9/20〜23まで幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2018」。連日熱戦が続く『PUBG JAPAN SERIES season1』、ついに日本代表が決定する鉄拳プロチャンピオンシップの模様など、最終日の会場の様子をお届けします!
連日熱戦の「PUBG JAPAN SERIES Season1」Grade1 2日目!
本日もPUBGグッズが獲得できるPUBGクイズコーナーがあり、ゲーム前にお客さんのボルテージもマックス!!αリーグ、βリーグ、そして今回の公式リーグ。各チームが前回大会を経てメンバーチェンジをしてきたりなど。今回のリーグはそういう意味でも目が離せないリーグとなっております。
昨日開催された1〜4ラウンドに続く5ラウンド目は序盤からアンチ(=安全地帯)が東側に!会場からは「おー!!」というどよめきと共に、チームが一斉に動き始めました!各チーム、ポジション取りをしつつ、アンチ中央に集結していきます。
アンチはどんどんImpalaの街へ縮小。各チーム激戦に次ぐ激戦を打ち勝ちながら、家屋をクリアリング。最終決戦が近づいてきます。終盤一軒の家に3チームが共存するという面白いシーンも(驚)
最後は道を挟んで左右に4チーム。それぞれのチームがスモークグレネードを投げて街はスモークだらけ!そんな最後を制したのは「SCARZ」!
試合後のインタビューでは、スモークだらけだった最後の状況を聞かれると「敵の位置はだいたい把握はしてました」と落ち着いて対処していた模様でした!
6ラウンド目はErangelステージでFPPモード。
マップの安全地帯は南東ではありますが、正統派の中央を記しています。各チーム、ムーブは控えめで車や物資を集めて、決戦に備えております。
マップ中央で有利なポジションを巡って、バトルからバトルへと山の上で交戦しています。それぞれ激しい交戦は無く、警戒しながらバトルは中盤へ。徐々に徐々に交戦が多くなり脱落するチームが増えてきました。
終盤4チームが残り、アンチは南東へ。Crest Gaming Xanadu、野良連合Grim Reaper、SunSister Suicider’s、SCARZが山を取り囲むように展開。そこを制したのは「SunSister Suicider’s」!
相手がスモーク内で回復をしていたところを落ち着いてグレネードで崩し、勝利!
MiramarのTTPモードで7ラウンド目開始!
解説のtakomayoさんの注目チームはKILL数の多い「野良連合Grim Reaper」、そして先程のラウンドをドン勝した「SunSister Suicider’s」。楽しみです!
前半、安全地帯は東側。各チーム徐々に中央に集まっていきます。見通しのよいMiramarのマップは平地を歩いて移動すると、すぐに的になってしまうので、各チーム乗り物を手に入れて移動しています。しかし、敵の乗り物のタイヤを打ってパンクさせるなどして、邪魔をするなど、様々な作戦を実行しながら移動しています。
各チーム移動時に狙撃されダメージを負うシーンが多々見受けられます!走れ走れ!
最初は東だったのですが、どんどん安全地帯が西に西に逆戻りとなりました。安全地帯の中心にチームが集まりますが、中心かつ視界が開けている場所に陣取っていた「SunSister Suicider’s」がなんと2連ドン!強い!「素直に最高!」
ErangelステージTTPモードで8ラウンド目がスタート!
最後の試合ということもあり、会場のお客さんはハイボルテージ!実況解説のお二人もハイテンションです!takomayoさんの注目チームは、「Rascal Jester」と「PNG Fairy」とのこと。楽しみにしましょう!
航路は西から東。各チーム慣れたランドマークへ定石通り向かいます。前半安全地帯は北西方面に。川で分断された安全地帯を各チームどのように予想して動くかが楽しみなところです!
中盤は安全地帯が北へ北へと収束していき、チーム間のバトルも激しさを増していきます。そして、後半の安全地帯は、徐々に平地が多いので、あとから入ってくるチームの場所が無いという状態。新たに入るチームには厳しい状態。
そして、最後は「Rascal Jester」と「PNG Fairy」の一騎打ち!
そして本日最後のラウンドを制したのは「Rascal Jester」!なんと最後はチームで18kill!お見事です!
ゲームショウは本日で閉幕してしまいますが、PJSは11月までにGrade1、Grade2がそれぞれDay6まで開催されます。東京ゲームショウでは、この試合が最後のゲームとなりますが、PJSの楽しみはまだまだ続きます!
GALAXブース「父ノ背中 あどみん&きんち PUBG KILL チャレンジ」も大盛況!
