電源ユニット

電源ユニットとは、コンセントから供給される交流(AC)の電力を、PCパーツが使える直流(DC)の電力に変換するだけの、 至極シンプルながら最も理解から遠いパーツ。日々の技術的革新によるブレイクスルーと呼べる様なモノは殆ど無いと云って良く、ある日突然低価格になったり高性能になったりはしません。
ですが・・・否、だからこそ重要なんです。

電源容量計算シミュレーターで分かる電源の選び方

電源容量計算シミュレーターで分かる電源の選び方

パソコンの消費電力が一目で分かる電源容量計算シミュレーター

パソコンの電源を購入する際に、容量の選び方が分からずお悩みの方に、使用パーツに応じておすすめの電源容量を計算するシミュレーターをご用意いたしました。 ほかにも電源選択時に重要な規格やグラフィックカード搭載時の注意点についても解説しますので、パソコン購入やアップグレード時の参考にしてください。
CPUやグラフィックカード、メモリといったパソコンの構成を選択すると、自動で最大消費電力や推奨電源容量を計算します。

ULマーク(UL File Number)とは

UL規格とは

電源ユニットに記載されているマーク「UL」とは、アメリカ保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories Inc.)の発行する生命・財産を守る為の安全に関する基準。 販売元が製造を委託しているOEM供給が多い電源ユニットですが、記載番号から製造元判別の一つの手掛りと成り得るマークです。

電源変換効率と80PLUSついて

UL規格とは

80PLUS」は、 負荷20%~100%において電源変換効率が80%以上の基準を満たした製品に対する認証で、変換効率の高さに応じて5つのランクに分けられています。 電源変換効率が高いほど低消費電力・低発熱で、電源(主にコンデンサー)の長寿命化と、必要とする冷却性能が低くなる為、静音化に繋がります。

品質・性能について

PC電源ユニットにおいては、容量×品質こそが性能であり、 それらはコスト(高品質なコンデンサー・ガラスエポキシ基盤の採用等、部材単価)にクリティカルに跳ね返ってきます。 そのため、コストパフォーマンスは“1Wあたりの価格”だけでは必ずしも計ることができません。 PC電源ユニットをお選びの際は、静音やプラグインなどといった付加価値だけでなく、 メーカーの公開する使用部品(最近では長寿命固体コンデンサー等)にも目を向けてみると良いでしょう。

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