軽くてコンパクトで強靭なポータブルロック「OTTOLOCK」の構造の秘密から実際に使用した感想までをレビューします。

気になる製品最終更新日: 20180301

盗難防止の強い味方!「OTTOLOCK」レビュー

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「OTTOLOCK」は、軽量で強度抜群のポータブルロックです! 軽くてコンパクトなボディーからは想像できない強度を誇ります。 強く堅牢な構造の秘密、ニッパーでも切れない強靭さ、使用時のロック方法や暗証番号の変更方法などを紹介したいと思います。 確かな品質を持った「OTTOLOCK」は、盗難防止の強い味方になってくれるはずです。

軽くてコンパクトで強靭!3拍子揃った「OTTOLOCK」とは

コンパクトかつ半端ない軽さ!

「OTTOLOCK」の第一印象はケーブルが薄くてコンパクト、未来っぽい斬新なデザインが好印象です。重さは長さによって異なり、約116g(45cm)、約150g(76cm)、約230g(150cm)の3種類があります。

実際に持ってみるととてつもなく軽いです。私が手に取った76cmの「OTTOLOCK」だとバナナ1本分(約150g)くらいの重さしかありません。重さのほとんどは「ダイヤルロック部分」の重量だと思います。

クルクルっと丸めて付属のストラップで形を固定すれば手の平サイズになるので、カバンやリュック、上着のポケットにも気軽に入れる事が出来ます。カラーもそれぞれ3色(ブラック、イエロー、オレンジ)ありますので、使用用途別に色違いを準備しても良いですね。

「OTTOLOCK」ストラップを外した様子「OTTOLOCK」ストラップを外した様子

「OTTOLOCK」リュックに収納する「OTTOLOCK」リュックに収納する

「OTTOLOCK」上着のポケットに入れる「OTTOLOCK」上着のポケットに入れる

強く堅牢な構造の秘密は?

きし麺のような形(横幅:約18mm、厚さ:約3mm)をしたケーブルは、ハンマーで叩いても、鉄棒に巻いて体重を掛けてもまったく動じません。一番内側の高硬度ステンレススチールバンドは複数階層になっており、そのスチールバンドの上に高強度で弾性をもつケブラー素材が重ねられています。さらに表面にはサントプレーンゴムという耐熱性にすぐれた素材で覆われています。

各素材の特徴を活かした構造は、まるでミルフィーユのようです。レビュー掲載時点においてUSA・EU特許出願中となっており、2018年6月に許可される見込みの最新技術です。

「OTTOLOCK」ハンマーで叩いてみる「OTTOLOCK」ハンマーで叩いてみる

「OTTOLOCK」鉄棒に巻いて体重を掛けてみる「OTTOLOCK」鉄棒に巻いて体重を掛けてみる

「OTTOLOCK」構造図になります「OTTOLOCK」構造図になります

ニッパーでも切れない強靭さ!

一般的なニッパーを使って「OTTOLOCK」を切断しようとしても切る事ができません。表面のサントプレーンゴムに傷は付きますが、複数階層の高硬度ステンレススチールバンドを切断する事は困難です。

恐らく相当大きなカッターでも持ってこない限り切断は難しく、盗難防止に効果が高いと思います。容易には切れない強靭な「OTTOLOCK」で自転車・バイクを電柱や柵などに繋いでおけば、非常に安心できると思います。

「OTTOLOCK」ニッパーで切断を試みるが切れない強靭さ「OTTOLOCK」ニッパーで切断を試みるが切れない強靭さ

「OTTOLOCK」自転車の前輪を柵に繋げた様子「OTTOLOCK」自転車の前輪を柵に繋げた様子

「OTTOLOCK」旅行用キャリーケースの上にノートパソコンが入ったカバンを置いて縛った様子「OTTOLOCK」旅行用キャリーケースの上にノートパソコンが入ったカバンを置いて縛った様子