GALAXブースでは11時からと15時からの2回、「父ノ背中 あどみん&きんち PUBG KILL チャレンジ」が開催。マルチプロゲーミングチーム「父ノ背中」の2人が、会場の一般参加者とスクワッドを組んで「PUBG」で共闘します。KILL数が多かった上位2名には豪華景品も用意されており、会場は大盛況となっていました。
今回は、あどみんさん、きんちさんが交互でゲームに参加。11時から行われた第一回では4試合が行われ、計12人の一般参加者が「PUBG」をプレイしながらKILLゲットに励みました。「父ノ背中」メンバーのKILL数は今回のチャレンジ結果に反映されないため、基本的に2人は、一般参加者のサポート・実況を行います。
1試合目は、あどみんさんとスクワッドを結成。装備をたくさん集めたあどみんさんは仲間に銃をあげたりしていましたが、会場の仕様上声でのやりとりが難しく、キャラクターの動きで意思疎通を図っていました。最終的には、身を守るために撃ったあどみんさんが1KILL獲得という結果に。
2試合目は、きんちさんとのチャレンジ。激戦区に降りたきんちさんに皆がついて動き、結果は1名が1KILLをゲットとなりました。続いてあどみんさんと組む3試合目は、チームで2台の車を使用して移動。コミカルなやりとりを通してチームワークを見せたものの、0KILLに終わりました。
特に白熱した4試合目は、きんちさんとのスクワッド。次々とKILLを獲得する腕のいい参加者たちに、会場は大興奮。最後まで生き残った1人が終盤に連続2KILLを取り、暫定1位だった4KILLに並びました。結果、1位が2人ということで、景品はじゃんけんで決定。「父ノ背中」メンバーの的確なサポートと愉快な実況で、大盛り上がりのイベントとなりました。
ついに代表決定!「鉄拳プロチャンピオンシップ 日本代表決定戦 [Day2]」
11ホールでは「鉄拳プロチャンピオンシップ 日本代表決定戦 [Day2]」が開催!ついにプロライセンス選手9名の中から、国際大会に派遣される日本代表が決定しました!
一昨日のDay1の会場は「バンダイナムコエンターテイメント」ブース内でしたが、本日は大人数の観客を収容できる「eスポーツステージ」で試合を実施。「鉄拳7」日本代表が決まるバトルが繰り広げられるとあって、多くの人々が観戦に集まっていました!
ステージ上では、それぞれの選手が優勝を懸けて白熱した試合を展開。結果、2日間に渡る大会を見事に制したのは、破壊王選手となりました!これにより、彼は今年11月に開催される「第10回eスポーツワールドチャンピョンシップ」、来年1月に開催される「日本・サウジアラビアeスポーツ国際親善試合」の出場権をゲット!日本を背負って海外で行われる大会に参加します。
表彰式後には、優勝した破壊王選手が日本代表ユニフォームを着用。「鉄拳を始めて十何年になるのですが、このような大きな大会で優勝したのは初めて。正直戸惑ってもいますが、嬉しいです」と、喜びのコメントを残しました。また、今回の勝因については「次に当たる人の動画をずっと見て、対策を練っていたのが実ったかと思います」とのこと。世界大会でも対戦相手を研究し、活躍をみせてくれるのではないでしょうか!
CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア 決勝戦!
11ホールeスポーツステージでは鉄拳プロチャンピオンシップに続いて、「CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア」の決勝戦が開催!昨日9/22(土)に行われた予選で、参加者723人の中から勝ち残ったトップ8が集結しています。
今大会は2ライフ制のトーナメントとなっているため、まだ一度も負けていない選手どうしが争う「Winner’s side」と、すでに一度負けがある選手どうしが争う「Loser’s side」の2部に分かれて、決勝戦をスタート。選手が勝ちを確信してヘッドセットを外した後に逆転が起こったり、一度もダメージを受けずに完封する試合があったりと、見応え抜群の戦闘が続きました!
会場にはゲストとして、関根勤さん、ゴールデンボンバーの歌広場淳さん、MCを務める椿彩奈さんが登壇!どんどん白熱していく試合展開に興奮した歌広場さんは、応援用のスティックバルーンを壊れるほど激しく叩いていました。
そしていよいよ迎えた1位決定戦は、ふ〜ど選手vs ときど選手!今大会中ふ〜ど選手はまだ一度も負けがないため、2ライフ所持している状態。これは残り1ライフのときど選手にとって、2試合勝利を収めないと優勝することができないという厳しい状況です。
しかし最終的に優勝を手にしたのは、「Loser’s sode」から勝ち上がってきた、ときど選手!圧倒的な集中力で隙を与えないまま攻め続け、決勝戦でまさかの6試合ストレート勝ちを収めました。その信じられない試合展開に、会場は大興奮!歓声と拍手の渦が巻き起こり、大熱狂の決勝戦となりました!
ときど選手は勝因について「立て続けに試合があったので、その中で気持ちが乗ってプレーにいい影響を与えてくれました。そういう意味ではラッキーだったかもしれません」とコメント。さらに次の目標については、「この業界を背負えるくらいの器になりたいです。実力、人格ともに磨いていけたらいいなと思います」と、頼もしい意気込みを語ってくださいました!
表彰式の後には、ときど選手とゲストの3人が取材に対応。報道陣から「この3人の中では誰と戦ってみたいですか?」と、ときど選手に質問が投げられると、すかさず関根さんから「それはときど選手に迷惑がかかりますよ」とツッコミが。続けて「でも、どれくらいコテンパンにやられるのかは体験してみたいですね」と笑うと、「(生身の格闘技と違って)痛くないですからね」と、ときど選手も返していました。そういった意味では実力差がある選手と対戦を楽しめるというのも、eスポーツならではの魅力といえるでしょう!
まとめ:eスポーツで大盛り上がりの『東京ゲームショウ2018』
今年は特に「eスポーツ」が大きく盛り上がった東京ゲームショウ。
プロの技を目の当たりにし、熱く盛り上がる観客の姿が印象的でした!
会期が終わっても様々なeスポーツの大会が日本国内だけでなく、世界各地で開催されます!
パソコン工房NEXMAG編集部では、これからもeスポーツを取り巻く様々な話題に注目していきたいと思います!
[ネクスマグ] 編集部
パソコンでできるこんなことやあんなこと、便利な使い方など、様々なパソコン活用方法が「わかる!」「みつかる!」記事を書いています。