LEVEL∞ (レベル インフィニティ) として、2017年6月の家庭用 鉄拳7が登場したタイミングからTeamYAMASA所属のプレイヤー ユウ、ノビ、タケ。の3選手をサポートする事となり早や1年。 2018年6月30日に鉄拳7の聖地である namco巣鴨店にて「TeamYAMASAオフ会」が開催されたので、見学をしてきました。今回はそのレポートと、今後の活動に関する3選手へのインタビューの内容をお送りします。
TeamYAMASAオフ会の様子
オフ会にはユウ選手、ノビ選手、タケ。選手の他にも有名プレイヤーが数多く参加し、鉄拳女子部で活躍するユウミィさんとキキワンさんの姿も見られました。
内容としては今回の主役でもある3名が他のプレイヤーとチームを組み、3on3の大会が行われたほか、参加者による組手もおこなわれ、各選手がマンツーマンで参加者にコーチしている様子も見られました。
TeamYAMASAメンバーにインタビュー
■ユウ [神の右脚] プレイキャラクター:フェン
プロライセンス発行大会には、なぜか解説として参加。ノビ、タケ。の戦いなどをわかりやすくユーザーへ伝える役目を果たし、後日、バンダイナムコエンターテインメントからの推薦枠としてプロライセンスを取得。
■ノビ [神速のアサルト] プレイキャラクター:ドラグノフ
2015 EVO 鉄拳部門優勝。鉄拳7プロライセンス公式大会「闘会議2018 鉄拳7 Final ~Royal Championship~」にて優勝し、公式プロプレイヤーとして国内で初の大会賞金を獲得した。
■タケ。 [日本最強の盾] プレイキャラクター:一美
日本王者決定戦で優勝し、闘会議2018 鉄拳7~Break the world~にて見事プロライセンスを獲得。1月に開催された EVO JAPAN でも鉄壁の守りをみせ 7位タイの成績をおさめている。
今回のオフ会のきっかけについて
― 今回 TeamYAMASAオフが開催されることになったきっかけを教えてください。
ユウ:今年、3月に岡山で開催したKELOTCUP5 で、メンバー3人がそれぞれ自分で選んだ他のプレイヤーとチームを組んで3on3で対戦し優勝できなかった際の、罰ゲームとして、自分に与えられたお題が、『最強のユウ!?を決めるオフ会を開催!』でした。要は、フェンオフをやろうという内容で、その罰ゲームが今回の実施の起点となっています。折角なので、TeamYAMASAメンバーが使うキャラのオフ会を一気にやってしまおうという流れで今回のTeamYAMASAオフの実施が決まりました。
※KELOTCUP5=3on3で行われるユウ・ノビ・タケ。主催の大会
― ユウさんのオフ会のはずが、結果3人一緒にオフ会開催となったわけですね。ちなみに、KELOTCUP5で、ノビさん、タケさん。に課せられた罰ゲームは何だったのですか?
ノビ:自分には、キング総会に参加しての声出し体験するという罰ゲームが用意されていました。EVO JAPAN 2017などで、キング総会のメンバーが、破壊王選手を声援している姿は少し嫉妬もありました。声を出して応援することもe-sports だとも感じました。KELOTCUP5にて負けてしまいましたのでキング総会が開催される際には、参加して鉄拳7の違った楽しみを味わいたいと思います。
タケ。:自分は、1か月間、1日1ツイートを行うという罰ゲームが課せられて、結果はチームが優勝できたので、罰ゲームを逃れることが出来ました。
― 個人的には、タケ。さんの1日1ツイートが一番きつい罰ゲームではないかと感じますし、ファンとしては期待していたのではないかと思いますが…
タケ。:いや、厳しいですよ(笑)プロとしてどうなの?って感じではあると思うのですが、昔からどうしてもSNSとかを活用できなくて。苦手なところなんです。それにもし負けたらきっとノビが毎日嫌味ったらしく言ってきますしね(笑)絶対に負けられない戦いでした。
ノビ:ただし今回のTeamYAMASAオフ会での案内ポスター画像で一番の罰ゲームを受けたのは タケ。だと思います。これは酷いです…(ニヤリ)
― 今回 TeamYAMASAオフ会を開催してどうでしたか?
