パソコン技術資料室では 第10世代 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー(Comet Lake)の特徴・機能・他のシリーズとの比較、対応チップセットやよくある疑問について詳しく解説いたします。

技術解説資料最終更新日: 20200520

第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー(Comet Lake)とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パソコン技術資料室では 第10世代 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー(Comet Lake)の特徴・機能・他のシリーズとの比較、対応チップセットやよくある疑問について詳しく解説いたします。

Comet Lakeとは

「Comet Lake」とは、第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーに属するプロセッサーで、第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーには、Comet Lakeのほかに「Ice Lake」や「Amber Lake」などが含まれています。
Comet Lakeには、デスクトップ用の「Comet Lake-S」、パフォーマンスモデル向けモバイル用の「Comet Lake-H」、省電力向けモバイル用の「Comet Lake-U」などが有ります。
「第10世代」とあるように、Core プロセッサーシリーズはこれまでに多くの製品が発売されているため、どの時期の、どのモデルかを分かりやすくする目的でインテルの開発コードネームが通称で使われています。

Comet Lakeの読み方

「Comet Lake」の読み方は「コメットレイク」と読むのが一般的です。
※Comet Lake(コメットレイク)は、Coffee Lake(コーヒーレイク)、Kaby Lake(ケイビーレイク)、Cascade Lake(カスケイドレイク)等と同様に、インテルの開発コードネームです。

CPU

・第10世代インテルCore i9プロセッサーでは、コア数/スレッド数が増加し、コンシューマー向けとして初めて10コア/20スレッドに強化されました。
・第10世代インテルCoreプロセッサーでは、Core i9からCore i7、Core i5、Core i3に至るまでHyperThreadingに対応し、Core i7、Core i5、Core i3ではスレッド数が倍増しました。
・第10世代インテルCoreプロセッサーでは、メモリコントローラーはDDR4-2933メモリまで対応しました。
・インテルCore Xシリーズプロセッサーで搭載されていたTurbo Boost Max3.0 に対応しました。
・モバイル用プロセッサーで搭載されていたThermal Velocity Boost に対応しました。

GPU

・グラフィックスはIntel UHD Graphics 600シリーズ が搭載されています。
・従来のIntel UHD Graphics 600シリーズと同様、ハードウェアHEVC/H.265 での10bit エンコード/デコード、VP9、HDRに対応します。
・Intel UHD Graphics 600シリーズでは、最新のDirectX 12やOpenGL 4.5に引き続き対応し、4K動画などで使用されるCodec HEVCやVP9の10bit/HDR出力に対応しました。 また、5,120×2,880@30pの高解像度をサポートするDisplay Portや、HDMI2.0(※)に対応し、4Kの動画編集など最新技術を駆使するクリエイターにとって最適なCPUとなっています。
※実際の搭載ディスプレイ出力端子はマザーボードメーカーの仕様によります。

チップセット・その他

・第10世代インテルCoreプロセッサーでは新たに「LGA1200」ソケットを採用し、インテル400シリーズチップセットとの組み合わせで使用することができます。
・第10世代インテルCoreプロセッサー対応のインテル400シリーズチップセットとして、 「Z490」「H470」「B460」「H410」チップセットなどがリリースされます。
・「インテル400シリーズチップセット」では、インテルOptaneテクノロジに対応しM.2 SSDをキャッシュとして利用できるなど、従来のインテル300シリーズチップセットと同様の機能をもちます。

第10世代(Comet Lake) と 第9世代(Coffee Lake-R) の比較

第10世代(Comet Lake) 第9世代(Coffee Lake-R)
製造プロセス 14nm 14nm
コア数 最大10 最大8
スレッド数 最大20 最大16
最大動作クロック 5.3GHz 5.0GHz
キャッシュ 最大20MB 最大16MB
TDP 125/65/35W 95/65/35W
メモリ DDR4-2933 DDR4-2666
対応チップセット インテル400シリーズ インテル300シリーズ
PCI-Expressレーン 16 16
対応ソケット LGA1200 LGA1151
インテルOptaneテクノロジー
グラフィック Intel UHD Graphics 600
HDR対応

第10世代(Comet Lake)と 第9世代(Coffee Lake-R)の主なスペック比較表

オーバークロックについて

・「Comet Lake」では、コア数/スレッド数の増加にともない、一段と大きな電力を扱えるようになりました。
・メモリオーバークロックがより柔軟に行うことができるようになり、さらにベースクロックに依存しなくなりました。
・従来ではBIOSだけでしか設定することができなかったメモリのレイテンシーをOS上から変更することができるようになり、メモリの設定をより細かくすばやく詰めることができるようになりました。
・PLLコントロールが拡張され、細かく調整することができるようになりました。
・使用コア数に応じたオーバークロックの設定が可能になり、1コア以上がアクティブになると低い倍率設定に変更されます。
※オーバークロックの設定は、「K」つきのCPUと、「Z」シリーズのチップセットの組み合わせが必要です。

