2018年11月現在、GREEN FUNDING by T-SITEでクラウドファンディング中の集中できる空間を作り出す「WEAR SPACE」をご紹介します。
”空間を着る”をコンセプトとして、企画・デザインについてはFUTURE LIFE FACTORYが、設計・製造・販売についてはShiftallが担当されています。
WEAR SPACEは、視覚を制限するパーティションと周囲の雑音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング機能を備えたウェアラブル端末です。
左右パーテションの視野角調整やアクティブノイズキャンセリング機能のレベル調整も可能な上、軽量で使い勝手も抜群です。
個室に居るような感覚で仕事に集中したり、音楽制作や動画制作をしたり、一人の空間を確保できるお勧めのアイテムです!
尚、今回お借りしたのは開発途中のプロトタイプであり、最終製品ではありません。
プロトタイプはクラウドファンディングを行う為にパナソニックのヘッドホンHD-ND600Nを改造してつくった体験用デモ機であり、開発は別途行う予定です。
特に、重量や装着性に関しては、改善予定との事です。
いつでも集中できる空間を!ウェアラブル端末「WEAR SPACE」とは?
機能と外観
WEAR SPACEは、布地面が視覚を制限するパーティションとなり、アクティブノイズキャンセリング機能が効果的に雑音を減少させます。視覚と聴覚を制限する相乗効果で、集中できる空間を提供してくれる優れモノです!
見た目は、シックな布地と角の取れた柔らかなデザインで、なんだかオシャレな感じを受けます。布地の張りやヘッドホンの接合部など、細かい部分もしっかりと作り込まれており、長く愛用できそうです。
軽量で負担に感じない
私が勝手に想像していた重量感よりもかなり軽く、手に取ってみるとその軽さに驚きます。ずれ防止の為の留め具も針金のように写真では見えますが、実際に触るととてもしなやかで圧迫感がありません。
装着した感じは頭を動かしてもブレが少なく、安心感もあります。これなら、首や肩への負担も気にせず装着できると思います。
Bluetoothで簡単接続
電源のON/OFFは簡単です。ヘッドホン右(R側)にある電源ボタンを押すとLEDが青色に点滅して電源ONになります。電源ONの状態から電源ボタンを3秒ほど長押しするとOFFになります。また、充電中はLEDが赤色に点灯します。
ヘッドホンで音楽などを聴く場合には、再生機器とBluetooth接続を行って下さい。Bluetoothは、4.1または4.2対応です。電源が切れている状態で電源ボタンを3秒ほど長押しするとLEDが赤・青交互に点滅します(ペアリング待機状態)。
機器側(スマホやタブレットなど)に接続先機器名「RP-HD600N」が表示されますので、ペアリングすれば完了です。
視覚の制限効果とアクティブノイズキャンセリング機能
実際に装着して仕事をしてみると左右の視覚が遮断され、まるで個室で仕事をしているような感覚になります。左右のパーティションは、好みで調整が可能です。
電源ONの状態から、「NC」ボタンを3秒ほど長押しすると緑のLEDが光って、アクティブノイズキャンセリング機能がONになります。アクティブノイズキャンセリングとは、雑音の逆位相の音を出して雑音を打ち消す機能です。
実際に装着するとフロア内の換気扇やエアコンなどの空調音が大幅に遮断されます。人の声は遠くに感じますが、自身に向けられた声は聞き取れるので、仕事中に声を掛けられても心配ないと思います。
また、「NC」ボタンを押す毎にレベルを3段階に調整可能です。レベルの状態は、切替時に音声で教えてくれます。環境や状況に応じて調整できる為、使い勝手は良いと思います。
※雑音の軽減効果は環境によって、感じ方に個人差があります
読んで字のごとく”空間を着る”というコンセプト
実際に使ってみて、視覚が遮られる個室感は、集中して仕事をしたい人にはすごく有効だと感じました。アクティブノイズキャンセリング機能のレベル調整も便利だと思います。
また、個室に居るような感覚で音楽が楽しめるのも嬉しいですね。
WEAR SPACEはコンセプト通り、読んで字のごとく“空間を着る“アイテムでした!
学生時代の店舗アルバイトをきっかけに就職し、現在Eコマースで仕事をしております。皆さんに知って欲しい「おもしろい製品」や「アイディア商品」を分かりやすく紹介させて頂きます。