暗証番号によるロック方法

3桁のダイアルは、初期状態の暗証番号は「0-0-0」になっています。ダイアルを暗証番号「0-0-0」の状態にして、側面のプッシュボタンを押しながらケーブルを「ダイヤルロック部分」に差し込みます。ケーブルを差し込んだまま側面のプッシュボタンから手を放し、3桁のダイアルを適当に変更すればケーブルが外れなくなります。

「OTTOLOCK」初期設定の暗証番号は「0-0-0」「OTTOLOCK」初期設定の暗証番号は「0-0-0」

「OTTOLOCK」側面のプッシュボタン「OTTOLOCK」側面のプッシュボタン

「OTTOLOCK」側面のプッシュボタンを押しながらケーブルを差し込む「OTTOLOCK」側面のプッシュボタンを押しながらケーブルを差し込む

暗証番号の変更方法

以下は、暗証番号が初期状態の「0-0-0」だと仮定して説明します。参考写真では、プッシュボタン反対側にある小さい穴を押す為に別途用意した「パソコンの光学ドライブ用の強制イジェクトピン」を使用しています。もっと身近な物として、金属製のクリップを伸ばした物でもOKです。

1.まず、ダイアルを暗証番号「0-0-0」の状態にします。

2.「ダイヤルロック部分」のプッシュボタン反対側にある小さい穴にイジェクトピンをカチッと音が鳴るまで差し込んでください。
(2mm程度差し込むとカチッと鳴ります)

3.カチッと音が鳴るまで差し込んだらイジェクトピンを抜いて、ダイヤルを希望の暗証番号に変更します。

4.希望の暗証番号に変更したら、プッシュボタンを1度深く押します。プッシュボタンを1度深く押して指を外したら、希望の暗証番号に変更完了です。

再度、暗証番号を変更する場合は、その時点で設定されている暗証番号のダイヤルにして、2.から設定を進めてください。

「OTTOLOCK」プッシュボタンの反対側にある小さい穴「OTTOLOCK」プッシュボタンの反対側にある小さい穴

「OTTOLOCK」イジェクトピンやクリップを伸ばした物などを用意「OTTOLOCK」イジェクトピンやクリップを伸ばした物などを用意

「OTTOLOCK」小さい穴にイジェクトピンをカチッと音が鳴るまで差し込む「OTTOLOCK」小さい穴にイジェクトピンをカチッと音が鳴るまで差し込む

「OTTOLOCK」希望の暗証番号に変更後、プッシュボタンを1度深く押す「OTTOLOCK」希望の暗証番号に変更後、プッシュボタンを1度深く押す

「OTTOLOCK」指を外したら、希望の暗証番号に変更完了「OTTOLOCK」指を外したら、希望の暗証番号に変更完了

防塵性・防水性に優れた品質へのこだわり

「OTTOLOCK」のケーブル部分は防塵性に優れてた構造になっています。塵や埃の他、防水性もある為、雨でも平気です。ダイヤルロック部分には、硬度・腐食性に優れた全米指定塗料のセラコートが使用されており、メーカーの品質へのこだわりを感じます。高品質で長く使えそうです。

このレビューを読まれている皆さんの中には、自転車やバイクを盗まれた経験のある方がいるのではないでしょうか?私も過去に自転車を盗まれた経験があります。今回のレビューを通して、自転車やバイクの盗難防止はもちろん、品質面でも安心な「OTTOLOCK」を是非お勧めしたいと思います。

「OTTOLOCK」カタログの一部抜粋「OTTOLOCK」カタログの一部抜粋

「OTTOLOCK」水に濡れた状態「OTTOLOCK」水に濡れた状態

「OTTOLOCK」防水性にも優れコーティングがされている「OTTOLOCK」防水性にも優れコーティングがされている

ライタープロフィール 職人10号

学生時代の店舗アルバイトをきっかけに就職し、現在Eコマースで仕事をしております。皆さんに知って欲しい「おもしろい製品」や「アイディア商品」を分かりやすく紹介させて頂きます。

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