DDR4メモリのサポートの制限について

DDR4-2933に対応するメモリを使用する場合、使用可能な条件が定められています。下記仕様表のとおりとなります。※実際の仕様はマザーボードの対応により異なります。

  Core i9 / i7  Core i5 / i3 ,Pentium,Celeron
メモリタイプ DDR4
メモリ電圧 1.2V
コネクタ UDIMM SODIMM UDIMM SODIMM
動作クロック 2933 2933(1DIMM/Ch)
2133(2DIMM/Ch)
2666 2666(1DIMM/Ch)
2133(2DIMM/Ch)
最大チャネル数 2
チャネル毎DIMM数 1、2
DIMM容量 2、4、8、16、32GB
最大帯域 45.8GB/s 41.8GB/s

第10世代(Comet Lake)プロセッサーにおけるDDR4メモリのサポートの制限について

モデルナンバーについて

Comet Lakeの製品型番(モデルナンバー)は次のようなルールで命名されています。

第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーの命名ルール第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーの命名ルール

モデルラインナップ

第10世代インテルCore i9シリーズプロセッサー

第10世代インテルCoreプロセッサーの最上位に位置するハイエンドモデルです。最上位にふさわしく、Turbo Boost MAX 3.0やThermal Velocity Boost、DDR4-2933メモリといった特徴のすべてに対応しています。

  Core i9-10900K Core i9-10900 Core i9-10900KF Core i9-10900F Core i9-10900T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 10/20
動作クロック 3.7GHz 2.8GHz 3.7GHz 2.8GHz 1.9GHz
TurboBoost 5.1GHz 5.0GHz 5.1GHz 5.0GHz 4.5GHz
TurboBoostMAX3.0 5.2GHz 5.1GHz 5.2GHz 5.1GHz 4.6GHz
ThermalVelocityBoost 5.3GHz 5.2GHz 5.3GHz 5.2GHz
キャッシュ 20MB
PCI-Express Gen 3.0
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2933
最大容量 128GB
TDP 125W 65W 125W 65W 35W
GPU Intel UHD Graphics630 × Intel UHD Graphics630
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCore i9シリーズプロセッサー スペック一覧表

第10世代インテルCore i7シリーズプロセッサー

第9世代インテルCore i9シリーズプロセッサーと同じ8コア/16スレッドを誇るハイエンドモデルです。第10世代インテルCore i9シリーズプロセッサーとは異なり、Thermal Velocity Boostには対応していませんが、Turbo Boost MAX 3.0とDDR4-2933メモリに対応しています。

  Core i7-10700K Core i7-10700 Core i7-10700KF Core i7-10700F Core i7-10700T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 8/16
動作クロック 3.8GHz 2.9GHz 3.8GHz 2.9GHz 2.0GHz
TurboBoost 5.0GHz 4.7GHz 5.0GHz 4.7GHz 4.4GHz
TurboBoostMAX3.0 5.1GHz 4.8GHz 5.1GHz 4.8GHz 4.5GHz
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 16MB
PCI-Express Gen 3.0
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2933
最大容量 128GB
TDP 125W 65W 125W 65W 35W
GPU Intel UHD Graphics630 × Intel UHD Graphics630
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCore i7シリーズプロセッサー スペック一覧表

第10世代インテルCore i5シリーズプロセッサー

第10世代インテルCoreプロセッサーの中核を担うミドルレンジモデルです。第9世代インテルCore i5シリーズプロセッサーと同じコア数ながらHyperthreadingに対応したためスレッド数が倍増しています。

  Core i5-10600K Core i5-10600 Core i5-10500 Core i5-10400 Core i5-10600KF
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 6/12
動作クロック 4.1GHz 3.3GHz 3.1GHz 2.9GHz 4.1GHz
TurboBoost 4.8GHz 4.8GHz 4.5GHz 4.3GHz 4.8GHz
TurboBoostMAX3.0
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 12MB
PCI-Express Gen 3
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2666
最大容量 128GB
TDP 125W 65W 65W 65W 125W
GPU Intel UHD Graphics630 ×
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCore i5シリーズプロセッサー スペック一覧表-1

  Core i5-10400F Core i5-10600T Core i5-10500T Core i5-10400T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 6/12
動作クロック 2.9GHz 2.4GHz 2.3GHz 2.0GHz
TurboBoost 4.3GHz 4.0GHz 3.8GHz 3.6GHz
TurboBoostMAX3.0
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 12MB
PCI-Express Gen 3
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2666
最大容量 128GB
TDP 65W 35W 35W 35W
GPU × Intel UHD Graphics630
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCore i5シリーズプロセッサー スペック一覧表-2

