2019年5月3~5日、世界最大規模のeスポーツイベント「Intel® Extreme Masters(以下、IEM)」が、オーストラリア・シドニーにて開催されました。
今回、このIEM Sydney 2019の観戦ツアーに参加することができましたので、IEM Sydney 2019のメインタイトルでもあるCounter-Strike: Global Offensive(以下 CS:GO)トーナメント決勝の様子と、熱気に満ち溢れた会場の様子をレポートいたします。また、記事を読んでいただいた方に読者プレゼントもいたします。
IEM (Intel Extreme Masters) とは
メインスポンサーのIntelと、Electronic Sports League(ESL)を運営するTurtle Entertainmentが2007年より、世界中の各都市で開催している、最も長い歴史を持つ世界的なeスポーツ・トーナメント・シリーズです。
IEM Sydney 2019が行われるQudos Bank Arenaに到着!
本イベントが行われる会場は、2000年のシドニーオリンピックの際に作られた、オリンピックパーク内にあるQudos Bank Arenaで、最大収容人数が2万人以上の大きなイベント会場です。
ここでの開催は今年で3年連続となり、一昨年、昨年も多くのeスポーツファンがこの会場に集まったそうです。
会場入り口付近のロビーには、メインスポンサーとなるインテルのブースが数多く出展されており、デスクトップゲーミングPCやノートゲーミングPCが数多く出展され、人気AAAタイトルが試遊できました。
出展されていたデスクトップゲーミングPCもコンパクトなものからRGB LEDで鮮やかに光るものまで、様々なモデルがありました。
各ゲームタイトルのプレイに合わせ、キーボード・マウスのほか、ゲーミングパッド、アーケードスティックなども用意されていました。FPSから格闘ゲームまで様々なタイトルを試遊できました。
PCゲームは、デスクトップ環境でプレイするといった印象をお持ちの方も多いとおもいますが、各ブースでは、第9世代 インテル Coreプロセッサーを搭載したノートゲーミングPCも多く展示されていました。
PCゲームをプレイする際のPC構成で特に重要とされているのがグラフィックスカードのパフォーマンスですが、ゲーム実況配信(ゲームプレイ・プレイ動画の録画・ストリーミング配信)といった様々なアプリケーションを同時に扱う観点からすると、マルチタスクに優れたCPUのパフォーマンスが必要となります。
したがって、各ブースに展示されていたノートゲーミングPCにも第9世代のCore i7が搭載されていたのではないかとおもわれます。
また、VRコンテンツが楽しめるブースでは、話題のVR音ゲーなど、数多くの出展がありました。VRデバイスも日々進化を続け、PC本体にコード1本で接続し、気軽にVRコンテンツが楽しめるようになりました。ボクシングが体験できるVRコンテンツでは、眼の前のボクサーの迫力に来場者一同驚かれていました。
その他、デスクトップPCの組立実演をおこなうブースもあり、最新のインテルCPUを搭載するゲーミングモデルのPC構成に、来場されていた方は足を止め、組立実演の説明に耳を傾けていました。
また、ロビーでは来場者および出展ブースで試遊された方にインテルロゴの入ったラバーバンドが配られていました。
このラバーバンドはCS:GOトーナメントが開かれるメイン会場の演出と同期して、ラバーバンドに内蔵されたLEDが全て同じ色に光る仕掛けが施されていました。
強豪チームがしのぎを削るCS:GOトーナメント
IEM Sydney 2019のメインイベントであるCS:GOトーナメントは総勢16チームが8チームずつに分かれてトーナメント戦をおこなう内容となっています。
また、トーナメントの予選・準決勝ではBO3(3戦2勝)のルールで試合がおこなわれ、今回、観戦した決勝ではBO5(5戦3勝)によって優勝チームが決まるルールとなっていました。
そして大会基本ルールとしては、5対5の爆弾設置/解除モードで試合が行われ、15ラウンドハーフの16ラウンド先取で攻守に分かれた戦いとなります。
1ラウンドにかかる時間こそ2分とない短い試合ですが、1セット(0対16の場合)取るのに最低でも30分以上、選手たちは集中力を切らすことなくプレイします。
それを決勝戦では、ストレートに勝利しても約2時間はかかるのですから、プロ選手の体力と集中力には驚かされます。
CS:GOトーナメント 準決勝を観戦
そして、ロビーから本会場に入って驚いたのは、ステージおよび客席の規模の大きさです。
日本国内でも、大きな会場を使ってeスポーツイベントは開かれていますが、複数のタイトルを扱った複合的な大会であったり、eスポーツが関連するイベント内で開かれる一つのプログラムとして行われていることがよくあります。
しかし、海外のeスポーツ文化は、その長い歴史から培われてきたこともあり、1タイトルで競われるイベントの規模が想像を遥かに超えていました!
さらに、これだけの規模の大会ともなると、会場に集まるeスポーツファンの熱気も凄まじいものがあり、準決勝開始前から来場者は大いに盛り上がりを見せていました。
その様子を動画で用意しましたので、ご覧ください!
今回の観戦ツアーでは、準決勝の一部も観戦することができ、一昨年のIEM Sydney 2017で優勝を手にしたMiBRと、米国代表の強豪チーム Team Liquidの試合を見ることができました。
スケジュールの都合で、最後まで準決勝を観戦することはできませんでしたが、MiBRとTeam Liquidの試合は、世界ランク2位の実績を誇るTeam Liquidが予選に続き、ワンサイドゲームで準決勝も勝ち上がっていました。
激戦となったCS:GOトーナメント決勝!
