

書式(基本構文)
ASC(文字列)
記述例
=ASC(A2:F10,F2:F10>=10000,””)
1.全角を半角にしたい列の隣に列を挿入する
全角文字を半角文字に変換したい列の隣を選択します。ここでは「I」列の番地列の数字を半角に統一したいため、「I」列隣の「J」列を選択しています。選択したら、「ホーム」タブの「セル」の項目にある[挿入]をクリックして列を挿入します。
2.セルを選択し、「=asc」と入力する
列が挿入されたら、任意のセル(ここでは「J3」を選択)を選択し、「=asc」と入力します。関数の候補が表示されたら「ASC」をダブルクリックします。
3.変換したいセルを選択する
変換したいセルを選択(ここでは「I3」)します。
4.「 ) 」で閉じてEnterキーを押す
選択したセルは「=ASC(I3」という状態になるので、「 ) 」(半角閉じ括弧)を入力し、Enterキーを押して確定すると、半角に変換された値を返してくれます。
5.オートフィルで数式をコピーする
関数を挿入したセル(「I4」)を選択し、オートフィルで数式をコピーすると自動的にその他のセルの内容が半角に変換されます。
6.J列の隣にさらに1列挿入する
このままでは変換して半角で表示されているセルをコピーしても、セル内に入っているのは関数なため、数式がコピーされるだけとなってしまいます。そのため、セル内の数式を文字列にしていきます。
まずはJ列の隣に列を挿入するため、「K」列を選択し、手順①と同様に列を挿入していきます。
7.変換したセル範囲をコピーする
続いて、ASC関数を用いて半角に変換したセル範囲(ここでは「J3:J11」)を「Ctrl」キー+「C」キーでコピーします。
8.挿入したセルに「値の貼り付け」を行う
選択したセル範囲(「J3:J11」)をコピーしたら、セル「K3」を選択した状態で、「ホーム」タブにある「クリップボード」の項目の「貼り付けオプション」をクリックして[値の貼り付け]をクリックすることで、数式ではなく、「値」を貼り付けることができます。
変換後は「I」列、「J」列を削除すればスッキリできます。
変換系の関数の場合、変換後のセルを直接コピー&ペーストして思った通りの結果にならずに混乱してしまうというミスをやってしまいがちです。変換後の結果は、「値」として貼り付けることを忘れずに覚えておきましょう。

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