スマホ3Dアプリ開発に最適なスペックのおすすめパソコン

CPU

Blenderを使用した3DCGの制作には、グラフィックスの性能を引き出すために、動作クロック数の高さとコア数を多く持つCore i5やRyzen 5以上のCPUが必要となります。CPUを用いたレンダリング処理を多く行う場合は、さらにコア数の多いCore i7やRyzen 7、Core i9、Ryzen 9のCPUがおすすめであり、コア数が多いほど時間短縮ができ作業効率の向上につながります。

グラフィックス

3DCGのモデリング作業に加え、CUDAコアを使用するレンダリングやリアルタイムプレビューでは、グラフィックスの性能が処理速度に影響します。扱う素材データやエフェクトによっては、グラフィックスメモリを多く使用するため、少なくとも2GB以上の容量が必要です。GeForce GTX 1660 SUPERやRTX 3060以上のグラフィックスがおすすめであり、余裕をもって制作を行なうことができます。OptiXやリアルタイムレイトレーシングを使用する場合は、GeForce RTXシリーズがおすすめです。

メモリ

Blenderでの制作にあたって、メモリ容量は16GB程度でも動作します。高解像度の素材データやゲームエンジンなどの開発ツールを同時に起動して操作する場合は32GB以上のメモリ搭載がおすすめです。

ストレージ（SSD・HDD）

Blenderでは、ストレージ速度はHDDでも十分動作いたします。ソフトウェアやパソコンの立ち上げを少しでも向上させたい場合は、高速なSSDがおすすめとなります。また近年のデータが大容量化の傾向にあるため、大容量のストレージの搭載やSSDとHDDを組み合わせたツインドライブ構成もおすすめです。