第10世代インテルCore i3シリーズプロセッサー

第10世代インテルCoreプロセッサーのローエンドモデルです。第9世代インテルCore i3シリーズプロセッサーと同じコア数ながらHyperthreadingに対応したためスレッド数が倍増しています。

  Core i3-10320 Core i3-10300 Core i3-10100 Core i3-10300T Core i3-10100T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 4/8
動作クロック 3.8GHz 3.7GHz 3.6GHz 3.0GHz 3.0GHz
TurboBoost 4.6GHz 4.4GHz 4.3GHz 3.9GHz 3.8GHz
TurboBoostMAX3.0
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 8MB 6MB 8MB 6MB
PCI-Express Gen 3.0
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2666
最大容量 128GB
TDP 65W 65W 65W 35W 35W
GPU Intel UHD Graphics630
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCore i3シリーズプロセッサー スペック一覧表

第10世代インテルPentiumプロセッサー

第10世代インテルCoreプロセッサーのエントリーモデルです。新たにDDR4-2666メモリに対応しました。

  Pentium Gold G6600 Pentium Gold G6500 Pentium Gold G6400 Pentium Gold G6500T Pentium Gold G6400T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 2/4
動作クロック 4.2GHz 4.1GHz 4.0GHz 3.5GHz 3.4GHz
TurboBoost
TurboBoostMAX3.0
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 4MB
PCI-Express Gen 3
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2666
最大容量 128GB
TDP 58W 35W
GPU Intel UHD Graphics630 Intel UHD Graphics610 Intel UHD Graphics630 Intel UHD Graphics610
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルPentiumシリーズプロセッサー スペック一覧表

第10世代インテルCeleronプロセッサー

こちらも新たにDDR4-2666メモリに対応しました。

  Celeron G5920 Celeron G5900 Celeron G5900T
コードネーム Comet Lake-S
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 2/2
動作クロック 3.5GHz 3.4GHz 3.2GHz
TurboBoost
TurboBoostMAX3.0
ThermalVelocityBoost
キャッシュ 2MB
PCI-Express Gen 3.0
レーン数 16.0
メモリ 対応メモリ DDR4-2666
最大容量 128GB
TDP 58W 35W
GPU Intel UHD Graphics610
対応ソケット LGA1200
対応チップセット インテル400 シリーズ

第10世代インテルCeleronシリーズプロセッサー スペック一覧表

インテル 400 シリーズ チップセットについて

第10世代インテルCoreプロセッサー対応のチップセットとして、LGA1200対応のインテル400シリーズチップセットがリリースされます。

  インテル 400 シリーズ チップセット
チップセット Z490 H470 B460 H410
対応CPU Comet Lake-S
対応ソケット LGA1200
最大画面出力数 3 2
PCI Express レーンの最大数 24 20 16 6
PCI-Express 3.0
USB3.1ポートの最大数 6 4 0 0
USB3.0ポートの最大数 10 8 6 4
SATA 6.0 Gb/s ポートの最大数 6 4
M.2ポート最大数(x2,x4) 3 2 1
RAID構成 0/1/5/10 ×
サポートされるプロセッサー PCI Express ポートの構成 1×16 or 2×8 or 1×8+2×4 1×16 1×16 1×16
オーバークロック対応  
インテル®Optane™テクノロジー ×

インテル 400 シリーズチップセット スペック一覧表

第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー(Comet Lake)の特徴:CPU

第10世代インテルCore シリーズの主な特徴

・第10世代Core i9シリーズでは、コア数/スレッド数が増加し、コンシューマー向けとして初めて10コア/20スレッドに強化されました。
・第10世代インテルCoreプロセッサーでは、Core i9からCore i7、Core i5、Core i3に至るまでHyperThreadingに対応し、Core i7、Core i5、Core i3ではスレッド数が倍増しました。
・第10世代インテルCoreプロセッサーでは、メモリコントローラーはDDR4-2933メモリまで対応しました。
・インテルCore Xシリーズで搭載されていたTurbo Boost Max3.0 に対応しました。
・モバイル用プロセッサーで搭載されていたThermal Velocity Boost に対応しました。

歴代CPUスペック比較

歴代CPUの代表として最上位モデルとなるKシリーズを比較したものです。メインストリーム向けとしては初の10コア20スレッドのCPUとなり、コア数/スレッド数では上位モデルである Core Xシリーズ(Core i9-10900X) に追いつきました。