ユウ:TeamYAMASAとして、かつては無心鉄拳というチームで活動してもう何年も経つのですが、大体が地方や海外に遠征してばかりでした。私達の活動拠点は東京なのですが、実は東京では、なかなかイベントをやる機会って無かったんですよね。今回はかなり急なスケジュールとなってしまいましたが、無事に開催することが出来て安心しています。
ノビ:自分は千葉のイスカンダルというゲームセンターで個人講習を行ったりしているんですが、そこでの満足して頂けている声を聞くと、こういったオフラインイベントってやっぱり重要だなって思います。今回もオーストラリアのプレイヤーが来てくれたり、大阪から足を運んでくれた方がいたりと本当にうれしかったです。
タケ。:自分は性格上、明るく振舞ったりノビやユウさんみたいにマイクで盛り上げたりって苦手なんです。きっと見た目にも話し掛け辛いオーラが出ていると自分でも思います。それにも関わらず参加者の皆さんにお声がけ頂いて鉄拳の話をしたりするのは嬉しいですね。こちら側がもてなすイベントなのに、申し訳ないですが(笑)
アーケードと家庭用に関して
― 家庭用が発売されて1年が経ちましたが、大型大会では、PS4が採用され、ゲームセンターでのオフ会やMASTERCUPなどの一部大会ではアーケードを使うという他のタイトルではあまりない様々なプレイ環境がありますね。
さらに、Steam版(PC)にもありますが、Steam版ならではの良さなどはありますか?
※MASTERCUP=5on5で行われる世界最高峰の大会
ユウ:なんと言っても「プレイの快適さ」これに尽きると思います。各ロード時間の短さは勿論なんですけど、PS4に比べて対戦中も「軽い」んです。簡単に言うとボタンを押してからのキャラクターの反応速度が速いので、自分の思った通りのプレイをしやすい。もちろん初心者の方には差を感じられないとは思いますが…
ノビ:自分は対戦そのものだけでなく、グラフィックの綺麗さに驚きました。鉄拳は昔から3D格闘ゲームの中でもトップクラスに映像が綺麗だったと思うんですけど、Steam版でかつ「4K」対応のモニターで見たときは今までに無い衝撃でした。あれは鼻血が出るレベルです(笑)
タケ。:あとはAnselでしたっけ。ゲーム内で360度自由な視点からカメラ操作をして高解像度のスクリーンショットを撮れたりする機能。Anselがリリースされてからオフ会のポップに使われたり、カスタマイズコンテストの様なサイドイベントも活性化した気がしますね。ゲームセンターの大会告知とかにも使われていてカッコイイ絵が撮れる。
EVO 2018参戦について
― 8月にラスベガスで開催される『EVO 2018』に参加されるとお聞きしましたが、意気込みを。
※MASTERCUP=5on5で行われる世界最高峰の大会
ユウ:例年通りなのですが、参加者は過去最高らしいです。韓国だけでなくヨーロッパやアメリカ勢も非常にレベルが高くなっていて、予選をまず抜ける事が最初の目標になると思います。プールを抜けたらひたすら翌日に残れるよう目指したいですね。途中でトーナメント表を見ると嫌気がさすほど人が多いです。とにかく無心で進んでいきたいですね。
ノビ:自分は去年、ベスト8を賭けたキップをタケ君と争いました(笑)結果負けてしまったのですが、今年はそうならないように願っています(笑)自分の抱負としては、大会で使えるキャラクターが増えたので、より自信をもってトーナメントを進んでいけると思っております。
タケ。:言わずもがな世界一ベスト8に残るのが難しいトーナメントだと思います。各国の強豪も、他の海外大会には出ないけど、EVOには行くって人も凄く多い。去年は序盤でエリザ使いのプレイヤーに負けてしまって、早々にルーザーズに落ちてしまったのですが、あれがなければと今でも思います。今年はゲージキャラに対しても対策が出来てきているので、堅実にトーナメントを勝ち進めると思っています。
― 『EVO 2018』、『TEKKEN WORLD TOUR』など、まだまだ大型大会があり世界を飛び回ることになりますが、全世界に3名の名前が響き渡ることを期待しております。ありがとうございました。
360度どこからみても凡人、職人番号ラッキー7!職人7号です。主に写真撮影、動画編集を担当。パソコン工房ECサイトのBTOPCや自作パーツ等ひろく手掛ける。店舗部門出身。