ROAD TO CLOUD9 AMD × LEVEL∞が2019年7月27日に開催されましたので、その模様をレポートいたします。Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)の強豪プロチームとして有名な「CLOUD9」を迎えたAMD HEROES主催のeスポーツ大会です。

イベント情報最終更新日: 20190903

ROAD TO CLOUD9 AMD × LEVEL∞ をレポート

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AMD HEROES主催のeスポーツ大会「ROAD TO CLOUD9 AMD × LEVEL∞」が2019年7月27日、東京ビッグサイトTFT HALL 500にて開催されました。 この大会では、事前のオンライン予選を勝ち抜いた日本のプロゲーミングチーム2組と、来日したRainbow Six Siege ProLeagueで韓国エリア1位の実績を誇る強豪プロチーム「CLOUD9」の対戦が行われました。今回大会の模様をレポートいたします。

大会をサポートするLEVEL∞のゲーミングPC

会場には、本大会に出場する選手がRainbow Six Siege(以下、R6S)を快適にプレイできるよう、AMD Ryzenを搭載したハイスペックなゲーミングモデルが用意されていました。
(Road To Cloud9大会推奨モデルのゲーミングパソコンは本記事の最下部に特設ページへのリンクを用意しておりますので、そちらも是非ご覧ください。)

会場に設置されたAMD Ryzenプロセッサー搭載のLEVEL∞ ゲーミングPC会場に設置されたAMD Ryzenプロセッサー搭載のLEVEL∞ ゲーミングPC

そして本大会の実況・MCは格闘ゲーム界でも有名なプロゲーマーの ふり~だ氏と、解説にプロゲーミングチーム 父ノ背中で活躍されている中川ラン・ド・ラ・ヴァリエール氏。

解説のふり~だ氏(左)と中川ラン・ド・ラ・ヴァリエール氏(右)解説のふり~だ氏(左)と中川ラン・ド・ラ・ヴァリエール氏(右)

ROAD TO CLOUD9 AMD × LEVEL∞ 出場チームの紹介

今回の大会は、最大64チームによるシングルエリミネーショントーナメントの決勝戦という位置付けです。オンライン予選で準決勝を勝ち上がった「野良連合 NRG」と「CYCLOPS athlete gaming」の2チームが、来日した「CLOUD9」とBO3(2本先取)形式で対戦を行います。

CLOUD9

幾多もの大会で実績を上げ、トップクラスの実力を誇るシージ界のコリアンモンスターこと、CLOUD9のメンバーは、Nova選手、Neilyo選手、h3dy選手、EnvyTaylor選手、SweetBlack選手と、コーチのSummerRain氏。
Neilyo選手は緊張の面持ちでインタビューに答え、「オフラインイベントは大好きなので、今日も頑張りたいです」とコメントされていました。

CLOUD9のメンバーCLOUD9のメンバー

野良連合NRG

対する野良連合NRGのメンバーはMaavi.NRG選手、Lightning.NRG選手、prototype1z.NRG選手、Shift.NRG選手、Candy.NRG選手と、コーチの貴族氏。
1z選手以外の4名はオフライン対戦が初ということでしたが「楽しんで勝つことを目標に頑張ります!」と前向きな姿勢を見せていました。

野良連合NRGのメンバー野良連合NRGのメンバー

CYCLOPS athlete gaming

そして、プロリーグを無敗で折り返した日本最強チームのCYCLOPS athlete gamingのメンバーはShokei選手、あにつん選手、BlackRay選手、gatorada選手、SuzuC選手と、コーチのNK(のりお)氏。
CYCLOPS athlete gamingを代表してShokei選手が挨拶し、「圧倒的差をつけて勝ちたいと思います」と自信に溢れたコメントをされていました。

CYCLOPS athlete gamingのメンバーCYCLOPS athlete gamingのメンバー

また、会場には各チームのファンが多く来場されており、選手が入場する際も大きな歓声が上がっていました。

第1試合 野良連合 NRG vs CLOUD9

最初にCLOUD9と対戦するのは国内大会では何度も優勝している実力派チームの野良連合NRG。

第1試合 野良連合 NRG vs CLOUD9の模様第1試合 野良連合 NRG vs CLOUD9の模様

1本目のマップはヴィラで、お互い譲らない戦いが繰り広げられるなか野良連合NRGが見事な連携を決める場面も見られ、イベント開始から一気に会場がヒートアップしました。そして7対8のフルラウンドを制した野良連合NRGが見事1本目を勝利し、好調な滑り出しを見せました。
続いてのマップはクラブハウス、2本目はCLOUD9が瞬く間にラウンドを先取し、7対0とワンサイドゲームでCLOUD9が勝利しました。
両者譲らない戦いとなった3本目。使用マップは領事館、野良連合NRGが健闘を見せるものの7対4でCLOUD9が3本目を決め、CLOUD9 VS 野良連合NRGはCLOUD9の勝利となりました。

第2試合 CYCLOPS athlete gaming vs CLOUD9

一旦インターバルをおいて、次にCLOUD9と対戦するのはCYCLOPS athlete gaming。

第2試合 CLOUD9 VS CYCLOPS athlete gamingの模様第2試合 CLOUD9 VS CYCLOPS athlete gamingの模様

1本目のマップはカフェ。両チームはアメリカ・ノースカロライナ州で開催されるR6Sの大規模世界大会「Six Major Raleigh 2019」のAPAC予選にも出場されていたこともあり、ナイフマッチ(ナイフのみ使用)がおこなわれるなど和気あいあいとした雰囲気で試合は進行し、3対7でCYCLOPS athlete gamingが勝利しました。
2本目のマップは国境で、CLOUD9がCYCLOPS athlete gamingの動きに対応し、7対1と圧勝で勝利しました。
最終戦となる3本目のマップは銀行で、野良連合NRG の1本目の試合同様7対8のフルセットまで縺れる展開となりましたが、最後は接戦ながらもCYCLOPS athlete gamingが3本目を勝利し、CLOUD9 VS CYCLOPS athlete gamingの試合はCYCLOPS athlete gamingが勝ちました。

世界で活躍する3チームに期待!

今回の大会を振り返り、野良連合NRGは「今日の試合は充実したものになりました。これから世界大会へ行くCYCLOPS athlete gamingや、何度も世界大会で活躍したCLOUD9と共に、この舞台に立てたことをとても誇りに思います。」とコメント。
CLOUD9のコーチであるSummerRain氏は「韓国に帰るとすぐにブートキャンプに入ってしまうのですが、これからもいろいろな日本のチームとスクリム(練習試合)してみたいです」と日本語でコメントし、CYCLOPS athlete gamingも「今日、CLOUD9と対戦できて良い経験になったので、こちらこそ(スクリムを)宜しくお願いします!」と返していました。
第1試合、第2試合ともに大接戦を繰り広げた3チームに会場からは大きな拍手が送られ、ROAD TO CLOUD9 AMD × LEVEL∞は幕を閉じました。
世界規模で人気のあるR6Sのeスポーツ大会において、今回出場された3チームはこれからも活躍を見せてくれることでしょう。

本イベント選手・出演者揃っての記念撮影本イベント選手・出演者揃っての記念撮影

ライタープロフィール 職人7号

360度どこからみても凡人、職人番号ラッキー7!職人7号です。主に写真撮影、動画編集を担当。パソコン工房ECサイトのBTOPCや自作パーツ等ひろく手掛ける。店舗部門出身。

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