組込みプログラム開発会社様|大阪:Ubuntu Linux導入事例

事例概要

他社ワークステーションで3時間かかっていたOS構築作業を30分に短縮

導入先概要

導入先:組込みプログラム開発会社
エリア:大阪府
事例規模:2台

事例カテゴリー

■企業(専門業務)
■リプレース
■ワークステーション
■Linux(Ubuntu Linux)

導入先の抱える課題

大手電子機器メーカーの依頼でAndroidを使った組込みOSのカスタマイズを受託。
技術者を派遣し限られた期間で成果物を提出する必要がある。
カスタマイズ後にOSイメージのビルド作業を行い検証、修正を行う。
一回のイメージ構築に要する時間は約3時間。派遣先の業務時間内では2回程度の検証作業しか行えない。
従来の使用機材はWestmere-EPのXeonにメモリ32GB、AndroidSDKを使用するためUbuntu10.10 64bitインストール
高速な機材を持ち込んで生産性を上げたい

導入(提案)ソリューション概要

WS9400をベースにSandybridge-EPのXeonの上位クロック(E5-2690)の2CPU+メモリ64GBのワークステーションを作成しました。
担当者からの聞き取りにより1クロックあたりの処理性能が高い構成に効果がありましたので予算内で2.9GHzのCPUを選択し メモリについてはOSイメージが一回で50GB程度になるため、全てメモリ上で処理できるように64GBを搭載の上 長時間駆動を行うためHDDはRAID1で二重化しました。
技術者が依頼先のネットワークでUbuntuLinuxのインストールやアップデートを行えないため出荷前にインストールとアップデートを 実施した上でご指定場所にお届けしました。

画像01

導入による成果

ビルド作業が従来3時間かかっていたものが30分に短縮し、その結果一日二回の検証作業が4-5回行えるようになった。
工期についても従来の三分の二に短縮することに成功し、他の受託作業を受けられるようになった。

導入先コメント

従来機の六分の一に短縮と劇的に早くなったことで開発現場では驚きの声が上がり、業務効率を大幅に上げることが出来ました。
依頼元のメーカー技術者もこの結果にはびっくりしたようで別プロジェクトのビルドを依頼されることもありました。
Androidの開発は今後も増えていくので今後新CPUや大容量メモリの搭載、SSDなどアップグレードをしていきたいですね。
少数のオーダーでも細かいカスタマイズやUbuntu特定バージョンのインストールとアップデートを行って頂けたおかげですぐに業務に移ることが出来ました。

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