性能 ・比較 - Haswell Refresh(第4世代インテルCoreプロセッサー
Haswell Refresh(第4世代インテルCoreプロセッサー)とは?
ここがすごい!Haswell Refresh(第4世代インテルCoreプロセッサー)最大の特徴
インテル最新CPUの第4世代インテルCoreプロセッサーは、統合型GPUの構造を根底から見直し、演算ユニットの数を最大2.5倍に増加。これによってグラフィックスパフォーマンスを従来比で約2倍に高速化。GPUが大幅に強化されています。
またGPUの進化のみに留まらず、L2キャッシュの効率を見直し、帯域を倍増。第3世代の「Ivy Bridge」と比べて、同じクロックで10%の性能アップするなど、多数のグレードアップが図られています。
Haswell Refresh(第4世代インテルCoreプロセッサー)シリーズ別で比較
第4世代インテルCoreプロセッサー比較表と第3世代インテルCoreプロセッサーを比較。CPUクロックなどは第3世代から変更がなく、グラフィック能力が変更となります。 また、ソケット形状も変更となりますので、マザーボードが別途必要となります。第4世代インテルCoreプロセッサー対応マザーボード
製品名 | i7-4790K | i7-4790 | i7-4790S | i5-4690K | i5-4690 | i5-4590 | i5-4460 | i5-4690S | i5-4590S |
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アーキテクチャ | Haswell Refresh | ||||||||
プロセス | 22nm | ||||||||
ソケット | LGA1150 | ||||||||
対応メモリ | DDR3-1600/1333 | ||||||||
PCI-Express | 3.0 | ||||||||
コア(スレッド)数 | 4(8) | 4(4) | |||||||
動作クロック (Turbo Boost) |
4.0GHz (4.4GHz) |
3.6GHz (4.0GHz) |
3.2GHz (4.0GHz) |
3.5GHz (3.9GHz) |
3.5GHz (3.9GHz) |
3.3GHz (3.7GHz) |
3.2GHz (3.4GHz) |
3.2GHz (3.9GHz) |
3.0GHz (3.7GHz) |
キャッシュ | 8MB | 6MB | |||||||
Graphics | HD4600 | ||||||||
TDP | 88W | 84W | 65W | 88W | 65W | ||||
対応チップセット | Intel 9シリーズ |
製品名 | i3-4360 | i3-4350 | i3-4170 | i3-4150 | G3450 | G3440 | G3240 | G1850 | G1840 |
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アーキテクチャ | Haswell Refresh | ||||||||
プロセス | 22nm | ||||||||
ソケット | LGA1150 | ||||||||
対応メモリ | DDR3-1600/1333 | DDR3-1600/1333 | DDR3-1333 | ||||||
PCI-Express | 3.0 | ||||||||
コア(スレッド)数 | 2(4) | 2(2) | |||||||
動作クロック (Turbo Boost) |
3.7GHz (非搭載) |
3.6GHz (非搭載) |
3.7GHz (非搭載) |
3.5GHz (非搭載) |
3.4GHz (非搭載) |
3.3GHz (非搭載) |
3.1GHz (非搭載) |
2.9GHz (非搭載) |
2.8GHz (非搭載) |
キャッシュ | 4MB | 3MB | 3MB | 2MB | |||||
Graphics | HD4600 | HD4400 | HD | ||||||
TDP | 54W | 53W | |||||||
対応チップセット | Intel 9シリーズ |
チップセットを比較
Haswellと比べて明らかな相違点は、新機軸となるM.2スロットの有無。M.2の規格に対応した製品は従来のSATA 3.0を凌ぐ高速性能を有しているため、ハイスピードなデータ転送を可能にします。(M.2スロットは、マザーによって搭載していない可能性もございます)
チップセット比較表 | Z97 | Z87 | H97 | H87 | H81 |
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対応ソケット | LGA1150 | LGA1150 | LGA1150 | LGA1150 | LGA1150 |
画面出力(最大) | 3 | 3 | 3 | 3 | 2 |
オーバークロック機能 | ○ | ○ | × | × | × |
Intel Rapid Storage Technology対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | × (AHCIのみ) |
Intel Smart Response Technology対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
Intel Rapid Start Technology対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
USB 3.0ポート(最大数) | 6 | 6 | 6 | 6 | 2 |
SATA 6Gb/s対応ポート(最大数) | 6 | 6 | 6 | 6 | 2 |
PCI Express 2.0(5GT/s) | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 |
PCI Express M.2 対応 | ○ | × | ○ | × | × |
第4世代インテルCoreプロセッサーで強化された統合グラフィック
これまで『インテル HD Graphics』と称されていた統合型GPUは、全部で5レベルに分類が変更され、 さらに上位2レベルのGT3eとGT3は『インテル HD graphics』から『Iris(アイリス) graphics』というブランドネームにアップデートされます。 第4世代Coreプロセッサーの最上位グラフィックでは、前世代に比べて約2倍ものグラフィックパフォーマンスを実現します。
グラフィックレベル | グラフィック名 |
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GT3e | インテル Iris Pro graphics 5200 |
GT3(28W) | インテル Iris graphics 5100 |
GT3(15W) | インテル HD graphics 5000 |
GT2 | インテル HD graphics 4600/4400/4200 |
GT1 | インテル HD graphics |
省電力性能がさらに向上
アイドル時の省電力機能にC6/C7/C8/C9/C10ステートが追加。数が増えるにつれアイドル時の電力消費が低減され、
C10ステートではなんとCPUの消費電力が45mW程度にまで抑えらます。尚、デスクトップパソコンで、C6/C7ステートを利用するためには0.05Aの電流を制御できる電源を用意する必要があります。第4世代インテルCoreプロセッサー正式対応電源
※C8/C9/C10はモバイル向けCPUのみの対応となります。
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