修理ご依頼時の梱包について
パソコンの梱包・発送
修理ご依頼後にパソコンの梱包を行われる際は、重量のある荷物になります。以下の内容をよくご確認いただき、輸送中の破損や故障が生じないよう、十分に気を付けて梱包をお願いいたします。
ご注意
梱包が不十分で発生した輸送中の破損・故障については、保証期間内であっても破損箇所の補修を行う場合は有償となります。
なお破損箇所の補修費用は保証対象外となり、梱包不十分による破損は運送業者も保証いたしません。あらかじめご了承ください。
ご購入時の箱(純正箱)がある場合
「下記の写真」を参考に、ご購入の際に付属していた梱包箱と緩衝材をご利用いただき、パソコンの梱包を行ってください。
緩衝材の取り付け位置・向きにご注意ください。緩衝材を正常な向きに取り付けると、前後左右隙間なくケースが収まります。
緩衝材が全て揃っておらず、偏った梱包になった場合、輸送中の破損の原因となる恐れがあります。次の項目にある「純正箱をお持ちでない場合」を参考に、緩衝材を詰めてください。
純正箱をお持ちではない場合
基本的には純正の箱、緩衝材に準ずる十分な梱包をお願いします。
丈夫で厚手のダンボール箱
破れていたり、強度のないダンボール箱は、輸送中の破損の原因となる恐れがあります。
パソコンが余裕を持って入るサイズの箱をご用意ください。
箱とPC本体の間に上下左右、それぞれ3~5cmくらいの隙間ができるサイズが目安です。
エアキャップなど
むき出しのまま箱に詰めた場合、高い確率でケースに傷がつきます。
エアキャップ等の輸送に適した梱包材がない場合は大きなビニールに入れて、その周りを新聞紙や毛布、タオルなどの柔らかい布で包むなどして輸送中の衝撃に耐えられるよう、パソコンを保護してください。
発泡スチロールやスポンジなどの緩衝材
パソコンが箱の中で動かないよう、緩衝材で隙間を埋めてください。
適当な緩衝材がない場合、新聞紙を丸めてボール状にしたものなどで代用が可能です。
緩衝能力は下がりますので、隙間無く充填してパソコンが動かないことを確認してください。
ガムテープなど
外箱はガムテープなどでしっかりと封をしてください。
梱包後に箱を軽く揺すり、パソコンが箱の中で動かないことを確認してください。
正しい梱包の例
①丈夫で厚手のダンボール箱を用意する
②パソコンをエアキャップ(ぷちぷち)やバスタオルなどで2重に包む
③ダンボール箱底面に緩衝材を置く
④②でくるんだパソコンを置く
⑤4辺に緩衝材を入れる
⑥上面に緩衝材を入れる
⑦中でパソコンが動かないか箱を揺すって確認する
⑧上面をガムテームなど、頑丈なテープで封をする
悪い梱包の例
箱の底に梱包材が無い
箱の材質が弱い、柔らかい
箱が破けている
クラフトテープが破けて、底が抜けそう
緩衝材を丸めてない為、クッション力が無い
梱包材が四方に入っていない、クッション力が無い
PCを縦置きしている。 梱包材が足りない、クッション力も無い
片側にしか梱包材が無く、量が少ない。クッションにならない
足や手回しネジなどの突起部の部分に緩衝材が無い。突起部に負荷が集中しないよう、周囲にも十分に緩衝材を詰め、負荷が分散するようにして下さい。
悪い梱包の例(箱の内部)
PCを立てて箱詰めすると、足が重みに負けて破損してしまいます。
PCを寝かせて入れていても緩衝材が均一でない場合は、斜めになってしまうと接触している部分が破損してしまいます。
その他
パソコンはダンボールの中へ寝かせた状態(水平の状態)で梱包してください。
立てた状態や、傾いて詰めた場合、輸送中の衝撃が伝わりやすく破損の原因となるおそれがあります。
マウスやキーボード、電源ケーブルなど、付属品も発送する場合、個別に梱包材で包んで同梱してください。
パソコン本体との間に緩衝材が無いと、傷や凹み等の損傷が生ずるおそれが有ります。
お客様にて梱包箱や緩衝材のご用意が難しい場合、別途弊社サポートセンターまでご相談ください。