Radeon RX Vega 価格・性能・発売情報

Radeon™ RX Vega

Radeon™ RX Vega 搭載BTOの販売は終了いたしました。


最先端を追求する「Radeon™ RX Vega」グラフィックカード

今までのRadeonグラフィックスより更にパワーアップしたハイエンドGPU「Radeon™ RX Vega」が登場しました!

「Radeon™ RX Vega」は高フレームレート・高解像・高画質設定でのゲームプレイ、そして最新テクノロジーを求めるゲーマー向けのグラフィックカードです。前世代から改良されたVegaアーキテクチャによって精細な映像美と驚異的なビジュアル表現を発揮し、リアルなVR体験やハイエンドゲームプレイをお楽しみいただけます。

Radeon™ RX Vegaここがすごい!

Radeon™ RX Vegaは、Radeon™ Fury Xの後継となるハイエンド向けグラフィックカードです。HDMI2.0、Display Port1.4対応や、広帯域なビデオキャッシュ(メモリ)「HBM2」を搭載、より高度なDirectX 12への対応を進めるなど、様々な最新のテクノロジーをサポートしています。

最新タイトルも、VRゲームも快適

Radeon™ RX Vegaは14nmプロセスで製造された「Vega 10」コアを採用し、最大64基のNCU(次世代Compute Units)とHBM2を8GB搭載しています。VRや次世代ゲームには欠かせない「DirectX 12」や「Vulkan」などの最新APIに最適化されており、高度な演算処理と3D描処理を両立する「ASYNC COMPUTE」など、さまざまなゲームタイトルで今までにないレベルのパフォーマンスを発揮します。

高解像度かつ滑らかな映像美

対応するモニタと組み合わせることで美しいグラフィックを最大限楽しむことができます。 またモニタ側でもFreeSync2に対応していれば、スタッタリングやティアリングの無い滑らかな映像出力が可能です。

パワーアップしたハイエンドGPU「Radeon™ RX Vega」をチェック!

パソコン工房では「Radeon™ RX Vega 64」の実機を用いて性能チェックやBTOでの動作検証をしています。まずはRadeonシリーズから満を持して発売された「Radeon™ RX Vega 64」グラフィックを見ていきましょう!

大きくてパワフルなハイエンドGPU

グラフィックカードはハイエンドGPUらしい予想以上の大きなデザインとなっている。リファレンスデザインでは、外排気方式のクーラーとなっており、小さいケース容積のものでも扱いやすい。

また、デザインは前面・背面共に黒いケースで覆われ、ポイントで赤色の「RADEON」のロゴマークが配置されている。派手な装飾はないものの、シンプルだからこそ表すことが出来る「かっこよさ」を持ったデザインだ。

新規格の外部出力をサポート!

HDMI 2.0×1とDisplayPort 1.4×3の出力端子を持ち合わせており、HDRに対応、4K以上の高解像度・高fpsでの映像の出力に対応している。またこれらの小型なポートのおかげで排気口が大きくとられており、排熱の心配も少なく好印象だ。

遊び心くすぐるギミックも搭載!

GPUの稼動状況に合わせてランプが点等(赤/青)するGPUタコメーターを引き続き搭載。LEDの下に見える補助電源は8pin×2本が必要となり、まさにハイエンドGPUならではの仕様と言える。 Radeonの特徴のひとつになる、VBIOSスイッチも搭載。動作モードを設定してVBIOSを切り替えて使用することができる。

※掲載内容は、AMD純正(MBA:Made By AMD:リファレンスデザイン)版での内容となります。

Radeon™ RX Vegaスタッフの使用感想

Radeon™ RX Vegaスタッフの使用感想

Polaris世代から続くRadeonシリーズのシンプルな外観が好印象な今回のRadeon™ RX Vega。
「R」ロゴが強調されるシルバーモデルの限定版もありRadeonファンとしては是非ともゲットしておきたい。
GPUチップにHBM2が搭載されるため、チップ外部にメモリを配置する必要が無く、カード設計自体は小型化できるはず。

ところが海外では「大きさ=パワー」となるため、小型なハイエンド製品は売れないそうだ。そのためか、ハイエンド感を印象付けるためにあえての大型サイズでのリリースとなったところも事情を知ると何となく許せる。 補助電源も8pin×2となり、じゃじゃ馬な予感がする。実際、発熱で高いはずの動作クロックが抑えられしまい、ここがボトルネックになっている印象がある。
オーバークロックだけでなく、水冷化など自作派として楽しめそうな要素が満載でとてもワクワクする。

いかにパワーを引き出せるか、ただのハイエンドカードだけではない、楽しさがあるグラフィックカードだ。

Radeon™ RX Vega ベンチマーク情報

3DMark Fire Strike

GPU(CPU) VRAM Fire Strike (Graphics)
AMD Radeon™ RX Vega 64(i7-7700K) HBM2 8GB
22838
AMD Radeon™ R9 Fury X (Core i7-4790K) HBM4GB
16412
NVIDIA Geforce GTX 1080 (Core i7-6700K) 8GB GDDR5X
22040

ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク

GPU(CPU) VRAM SCORE
AMD Radeon™ RX Vega 64(i7-7700K) HBM2 8GB
15904
AMD Radeon™ R9 Fury X (Core i7-7700K) HBM 4GB
13448
NVIDIA GeForce GTX 1070 (Core i7-7700K) GDDR5 8GB
15911

VR Readyビデオカード

一般的なパソコンゲームにおける解像度とフレームレートが 1920x1080/30fps(毎秒約 6,000万画素)であるのに対して、ヘッドマウントディスプレイでのVRでは、3024x1680/90fps(毎秒約4億5,000 万画素)以上と高い描画性能を推奨しています。

これに対してビデオカードメーカー各社は、VRに適したビデオカードやシステムに『VR READY』のロゴを付ける取組みを開始しています。このロゴマークがある事でユーザーが迷うことなくVRに最適な製品を選択できるようになりました。

※パソコン工房は、iiyama PC の LEVEL∞シリーズで、AMD の『Radeon™ VR READY Premium』プログラムへ公式に参加しています。

最先端クラスのマルチメディア機能

Radeonシリーズ待望のHDMI 2.0端子およびDisplay Port 1.4端子をサポートしました。

これは最新の映像規格に対応し新世代の高解像度「4K」60フレーム転送はもちろん、さらに高速な帯域を要する「4K」の120フレームや超高解像度「5K」の表示もサポートします。

そしてHDR規格に対応により、肉眼で「見たまま」のリアルな色や輝度表現を再現します。HDR対応モニタと再生ソフトウェアを組み合わせ、かつてないほどの映像美を体験することができます。