Windows7のサポート終了に伴い、Windows10への移行を検討されている方ですと、現在お使いのパソコンの起動ドライブがハードディスクであったり、容量の小さなSSDを使用されているケースが多いのではないでしょうか。
ハードディスクの場合、読み書きのスピードの兼ね合いでWindowsやアプリケーションの起動で時間がかかり、かなり待つようなことがあったと思います。すでにSSDをお使いの方も、容量あたりの単価がハードディスクに対してかなりの高価だったことから、小さな容量のものをお使いで、Windowsといくつかのアプリケーションをインストールしただけで空き領域がわずかになってしまう、といった経験があるのではないでしょうか。
ただ、昨今SSDの値下がりが進行し、アプリケーションだけでなく、作業中のデータも保存をしてもまだ空き領域に余裕のあるような製品が手の届きやすい価格帯となってきました。ここでは当社パソコン工房 WEB通販における販売動向から昨今のSSDの相場推移についてご紹介できればと思います。
SSDの単価推移
M.2 NVMe SSDの単価推移
M.2 NVMe SSD Gen3の価格については、256GBが値上がり傾向にあります。Gen4も全体的に値上がり傾向になりました。
Western Digitalから発売されたM.2 NVMe SSD「WD Blue SN550 NVMe SSD」シリーズが高性能で価格帯も安く、発売から人気を集めております。
マザーボードもM.2が2本以上搭載できるモデルが広がっていますので、OS用とゲーム用など複数購入するのも良いでしょう。
2.5インチSSD SATAの単価推移
2.5インチSSD SATAについては240~256GB帯が3,300円(税込)~4,950円(税込)、人気商品はCrucial「BX500 CT240BX500SSD1JP」になります。
480~512GB帯が4,950円(税込)~7,700円(税込)、CFD「CSSD-S6B480CG3VX」・Crucial「MX500 CT500MX500SSD1/JP」・Western Digital「WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0A」・SandDisk「DSSDH3-500G-J25」になります。
この容量帯ではOS・データ用・外付け用など様々な用途で使いやすい所が人気のポイントになります。
1TBが9,900円(税込)~12,100円(税込)、2TBが24,200円(税込)~26,400円(税込)で値動きしています。
こちらは月末に向かうにつれ値上げの傾向にあります。
SSDについては各メーカーやモデル毎に価格帯にばらつきがありますが、迷ったならば480~512GB帯が今はベストチョイスです。
※価格については、パソコン工房 WEB通販内に掲載されていたPCパーツを、各週ごとに税別価格を平均したものになります。
EコマースのPCパーツ・周辺機器担当です。 元店舗出身でPC修理全般と中古品関係を得意としていました。主に商品のレビューや規格・技術関係のまとめを書いております。趣味はゲームと自転車の整備です。