決勝戦でも会場には、多くのeスポーツファンが来場されており、親子連れで観戦されている様子も伺え、さながら野球やサッカーなどといった、スポーツ観戦と変わらない光景があちらこちらで見られました。
また、今回の観戦ツアーでは、決勝戦がおこなわれる前に、実際に選手が入場する花道と、選手たちがプレイするプレイヤー席の近くまで見に行くことができ、貴重な体験をすることができました。
開演時間になるとステージ上のモニターに出場選手が映し出され、華やかな演出のもと、前日の準決勝を勝ち上がったFnaticとTeam Liquidがステージに登場。
会場は大きな歓声で湧き上がり、決勝トーナメントの幕が切って落とされました。
決勝戦がはじまると、予選と準決勝をワンサイドゲームで勝ち上がってきたTeam Liquidが優勢かと思いきや、1セット目をFnaticが勝ち取る展開でスタート。
インカムを通して選手同士が見事な連携でTeam Liquidの牙城を崩します。
今回はCS:GOでの大会となりますが、FPSゲームのプロ選手のプレイは実に圧巻で、遠方の相手プレイヤーを正確に仕留めるエイム力に加え、グレネードなどの投げ物といわれる武器の使い方も華麗で、瞬きもする暇がないくらい、場面展開が早く、スピーディーに試合が展開していきます。
そうした試合が繰り広げられるなか、熾烈を極めた戦いが続き、2セット目、3セット目をTeam Liquidが勝利します。
この流れのままTeam Liquidが勝利を収める展開になるのかとおもいきや、Fnaticがその流れを断ち切るが如く、4セット目を勝ち取り、会場は大盛り上がり!
ついにフルセットとなり、決勝戦に相応しい展開になりました。
会場のボルテージも上がるなか、オンラインでのIEM視聴者数も20万人以上となりました。
日本国内でもゲーム実況動画やゲーム大会のストリーミング配信など、eスポーツに対する娯楽性は昔からありますが、このような競技シーンでの盛り上がりは実際に体験すると鳥肌が止まりません。
15時に始まった決勝戦も気がつくと20時をまわり、5時間を超える長期戦となっていましたが、選手の集中力は衰えることなく、見事なプレイで観客を盛り上げていました。
そして気づけば最終セットは、Team Liquidが14対4で圧倒的なリードを取り、このまま優勝するのかとおもいきや、またもやFnaticが底力を見せ、怒涛の5ラウンド連続勝利、14対9まで差を引きつけます。
会場ではFnaticに対する声援でさらにヒートアップしていました。
しかし、その後にTeam Liquidが勝利し、15対9のマッチポイントへ。
決勝戦開始から6時間を過ぎていましたが会場の熱は冷めるどころか、両チームに対する声援と歓声で収まる様子がありませんでした。
そして長く続いた試合もTeam Liquidが勢いのまま16セット目を勝ち取り、見事IEM Sydney 2019の王座に輝きました!
その瞬間を動画で用意しましたので、ご覧ください。
オリンピックの正式種目にも検討される、eスポーツの盛り上がりを実感
今回、現地で世界最大規模のeスポーツを観戦し、出場選手と会場に集まった多くのeスポーツファンが作り出す一体感を肌で感じてみて、将来的にオリッピックの正式種目になるのも、そう遠くないのではないかと思わせてくれるほどに実感しました。
日本のeスポーツ文化としては、まだまだこの規模の大会を開催するのは難しいかとおもいますが、いつの日かIEMのような大規模でエキサイティングなeスポーツイベントが日本国内でも開かれてくれることを願います。
IEMオリジナルグッズを3名様にプレゼント!
今回のIntel Extreme Masters Sydney 2019に参加した記念でIntel様よりノベルティーをいただきました。今回、記事を読んでいただいた方にプレゼントをいたします。
プレゼント賞品はIEMオリジナルグッズ(ビニールバック、水筒、トートバッグ、ストラップ、intelリストバンド)を3名様にプレゼントいたします!
キャンペーンへの応募方法はカンタン!
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すでにTwitterフォローしている人でも応募可能です!
応募期間は2019年6月3日(月)14:00まで!ぜひ応募お待ちしております!
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③応募完了
応募概要
キャンペーン名 | パソコン工房NEXMAG 読者プレゼント! IEMオリジナルグッズを3名様にプレゼント |
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応募期間 | 2019年5月22日(水)~2019年6月3日(月)14:00 |
応募条件 | パソコン工房WEB通販公式「@pc_koubou_web」のフォローが必須 キャンペーンツイートをリツイート 上記をもって応募完了とします。 |
プレゼント賞品 | IEMオリジナルグッズ(ビニールバック、水筒、トートバッグ、ストラップ、Intelリストバンド)を3名様にプレゼント |
抽選・当選発表 |
1.応募期間終了後、厳正な抽選の上、当選者には2019年6月上旬にTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡をさせていただきますので、通知をONにしておいてください。 2.当選者の方はメッセージに記載されたURLをクリックの上、指定期日までに応募時の必要事項をご入力ください。指定された期日までにお手続きを完了されなかった場合、当選は無効となります。 3.賞品の発送予定は、2019年6月下旬を予定しております。 ※賞品の発送が遅れる場合もございます。 |
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360度どこからみても凡人、職人番号ラッキー7!職人7号です。主に写真撮影、動画編集を担当。パソコン工房ECサイトのBTOPCや自作パーツ等ひろく手掛ける。店舗部門出身。