、よりリアルな訓練を行う事が出来るかも知れません。実物を見てみたい触ってみたいという方は、AKIBA STARTUP店に一度足を運んでみてください。私のお勧めは、「CONCEPT MODEL 1」という戦闘機のゲームの体験プレイです。店員さんに声を掛ければ遊ばせてくれますので、是非、体感してみてください!(2018年6月30日(土)まで展示中)

AVENGER 180 Proで映し出された映像左右を囲むように180度の視界でゲームプレイが楽しめます。やはり120インチ相当のスクリーンは圧倒的!臨場感あふれる画面に引き込まれそうになります。

左右を囲むように180度の視界でゲームプレイが楽しめる左右を囲むように180度の視界でゲームプレイが楽しめる

120インチ相当のスクリーンは圧倒的120インチ相当のスクリーンは圧倒的

臨場感あふれる画面臨場感あふれる画面

今回レビューしたAVENGER 180には、本体メインフレームの素材・加工の違いによって、Proが付かない2つの低価格モデルもあります。AVENGER 180(MDFラミネート)/AVENGER 180(MDFノーマル)のメインフレームにはMDF(中密度繊維板)という、木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種が採用されています。有効視野180度やキャリブレーションソフトなど基本的な性能は変わりません。180 Pro同様、パソコン・プロジェクター・レーザー水準器は必要にはなりますが、予算に合わせて検討できるのは嬉しいですね。

[メインフレームにアルミポールを採用したレビューモデル]
製品名「シムピット AVENGER(アベンジャー)180 Pro」 メインフレーム:アルミポール 販売価格:537,400円(税込)

[黒の塗装と両面ラミネート加工で耐久性に優れたモデル]
製品名「シムピット AVENGER(アベンジャー)180」(MDFラミネート/ブラック) メインフレーム:MDF(中密度繊維板)、黒塗装・両面ラミネート加工 販売価格:332,200円(税込)

[塗装やラミネート加工のないベーシックモデル]
製品名「シムピット AVENGER(アベンジャー)180」(MDFノーマル) メインフレーム:MDF(中密度繊維板) 販売価格:289,000円(税込)

※2018年5月時点の情報になります。最新の価格や納期については、AKIBA STARTUP店にお問い合わせ下さい。

ライタープロフィール 職人10号

学生時代の店舗アルバイトをきっかけに就職し、現在Eコマースで仕事をしております。皆さんに知って欲しい「おもしろい製品」や「アイディア商品」を分かりやすく紹介させて頂きます。

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