Adobe MAX Japan 2019のイベントの様子について、新機能紹介のデモンストレーションや会場の様子、インテルブースに展示されたクリエイター向けパソコン SENSE∞についてレポートします。

イベント情報最終更新日: 20191212

Adobe MAX Japan 2019のインテルブースにSENSE∞を出展

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Adobe MAX Japan 2019がパシフィコ横浜にて2019年12月3日に開催されました。
Adobe MAXは、世界各国で活躍するCreative Cloud製品のエバンジェリストらによる基調講演や一流のクリエイターによるトークセッションが行われ、新たな刺激、学び、出会いを参加者だれもが得られるアドビ最大のクリエイティブイベントです。
昨年に続き、パシフィコ横浜で開催されたAdobe MAX Japanですが、今年は会場規模を拡大して開催されましたので、会場の様子やインテルブースに展示されたクリエイター向けパソコン SENSE∞についてレポートいたします。

Adobe製品の新機能やクリエイターの技術を学ぶことができるAdobe MAX Japan 2019

まず会場入り口付近には物販エリアであるMAX Storeが設けられ、Adobeグッズがその場で購入できることもあり、整理券は瞬く間に終了していました。
MAX Storeの近くには、その場でイラストを描いてオリジナルのコースターが作成できるアドビ工房エリアもあり、各ステージでのセッションの合間に多くの来場者がオリジナルコースター作りを体験されていました。

Adobeグッズが購入できるMAX StoreAdobeグッズが購入できるMAX Store

オリジナルコースターが作成できるアドビ工房オリジナルコースターが作成できるアドビ工房

会場内の各所ではAdobe製品のデモンストレーションが行われているエリアの他に各企業の出展ブースも設けられていました。
また、フードコーナーの他、会場内の一部に椅子やクッションが並べられている休憩エリアなども設けられており、展示物や出展ブースをゆっくり見て回れるよう心遣いが施されていました。

Adobe製品のデモンストレーションAdobe製品のデモンストレーション

Adobe Stock ギャラリーの様子Adobe Stock ギャラリーの様子

Adobe MAX Japan 2019 ライブペインティングの様子Adobe MAX Japan 2019 ライブペインティングの様子

インテルブースにクリエイター向け SENSE∞モデルを展示

企業出展ブースのひとつとしてインテルブースでは、クリエイター向けのHEDT(ハイエンドデスクトップ)CPUであるインテル Core X シリーズ・プロセッサーおよび第9世代インテル Core i9プロセッサーと、高速なデータの読込/書込を実現し、耐久性にも優れたインテル Optane SSD 9シリーズを搭載したBTOパソコンの展示が行われており、当社のクリエイター向けパソコン SENSE∞モデルの展示もありました。

インテルブースの様子インテルブースの様子

Adobe MAX Japan 2019 インテルブース 参考展示となるSENSE∞モデルAdobe MAX Japan 2019 インテルブース 参考展示となるSENSE∞モデル

OS Windows 10 Pro 64ビット [DSP版]
CPU インテル Core i9-10920X (3.5-4.6GHz/12コア/24スレッド/ 19.25 MBキャッシュ/TDP165W)
チップセット インテル X299 Express
メモリ DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) 32GB(8GB×4)
ストレージ 480GB [インテル Optane SSD 900P] NVMe対応 PCI Express3.0x4 SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
グラフィックス GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6
ケース ミドルタワー / ATX
電源 850W 80PLUS GOLD認証 ATX電源

参考展示となるSENSE∞モデルスペック

参考展示となるSENSE∞モデルの構成は、CPUにインテルのハイエンドデスクトップ向けである最新の「Core X」シリーズ、Core i9-10920Xを搭載。
12コア / 24スレッドのCore i9-10920Xは、マルチスレッド性能に優れ、動画の書き出し(エンコード)時間も速く、コンテンツ制作に必要とされる作業時間を効率化できる圧倒的なパフォーマンスを有しています。
また、グラフィックスにGeForce RTX 2080 Tiを搭載し、映像素材にCGをデジタル合成し、視覚効果を加えるAfter Effectsでの素材作成も快適に行えます。
加えて、ストレージに480GBのインテル Optane SSD 900pを搭載することで、4K解像度の大容量なデータでも高速に扱うことができ、かつ耐久性にも優れ、制作物の管理も安心して扱うことができるので、クリエイティブな現場で活躍してくれます。

新機能紹介のデモンストレーションが行われたキーノート

パシフィコ横浜のホールAを一面使って行われたキーノートでは、アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長であるジェームズ マクリディ氏がステージに登壇され、Adobe MAX Japan 2019が昨年よりも規模を拡大して開催できたことについて祝辞が述べられました。
また、日本におけるDTP(卓上出版)ソフトの草分けとしてInDesignによる日本語フォントへの対応の歩みやクリエイターを題材としたアニメの作中にAdobe製品が登場するなど、日本の文化における浸透性にも触れられていました。

ホールAを一面使って行われたキーノートホールAを一面使って行われたキーノート

アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長 ジェームズ マクリディ氏アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長 ジェームズ マクリディ氏

次にAdobe製品の最高製品責任者であるスコット ベルスキー氏がステージに登壇され、独自開発されたAIのAdobe Senseiを用いた新機能について語られました。
ステージ上ではiPad版 Photoshop CCを使用したデモンストレーションなども行われ、その新機能をいち早く目にすることができました。

Adobe Inc. Creative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)スコット ベルスキー氏Adobe Inc. Creative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)スコット ベルスキー氏

キーノートが終了すると会場内に設けられた各ステージにおいて、クリエイティブな現場を知り尽くしたクリエイターたちによる40以上のセッションとワークショップが行われ、来場者が普段使用されているAdobe製品の優れた機能や使い方について学ばれていました。

各ステージで行われたクリエイター達によるセッション各ステージで行われたクリエイター達によるセッション

Adobe製品の活用術やテクニックなどを多く学べるイベント

今回、Adobe MAX Japanに参加して、実際にクリエイティブな現場で活躍されているクリエイターのセッションを拝見することができ、普段使用しているAdobe製品の活用術やテクニックなどを多く学べました。
加えて、会場内のいたるところで行われているデモンストレーションや展示されている作品などを目にし、創作意欲が増して、直ぐにでも作品づくりに勤しみたくなる、とても刺激的なイベントでした!

ライタープロフィール 職人7号

360度どこからみても凡人、職人番号ラッキー7!職人7号です。主に写真撮影、動画編集を担当。パソコン工房ECサイトのBTOPCや自作パーツ等ひろく手掛ける。店舗部門出身。

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