モデルナンバー Core i9-10900K Core i9-9900K Core i7-8700K Core i7-7700K Core i7-6700K
コードネーム Comet Lake Coffee Lake-R Coffee Lake Kaby Lake Skylake
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 10コア/20スレッド 8コア/16スレッド 6コア/12スレッド 4コア/8スレッド
動作クロック 3.7GHz 3.6GHz 3.7GHz 4.2GHz 4.0GHz
TurboBoost 5.1GHz 5.0GHz 4.7GHz 4.5GHz 4.2GHz
キャッシュ 20MB 16MB 12MB 8MB
PCI-Express Gen 3.0
レーン数 16
メモリ 対応メモリ DDR4-2933 DDR4-2666 DDR4-2400 DDR4-2133
DDR3L-1600 DDR3L-1600
最大容量 128GB 64GB 64GB
32GB 32GB
GPU Intel UHD Graphics630 Intel HD Graphics630 Intel HD Graphics530
TDP 125W 95W 91W
対応ソケット LGA1200 LGA1151
対応チップセット インテル
400 シリーズ
インテル 300 シリーズ インテル 200 シリーズ
インテル 100 シリーズ

歴代インテル Core プロセッサー スペック比較

メモリ対応表

DDR4-2933に対応するメモリを使用する場合、使用可能な条件が定められています。前述の仕様表のとおりとなります。※実際の仕様はマザーボードの対応により異なります。

第10世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー(Comet Lake)の特徴:GPU

第10世代インテルCore シリーズ「Comet Lake」内蔵「GPU」の主な特徴

・グラフィックスは引き続き、Intel UHD Graphics 600シリーズとなります。
・従来のIntel UHD Graphics 600シリーズと同様、ハードウェアHEVC/H.265 での10bit エンコード/デコード、VP9、HDRに対応します。
・Intel UHD Graphics 600シリーズでは、最新のDirectX 12やOpenGL 4.5に引き続き対応し、4K動画などで使用されるCodec HEVCやVP9の10bit/HDR出力に対応しました。 また、5,120×2,880@30pの高解像度をサポートするDisplay Portや、HDMI2.0(※)に対応し、4Kの動画編集など最新技術を駆使するクリエイターにとって最適なCPUとなっています。
※実際の搭載ディスプレイ出力端子はマザーボードメーカーの仕様によります。

「Comet Lake」グラフィックス機能比較

「Comet Lake」で搭載されれるIntel UHD Graphics 600シリーズは、第7世代インテルCoreプロセッサー(Kaby Lake)から機能はほぼ同じとなります。

  Comet Lake Coffee Lake Kaby Lake Skylake
CPU内蔵グラフィック世代 Gen9 Gen9 Gen9 Gen9
3Dグラフィック機能 Intel HD Graphics
3D Architecture Improvements
DirectX 12
OpenCL 2.1, OpenGL 5.0 ×
OpenCL 2.0, OpenGL 4.3/4.4
各種ハードウェアコーデック AVC, MJPEG, MPEG-2, MVC(Long, GUID), VC-1
High Dynamic Range (Rec.2020) ×
JPEG Decode, JPEG Encode
HEVC Decode, HEVC Encode ○(10bit) ○(10bit) ○(10bit) ○(8bit)
VP8 Decode, VP8 Encode (GPU)
VP9 Decode, VP9 Encode (GPU) ○(10bit) ○(10bit) ○(10bit) ○(8bit)
メディア対応 Intel Quick Sync Video
Intel Built-In Visuals
Scalar & Format Converter (SFC) Pipeline
著作権保護機能 HDCP 1.4
GPGPU Shared Cirtual Memory
OpenCL 2.0
外部接続 16 PCIe 3.0 Graphics Lanes
Switchable Graphics

「Comet Lake」と過去のプロセッサー内蔵グラフィックス機能比較

マルチディスプレイ対応表

最大3画面まで出力することが可能です。

「Comet Lake」グラフィックス機能のマルチディスプレイ対応表「Comet Lake」グラフィックス機能のマルチディスプレイ対応表

ここが知りたい!第10世代 Intel® Core™ プロセッサー・ファミリーの疑問を解決!

Q1.第10世代CoreプロセッサーのOS対応状況は?

第10世代Coreプロセッサーの対応OSは、Windows 10とLinuxのみとなります。
Windows 10以外のWindows(7・8・8.1など)には対応いたしませんのでご注意ください。

Q2.今まで使用していたDDR4-2666やDDR4-2400メモリは使えるの?

そのまま使用可能となっています。

Q3.今までのCPUクーラーは使えるの?

使用することは可能です。LGA1200、LGA1151,LGA1150,LGA1155,LGA1156に対応するCPUクーラーをご使用ください。

Q4.CPUクーラーがついていないけど?

Core i9-10900K、Core i7-10700K、Core i5-10600Kでは標準でCPUクーラーが付属しておりませんので、別途ご用意ください。TDP130W以上に対応するクーラーが推奨されています。

ライタープロフィール 職人5号

Windows2000登場前からほぼ一貫してPC製造部門に従事。PC組立はもちろん、OSイメージの作成や製造時のトラブルシュートを行う。 その経験を生かしてOSの基本情報や資料室を担当する事が多い。

記事を
シェア